MTBで走れるオフロード(トレイル)に行ってみました!
こんにちは、スタッフ・東です。今週のお休みに知人のお誘いがあって、朝6時過ぎにMTBに乗って外へ飛び出しました!今回の僕のミッションは「
MTBビギナーがトレイルで楽しく走れるサポートをする」との事。どんな方達が待っているのか楽しみにしながら、海岸線を走っていきます。今回の相棒は
X-Caliber 8。エントリーモデルながらサスペンションやコンポーネントは本格的MTB用となっていて使い勝手の良い1台なんです。
道中は春の朝を満喫!桜に菜の花に、鮮やかな新緑!こんな景色を静かな朝の街中を抜けていきながら眺められるのは早起きのご褒美でしょうか(笑)
目的地に到着!お誘いを頂いた方は
二子山山系マウンテンバイク・プロジェクトというMTBユーザーによる自然環境保護活動を行っている団体に所属している方なんですが、その方がメインで活動されるエリアを今日は走ってみよう!という事なんです。僕の他にもサポートの方々が居て、現地に到着した後、ブリーフィングを行いました~!
そして、今回お手伝いさせていただく
パタゴニア・鎌倉の皆さまと合流~。ストアスタッフさまの有志でMTBを体験してみよう!と言う趣旨だということです!MTBにはじめて乗車するという方も多かったので、合流後、MTBのポジションやギア操作などを実際に体験してもらい、その後、トレイルのちょっとしたルールを説明して出発です。人数が多いと危険を伴う為、今回は複数に分けられた少人数のグループの先頭・最後尾にサポートライダーがカバーする形。色々と取り決めした後に早速出発します!
途中のトレイル~!シングルトラックをグループメンバーで駆けていきます。最初の内は皆様、オフロードの凹凸に対して体がガッチリ固まってしまってましたね。しかし走行時間が経過する度に、どんどん「ゆる~く」凹凸のショックを吸収するポジションを習得!これは参加していたサポートライダーみんながびっくりしていた事実です。人間の適応力って素晴らしいな~と思ってみていました。
しかし、はじめて来たこの場所は本当に良い場所です!とても神奈川県の小さな里山とは思えないほど自然が豊富で、ウグイスやメジロの鳴き声が美しく響き渡ります♪しかし、このトレイルの保全は自然には成り立たないんです。かつてはMTBライダーが周囲の里山を荒らしてしまい、立ち入りを制限されている場所が多数ある現状なんです。近年、そんな現状を変えたいと立ち上がったライダーが少しずつ増えています。僕たちもそんなライダーのお手伝いが出来ればと、最近は保全活動のお手伝いに参加しています。
各グループがオフロードを楽しんだあと、再び全員集合でランチ!参加者の皆様から多かったのは「他のスポーツ(特にサーフィンやカヌーなど)と似ているところがある!」というコメントでした!僕はあいにく二つのスポーツが未経験なので悔しいところなんですが、他のアクティビティを楽しんでいる方がそう感じるというのは、新鮮でした!
また「MTBのプロモーションビデオみたいに過激かと思っていたらすごくのんびり走れて、これなら楽しい!と思えた」というようなコメントも頂きました。これは僕もまさしく!と思ったポイントです。MTB=ケガするというわけではありません。むしろあまり過激な走行は里山ライドでは好まれない為、スリリングなライドは極力控える傾向にあります。というわけで、ロードバイクが乗れたらMTBでの里山ライドも行けるんだけどな~というモヤモヤした気持ちが解消されたコメントでした(笑)
というわけで、初エリアのトレイルを大満足で楽しんできました。ライドが楽しいとその後の掃除も楽しいですね(笑)フレームに跳ねたドロを落とします。こうやって見た目が綺麗になっていく様子はなかなか達成感があるもの。
先ほど見て頂いた写真にも写っていたタイヤの土もしっかりと落とします。実はこの掃除も大切な保全活動の一つ。植生の違うエリアの土を持ち込んでしまうと、そのエリアには居ない微生物や植物の種子を落としてしまう事につながります。そうすると生態系に影響を与える恐れもありますので、こうやって掃除する事で次のMTBライドも環境に優しく走れるわけです。
というわけで、湘南藤沢店では「MTBライド」を推しています!これまでロードバイク・クロスバイクしか乗ったことないという方、MTB持ってはいるけれどオフロードは走ったことないという方、もったいないですよ~スポーツ自転車の魅力の一部だけではなく、全部を楽しんじゃいましょう!