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[ビギナー向け]タイヤのチェック方法を知ろう!

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愛車のタイヤは大丈夫ですか?

スポーツバイクを購入されたみなさま、サイクリングを楽しんでますか?

自転車を楽しむための重要な部分の一つ、タイヤ。劣化や摩耗が進んでいると走行中にスリップや、パンクしやすくなるため、定期的なチェックや交換が必須な部分です!

ぜひこの記事を読んで、チェック方法について学んでいきましょう!

 

タイヤ 各部の名称

何事もまずは基礎から。
ということで、タイヤの構造から学んでいきましょう!

 

Tire

トレッド

路面と接するゴム部分のことを指します。
この部分に成形される溝はトレッドパターンと呼ばれ、その形によって「グリップ力の向上」「タイヤの柔軟性の調整」「路面の水滴を逃がす」など、さまざまな効果を発揮します。
ロードバイク用など、高速走行をメインにしたものは溝がないものもあります。そういったものはスリックタイヤと呼ばれます。

耐パンクベルト

その名の通り、耐パンク性能をアップさせるものです。
Bontragerでは「Hard Case Lite」「Hard Case」、シュワルベでは「SMARTGUARD」「DUALGUARD」「RACEGUARD」などがそれにあたります。
ゴム繊維(ファブリック)ゴムと繊維の混合など、素材によって耐久性・重量が変化するため、メーカーはそのタイヤの特性ともっとも相性が良いものを組み合わせています。
図解ではトレッドとケーシングの間に入っていますが、ケーシング下にも耐パンクベルト入っているものもあります。

ケーシング

タイヤの骨格となる部分です。
網目状になっており、ここに織り込まれている繊維数によってタイヤの質が変わります。

ビード

タイヤの縁の部分。タイヤに空気を入れることでビードがホイールに引っ掛かり、リムからタイヤが外れないよう固定されます。
ワイヤーを入れ耐久性をアップさせた「ワイヤービード」、アラミド繊維でできた「ケブラービード」の2種類があります。

 

タイヤ交換時期はどう見極める?

見るべきポイントは3つ!どれか1つでも当てはまったらはやめに交換しましょう!

① 摩耗

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タイヤのトレッドは新品の時にはなだらかなカーブを描いていますが、摩耗してくると台形に近い形になります。
フラットになっているなら交換時期です!

 

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さらに摩耗が進むと色の違うゴムのような部分(耐パンクベルト)や、網目状の糸のようなもの(ケーシング)が見えてくることがありますが、それは削れすぎのサイン!パンクのリスクが高まっている状態なので、早急に交換が必要です!
タイヤサイドにも同様の症状がでることがあるので、見逃しのないようチェックしましょう!

 

② 劣化

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劣化が進行すると、トレッドとタイヤサイドにひび割れが発生し、タイヤ表面の質感も固くつるつるとした触り心地になります。
こうなると少しの衝撃でゴムが剥がれ落ちてパンクしやすくなったり、スリップしやすくなりますので、早めの交換がおすすめです!

通勤・通学などで乗車頻度が高い方や室外保管の場合は1年~1年半くらい、週1,2回くらいの乗車頻度の方や室内保管の場合は2年くらいで交換時期まで達する方が多いです。
ただし、保管状況・お使いのタイヤの特性によっても変動しますので、こまめに状態チェックをしましょう!

 

③ 変形

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↑ややわかりにくいですが、タイヤの摩耗と同時に変形を起こしています。

タイヤを正面から見たときに、ぐにゃりと歪んでいることがあります。
これは夏場の暑い時期に起こりやすく、急ブレーキなどでケーシングが引っ張られることで起こる現象です。

また、タイヤサイドに擦れ傷のようなダメージがあると、一部分だけがおもちのように膨れることがあります
これは中のチューブの空気圧にタイヤが負けておこる症状です。

前者は走行中に一定周期でふらつきを感じ、後者はタイヤが破れると突然パンクしてしまうことがあります。
どちらも調整ではなおせないため、上記症状が出たら交換が必要です!

 

定期的にチェックしよう!

タイヤは常に路面と接地しているため、ちょっとの異常で安全性に支障が出やすい部分です。
定期的にチェックして、安全にスポーツバイクを楽しみましょう♪

また、摩耗が進んでいるならタイヤのアップグレードもオススメです!
今後選び方などをブログ記事にまとめたいと思いますので、お楽しみに!

 

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