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[試乗可]TREK Madone SL6 Disc入荷しました![マドン]

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Madone SLRと同じ機構を備えた高コスパ車体「Madone SL6 Disc」の特徴解説!

2019モデルから登場したトレックのエアロロード「Madone(マドン)SLR」は、極限の空力性能を引き出しつつ快適性を備えたバイクとして高評価をいただいております。

そんなSLRと全く同型の機構を備え、さらには「ディスクブレーキ」仕様で価格が10%税込583,000円とかなりのコストパフォーマンスで登場したので、今回はスペックや特徴的なポイントをご紹介したいと思います!

 

■目次

Madone SLRやMadone SL6と異なるポイント(2019年5月15日 紹介動画追加)

 ・フレームのOCLVカーボングレードについて

 ・調整式ISOスピードを搭載!

待望の「DHバー」が装着できる!

 ・ハンドル/ステムの仕様について

 ・Madone SLRにも「ノーマルステム/ハンドル変換アダプタ」が発売予定?

試乗車用意しています!

 

Madone SLRやMadone SL6と異なるポイント

1.Madone SLRとの違い:OCLVカーボングレードが異なります

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今回登場したMadone SL6 Discは、現在トレックが使用しているロードバイクのグレードのうち、上から2番目にあたるSLグレードが使用する「OCLV500カーボン」を使用しています。この点がMadone SLRとの最大の違いとなります。

極限状態でさらに速さを求めるような走りを期待したり、トレックが持つカーボン技術の最上位グレードを味わいたいとお考えのかたには「Madone SLR」が最適ということには変わりありません。

しかし、マドンシリーズが持つ「究極の空力性能」を実現するための同じフォルムを持つ「Madone SL6 Disc」はこれまでのロードバイクとは一線を画する高い高速巡行能力を備えているため、サイクリングでの平地区間でより快適でよく走るバイクを探しているかた、ホビーレースで自己ベスト更新を狙っているかたなどにはぴったりの車体になると思います。

OCLVカーボングレードによる乗り心地の違いなどについては、別記事にまとめているのでそちらもご覧ください!

関連リンク:TREKのカーボングレードをおさらい!(記事に掲載されているモデルは少々古めです)

 

2.Madone SL6(リムブレーキ)との違い:フレームの設計が異なります

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前モデル「Madone 9」をベースとする「Madone SL6」

 

今回登場したMadone SL6 Discにはブレーキ方式が「リムブレーキ」になっている「Madone SL6」という車体が先行して販売されています。

グレード名が一緒なので、フレーム形状も同じと思いきやこの2つの車種はベースになっているモデルが異なることに注意が必要です。

リムブレーキ版の「Madone SL6」は、2018年以前に販売されていた「Madone 9」をベースにしています。そのため、基本的なエアロロードという点は同じですが、「ISO SPEED機構」「ヘッドチューブ回りの形状」などが異なる仕様になっています。

 

 

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Madone SL6 Discは「Madone SL6」にない、調整式ISO SPEEDを備える

 

一方で、今回登場した「Madone SL6 Disc」はブレーキ方式がディスクブレーキへと変更されているだけではなく、ベースモデルが最新モデルである「Madone SLR」となっています。

そのため、非常に評価の高い「調整式ISO SPEED」を備えており、快適性などはMadone SL6と比較して向上している点が挙げられます。

発売時期の違いによるものではありますが、リムブレーキ版とディスクブレーキ版でフレーム設計が大きく異なっている点はおさえておいたほうがいいでしょう。

 

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さらに:「装着感がかっこいい!」とご好評のサドル直下マウントにも対応。人気の「Flare RT」との相性が抜群です!

 

トライアスロンユーザーに朗報!新型フレームでも「DHバー」装着が可能に!

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本車種にはノーマルステム&ハンドルバーを使える変換アダプタが用いられる

 

Madone SLR/ SLのハンドル仕様について

「Madone SLR」は専用の「ハンドル/ステム」の投入により、妥協のない高い空力性能を獲得しているのですが、一方で「DHバー」の装着に非対応という状態でした。

登りの多い国内のトライアスロンレースなどではロードバイクを積極的に使うライダーから「マドンにDHバーが装着できるようにしてほしい!」という要望が続いている状態でしたが、ついにこの問題が解決されるようになります!

「Madone SL6 Disc」は、上の写真のように初期状態からノーマルタイプのステム/ハンドルバーを装着しています。そしてそのヘッドチューブ部分にはちょこっとだけワイヤーが見えるような形で処理されています。

ちなみに「Madone SLR」の同じ個所は下の写真のような感じです。

 

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引用:https://www.bikeradar.com/news/trek-revamps-madone-with-discs-top-tube-isospeed/

 

専用ステム/ハンドルバーに比べれば、完璧な一体化は果たせないものの、実用上は悪くないレベルで処理できていると思います。

そして何より自分の好みのセッティングが可能という点では、メリットも多く機材としての自由度が上がった点は好印象ですね!

ちなみに専用ステム/ハンドルバー+ヘッドチューブスペーサーを用いれば、「Madone SL6 Disc」も「Madone SLR」と同じ仕上げにすることも可能です!

 

Madone SLRにもノーマルステム/ハンドルバー向けの変換アダプタが発売予定?

現在、Madone SLRを利用しているかたにも朗報です。噂されていた「変換アダプタ」が、「Madone SL6 Disc」で現実のものとなった今、この変換アダプタの発売は確定となりました。時期はまだ未定ですが詳細が分かり次第ご紹介いたしますので、ぜひご期待ください!

 

2020年モデル マドンSL6ディスク 紹介動画

 

 

試乗車をご用意しました!

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さて、今回ご紹介した「Madone SL6 Disc」のポイントを解説してきました。非常に魅力ある一台だと思います。そんなにいうなら「試してみたい!」となりませんか?

今回店頭に入荷した車体は試乗車として皆さまにも性能を体感していただけるように整備しました!

現在、当店(湘南藤沢店)に常設展示/試乗受付中ですので、気になったかたは足をお運びください!

 

※試乗の際には身分証明書が必要となりますのでご用意してお越しください。

 

関連リンク:2020年モデルMadoneSL6紹介ページ

関連リンク:2019 / 2020マドン紹介ページ