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Precision Fit(プレシジョンフィット) ロードバイクのハンドルについて 2

前回の続き

前回はロードバイクに取り付けられている「ドロップハンドル」について基本的な説明をしました。今回はドロップハンドルの形状が変わることで、ポジションにどの程度変化があるのか検証してみたいと思います。

検証に使用したハンドル

■Bontrager(ボントレガー) Race VR-C Road Handlebar

アルミ構造のオーソドックスなハンドル。ほとんどのTREK(トレック)ロードバイク完成車に初めから装着されているハンドルです。

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■Bontrager(ボントレガー) Elite IsoZone VR-SF

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同じくアルミ構造のハンドル。下ハンドル部分を上ハンドル部分に比べてやや広めの幅にすることで下ハンドルをより握りやすくした形状の「コンパクトフレア」設計のハンドルです。

 

それぞれを比べてみた

今回はハンドル形状の違いから生じる、ポジション変化を検証するためにハンドル幅は同じ420㎜を使用しています。

下ハンドルを持ったポジション

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Bontrager(ボントレガー) Race VR-C Road Handlebar使用

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Bontrager(ボントレガー) Elite IsoZone VR-SFを使用

Elite IsoZone VR-SFハンドルの方が腕がやや広がってハンドルを握っているのが確認できます。下ハンドルを握った際に力が入れにくい、窮屈に感じる。という方には「コンパクトフレア」が向いています。

レバー部分を握ったポジション

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Bontrager(ボントレガー) Race VR-C Road Handlebar使用

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Bontrager(ボントレガー) Elite IsoZone VR-SFを使用

横から見るとVR-Cハンドルの方が上半身がやや開く形となります。これは前回説明した「リーチ」の違いが影響しています。二つのハンドルはリーチ差が25㎜あるため、ポジションにも変化があらわれました。ステムの変更をせずに、上半身のポジションを変更したい方はリーチの違うハンドルを選択することでポジションの調整ができます。

形状変更をするとポジションも大きく変わる

このようにハンドル形状が違うとポジションも変わってきます。ポジションの変更はペダリングの効率や出力(ワット数)にも影響がでるため、本当に自分にあっているハンドルを選ぶにはフィッティングが有効になります。プレシジョンフィットでは、レース、サイクリング等、どのようなシーンでロードバイクを使用したいのか、身体の柔軟性も考慮して最適なポジションを提供します。ハンドル選びでお悩みの方にもおすすめのプログラムです。

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