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実は奥が深い、クリート位置について3

前回、前々回からの続き

さて前回までに、クリート位置(前後、クリートの向き)について説明しましたが実際にプレシジョンフィットでの適正位置と、そうでない位置ではペダリング効率や出力などが、どう変化するのかフィットバイクとSpinScan(スピンスキャン)を使用してチェックしてみたいと思います。

dsc_4721

まずは前後位置を、拇指球の位置がペダル軸の中心になるよう調整して、シューズに対してクリートの向きが真っ直ぐになるよう調整した位置でデータを計測してみます。

dsc_4712
クリートの位置、向き共にデフォルトの状態)

続いて、前後位置とクリートの向きをそれぞれぼくの適正位置に調整してデータを計測してみます。

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(クリートの位置を拇指球よりもやや後ろ、向きもやや内側に先端が寄っている状態)

それぞれの計測データを見比べる

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(デフォルトの計測データ)

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(適正位置での計測データ)

ケイデンスやぺダリング効率については大きな変化はありませんでしたが出力の数値に変化がみられました。これは、前後位置を拇指球のやや後ろ側に設定する事でより力が入りやすくなっていることが原因です。クリートの向きについては今回の数値からの違いを読み取ることは難しいですが、長距離サイクリングになるにつれて症状がでてくる膝の痛みの軽減には効果があると推測できます。

結論、クリートの位置を変えるだけで生み出す出力は上昇する

たった数ミリ調整するだけで出力が変わり、膝や足裏の痛みを緩和、消すことができるのがクリート位置調整です。今、お悩みを抱えている方はもちろん、これからビンディングペダルに挑戦しようかな、と考えている初心者の方も導入時にしっかりとクリート位置をだしておけば、痛みとは無縁なサイクリングライフを過ごせます。まずはプレシジョンフィット、またはThe Fitを受けてみることをオススメします。

プレシジョンフィットについてはこちら

https://chibacycle.com/special/index.php?p=1030

The Fitについてはこちら

https://chibacycle.com/special/index.php?p=2603