- 2024.03.24
- 練習会報告~半原越~
こんにちは、湘南藤沢店の若松です。
先日は、Mt.富士ヒルクライムに参加してまいりました。
結果報告をします。
受付ではゼッケンやタイム測定のためのセンサータグの受け取りを行いますが前日のみ。
場所は大会会場の富士北麓公園の中の陸上競技場です。
雨の中で濡れながらですが、無事に受け取ることができました。
いつもこの競技場に色々なブースが出ておりますが、TREKも展示していました。
とてもかっこよいEmonda SLR 9が展示されておりました。
翌日は朝がとても早いので、20:30には床に入って消灯しました。
起床時間は3:30。
レース前の割にはまずまず寝られました。
起きてすぐに朝食のおにぎり2つとバナナ1本を食べました。
この朝食は宿の方が、前夜に用意していただいたもの。ありがたくいただきました。
着替えなどをしていると、便意を催してきましたのでトイレへ。
トイレはレースでは重要です。
軽量化もありますが、なにより催した状態では走りに集中ができません。
しかも、大会会場には簡易トイレが設置されていますが大抵は長蛇の列。
大便はなるべく宿で済ますようにしております。
4:30に宿を出発。
5:00に当日駐車場である富士ふれあいセンター駐車場に到着。
5:35からローラー台でアップ開始。スタートして全開で走るために、呼吸が苦しくなるくらいまで強度を上げました。
6:00にスタート会場に出発。
会場にはすぐに着きましたが、全員が検温を通らなければならず5分くらい並びました。
会場の荷物預かりに荷物を預けて、スタートラインに着いたのが6:20くらい。
もうほとんどの選手が並んでいたので、ほぼほぼ最後尾になりました。
スタート10秒前のアナウンスを聞いたら、心拍数は120bpmに。
良い緊張感です。
無事にスタートを切ることができました!
レースは1kmのパレード走行のあと、スバルライン料金所のかなり手前からリアルスタート。
作戦通りに1時間切りグループに食い込むため、スタート直後からフルスロットル!
でも、前の集団が速すぎて少しずつ離れていく。
ポジションを維持するのもやっとの状態で、リアルスタートから5分もたたず足も心臓も限界に近くなってしまいました。
ずるずると周りの人に抜かされていきます。
苦しんでいるときに一瞬おしりを押されて、「若松さん、頑張りましょう!」
と言ってくれる選手がいました。
アクアタマで一緒に走っていた長谷川君。
苦しさは変わりませんでしたが、ずるずると落ちていくのは止めることができました。
レース中の仲間の応援は本当に力になります。
15分もすると近くで走っていた人がまとまってきて、10人程度の集団になりました。
前方にも50mくらい離れて集団が。
僕が走っている集団が、前の集団に追いつこうと必死で踏みますがじりじりと離されていく。
限界だったので、「そろそろ落ち着いてくれー」と思いながら前の選手のお尻を見ながら走っていました。
前方の100m以上差が付くころにはペースが落ち着いてきました。
集団の中にはエキシビジョンで出場していた、KINAN Racing Teamの畑中選手(!)がいました。
他の選手が千切れたタイミングを利用して、畑中選手の後ろにピタリと付かせていただきました。
畑中選手の後ろは非常に走りやすかったです。
中切れ※を起こしそうな選手を事前に察知して、中切れになる前に前に出てくれるのでペースの上げ下げが※ほとんどなかったです。
※一列棒状になっている集団の中間を走っている選手が前の人から離されてしまうことを中切れといいます。
※中切れの真後ろにいた選手は風の抵抗を受けながら加速して1車身以上の距離を詰めなければならないのでとてもきついです。
残り半分を少し過ぎたあたりでしょうか、前を走る畑中選手が先頭を引くタイミングがありました。
すこしペースアップしたためか、集団の他の選手が千切れていきました。
僕は相変わらずコバンザメのように張り付いていたので、付いていくことができました。
ここからは2人旅となりました。
引く割合としては僕が3割ほど。楽をさせていただきました(もちろん苦しいですが)。
前から落ちてくる選手をたまにかわしながら走り続ける。
最後の平地区間は強烈な向かい風。
ここも2人で先頭交代しながらゴールを目指します。
ラストの200m程度の上りでは、畑中選手のラストスパートには付いていけず。
無事にゴールすることができました。
ゴールタイム:1時間02分17秒
主催者選抜クラス順位:23位
1時間切りの目標は達成できませんでしたが、全力を出し切ることができました。
また来年も出たいと思います!