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Precision Fit(プレシジョンフィット)番外編 プロ選手の各パーツサイズは?

今回は番外編ということで、先日おこなわれたトレックワールドで展示されていた別府史之選手仕様「Madone 9 Fumy Beppu Special Edition」とアルベルトコンタドール選手仕様の新型「Emonda SLR(エモンダ SLR)」について。

今回の展示会ではこの2台がメインブースにおかれており、来場者の注目を浴びていてたくさんの人が写真を撮っていましたが、ぼくが気になったのは「クランク長」や「ステム長」って一体どのサイズの物を使用しているんだろうという点でした。

ということで今回はこの2台のパーツ構成をレポートします。

まずは「Madone9 Fumy Beppu Special Edition」

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限定100本フレームセットで発売中の別府史之選手特注カラーモデルとして注目を浴びていた1台。このフレームに関してはH2フィットモデルのみの発売となっています。当然本人が乗るのもH2フィット。

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身長180㎝、56サイズH2フィットを使用する彼のクランク長は172.5mm仕様。新型デュラエースR9100クランクが装備されていました。

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ハンドルはMadone9 専用のインテグレーテッドバー。ハンドル形状が市販品と異なる形状だったので、おそらく特注品でしょう。ただししっかりとハンドル幅などの表記はされていました。ハンドル幅は42cm、ステム長は110mmを使用していました。

Madone 9 Fumy Beppu Special Edition」はこちらから

つづいて「Emonda SLR」

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こちらは実際にレースで使用されていたバイク。ゼッケンプレートもついたままの展示でした。

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176㎝のコンタドール選手のクランク長は170mm。こちらも新型デュラエースのクランクが取付されていました。以前は172.5mmを使用していましたがPrecision Fitを受けてこのクランク長に変更したのかもしれません。

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ハンドルはステム一体型のXXX インテグレーテッドバーを装備。ハンドル幅は42cm。ステム長は110mmを使用していました。ハンドルの構成は別府選手と同じ仕様でした。ただしフレームサイズは54サイズを使用しているのでもちろんポジションは全く異なります。

Emonda SLR(エモンダ SLR)」についてはこちらから

通常、完成車ベースで販売している56サイズのマドンは100mm。エモンダの54サイズは90mmのステムを使用しているので、どちらのモデルも通常よりは長めのステムを選択しています。TREKの選手は定期的にPrecision Fitを受けているので、柔軟性などを加味すると、どちらの選手もこの長さがベストなのでしょう。やはりプロ選手は体の柔軟性も高いようですね。

番外編は以上で終了です。次回からは通常のブログでみなさんにフィッティングに関する情報を発信していきます。

Precision Fitについてはこちらから