- 2024.03.26
- クロスバイク乗車中、手首が痛い!そんな時はハンドル周りのカスタムに挑戦!!
ご来店いただいた際によく「通常モデルと女性モデルって何が違うんですか?」という質問をいただきます。確かに、メーカーページをみて女性専用設計とは書いてあっても、具体的にどこが違うのかがわかり辛い…。
そこで、「スポーツバイクのことをまったく知らない女性でもわかりやすく読める」記事目指して、相模大野エリア唯一の女性スタッフ・笹子(ささこ)が、詳しくご説明いたします!ブックマークよろしくおねがいいたします!
通常モデルと女性モデル、ぱっと見では違いがわかりづらいですが、しっかりと違いがあるんです。
詳しく説明していきましょう。
ここが一番大きなところです。
通常モデルはS、M、L、XLの4サイズ展開。
身長150cm~190cmくらいまでの方までカバーします。
対して女性モデルはXS、S、Mの3サイズ展開。
身長140cm~170cmくらいまでの方に適したサイズ。男女兼用モデルにはなかった、140cm台の方からでも乗車できるサイズ展開になっています。
そしてフレームも女性専用設計になっており、男女兼用モデルよりもトップチューブのスローピングが深めに設計されいるので、女性でもまたがりやすい仕様になっています。
男性と女性では骨盤の形に違いがあり、女性のほうが幅広い形状をしています。
そのため、男性向けのサドルでは骨盤がしっかり支えることができずペダルを漕いだときにうまく力を入れられなかったり、お尻の痛みが出ることも。
女性専用設計のサドルは女性の骨盤の幅に合わせた幅広のものを標準搭載しており、しっかり骨盤が支えられお尻の痛みが出にくくなっています。
モデルによってカラー展開は異なりますが、FX 3 Discでは通常モデル(男女兼用モデル)は4色展開。女性モデルは2色展開です。
カラーリングもパリコレや流行カラーを研究して決定しているので、女性好みのカラーが多いのも特徴です。
以上4つが主な違いです。
あくまで女性「向け」設計なので、好みのカラーが通常モデルにある!という場合、サイズが合えば乗車しても問題ありません。
サドルを女性向けのものに変更すればより快適に乗車できるでしょう。
その逆で、男性だけどお好みのカラーが女性モデルにある!というパターンでも同様です。
スポーツバイクは、適正なサイズに乗ることで快適に乗車することができます。では、サイズが合わないものに乗車したらどうなるのか?
実際に私・笹子がまたがってみました!
今回使用するのはTREK(トレック)の超人気クロスバイクFXシリーズ。一番小さいサイズのXSから、S・M・L・XLまで合計5サイズを用意しました。
車体のフレームサイズはフレームに貼ってあるシールで確認できます。
ちなみに私の身長は158cm、サドルの高さは一部を除いて62cmで統一しています。
まずは適正なフレームサイズにまたがってみましょう。
私の適正サイズはSサイズ。横から見たときに、上半身と腕の角度が大体80度くらい、腕もひじが軽く曲げられるくらい余裕がある状態です。
サドルとハンドルの高さを見ると、気持ちサドルのほうが低いくらいの位置にありますね。
これを踏まえて、サイズの合わない車体に乗車したらどうなるのか?
順番にみていきましょう!
まずは小さいサイズのXSサイズから。手が身体の距離をみると、Sサイズの時よりも少し近くにありますね。
またがった時の体感としては誤差の範囲くらいの具合に感じるのですが、実際に走行してみるとすこし窮屈に感じます。
また、サドルの高さを適正位置まで出すと、ハンドルとほぼ同じくらいの高さになる=ハンドル側に体重がかかりやすくなるため、手首の疲れや痛みが出やすくなります。
ただ、乗れないほどか?と聞かれれば普通に乗れます。
Sサイズと比べると先に書いた窮屈さと、身体と手の距離が近いことによるふらつきやすさを感じます。
さて、逆に大きい場合はどうでしょうか。
Mサイズは手と身体の距離がやや離れます。
こちらも車体にまたがっただけの状態だと誤差の範囲程度にしか感じないのですが、実走してみると意外と身体と手の距離が遠く、肩と背中が少~し頑張ってる感覚が…。
長距離はきついとは思いますが、乗れなくはない…いったところです。
次にLサイズ。ハンドルが身体から遠すぎて腕がピンと伸び、姿勢も上半身が倒れて深めの前傾姿勢になっていますね…。ここまで遠いとまたがっただけでも違和感があります。
また、前傾姿勢が深まる分、首も上にあげなければ周りが見渡せません。
実走すると明らかに背中や肩に負担がかかっている感覚が強く、長い時間走行すれば疲労や肩こりが起こりそうです。
さらにサドルとハンドルの高さを見比べると、サドルが低めの位置にあります。
この姿勢ではお尻に体重が強くかかるため、お尻の痛みが出やすくなります。
XLサイズにいたってはさらに身体の距離が遠くなるし、サドルを一番下まで下げても適正なサドルの高さが出せません。
このままペダルをこぐと、下死点(6時の位置)に来たときにつま先立ちの状態になってしまいます…。
L・XLサイズはどうしてもハンドル位置を高くしたい・フレームの形が好みとか、何か特別な事情がなければ私は乗れません…。
こうして画像と実感覚を比べると、適正サイズをお選びいただくことがいかに大切か、よくお判りいただけると思います。
街乗りからちょっとしたサイクリングまで様々な用途で使用したい方にオススメです。
重量を軽く、そしてコストも抑えるため、フレームとフロントフォークにはアルミを採用しています。
ギアは前3段×後8段を搭載しているので、平地はもちろん坂道もスイスイ走行できます!
※2020モデルの動画となりますが、2021年モデルと同じ仕様です。
街中も長距離も、どちらもより快適に走りたい方にオススメです!
フロントフォークやグリップは腕や手首が疲れにくいよう、衝撃吸収に優れた素材を使用。
形状も衝撃吸収性を高める設計になっているので、FX2以上の快適さがあります。
※2020モデルの動画となりますが、2021年モデルと同じ仕様です。
これからスポーツバイクをはじめる方はもちろん、乗りなれてきた方にもオススメのアイテムをご紹介します!
スポーツバイク乗車後、ご相談いただくことの多いお尻の痛み。
そんな方にオススメなのが、サドルカバーとインナーパンツです!
サドルカバーの下にはクッションが入っており、圧迫と振動によるお尻の痛みを軽減してくれます。
クッションはゲル状でへたりづらく、お値段も高いものでも3000円程とリーズナブル。お手軽に試したい、という方にオススメです!
スポーツバイクのスマートな見た目を崩したくない方や、長距離乗車される方であればインナーパンツがオススメ。
パンツにクッションが縫い付けられており、お尻にフィットするように成型されているのでサドルに座ったときにクッションがずれたりせず、長距離も快適に乗車できます!
普段のお買い物はもちろん、サイクリング時に避けて通れない紫外線。
そんな紫外線から腕を守ってくれるのがアームカバー!
さらりとした生地と腕の内側のメッシュ生地が汗の排出を助けつつも、しっかりとUVカットもしてくれる優れもの。
寒暖差の大きい今の時季には防寒対策としてもオススメです!
こちらもUVケアアイテム!首元は地面から高い位置にあり、頭の次に強く紫外線を受ける部分なのでしっかりとUVケアをしましょう!
顔も覆えるくらい長めに作られているので、日焼け止め・お化粧落ちが気になったら顔も隠せる上に、防寒対策としても使えるアイテムです!
通勤・通学や日々のお買い物で荷物が多い方には前カゴがあると便利!
特にRIXEN&KAUL(リクセン&カウル)の前カゴはワンタッチで着脱できるので、必要ない日は取り外すことができます!
サイクリング中にスマートフォンやお財布など、貴重品やちょっとしたものを入れたい・・・という方にはハンドルバーバッグがオススメ!
こちらも前カゴ同様着脱が簡単にできるので、サイクリング先で持ち歩きができます。
ショルダーベルトつきのタイプを選べばより持ち運びが楽になります!