- 2024.03.24
- 練習会報告~半原越~
こんにちは!湘南藤沢店スタッフの若松です。
自己紹介を兼ねて、これまでの自転車との関わりを書いていきたいと思います。長くなるので3回に分けます。今回は自転車競技に興味を持ち、初めてのロードバイクを手に入れる所までをご紹介します。
僕は中学1年生の時から大学4年生の10年間、陸上部に所属して長距離走を続けてきました。走るのは比較的に得意だったけれども飛びぬけて速いという選手ではありませんでした。一番良かった結果でも高校生の時に5000mで県大会の予選に出られたくらい。5000mのベストタイムは大学3年の年に出した15分08秒です。トップレベルで勝負するには少なくとも14分台の前半で走れないといけません。華々しい活躍は全く期待できないような実力でした。
2006年箱根駅伝予選会in立川 大学3年の時。予選会に出る!ことが目標でした(笑)
僕は故障が多い選手でした。中学から大学までずっと故障と復帰を繰り返していて、1/3は故障期間だったと思います。そんな状態だったので、「しっかりトレーニングを続けられればもっと速くなれるはず」と思いながらの選手生活でした。
大学の卒業と共に陸上部を引退しましたが、やり切れてない思いを残していました。だから社会人になっても陸上長距離競技を続けるつもりでした。ところが大学時代の故障が治らなくなっていました。ジョギングは辛うじてできましたが、痛みでとても全力で走ることが出来ません。モートン病という足の神経が太くなってしまう病気を発症していました。しばらく走らなければ治るかもしれないと思ってウォーキングしかしない日々を過ごしました。たまに走ってみるのですが、ほとんど良くなっていない。3カ月経っても一向に治る気配がありません。
陸上を諦める気持ちが芽生えると同時に「自転車競技にチャレンジしてみようか」と思い立ちました。
高校生の時に陸上部の友人がシャカリキ!という自転車競技を描いた漫画を貸してくれて熱心に読んだことがあったので自転車競技の存在を知っていました。これまでのトレーニングの積み重ねも生かせる気がしました。
インターネットで調べた家の近くの自転車屋さんにどきどきしながら行きました。「自転車競技をしたいから自転車を見繕ってください。予算20万円くらいで」とお願いして色々説明を聞きながら物を決めていきました。全く知識が無いのでほぼ言われた通りに選んだら、アクセサリー含めて30万円くらいになったかな(笑)でも、今思い返してもよい買い物をしたと思います
初めての一台はスペシャライズド フェスティナカラーのE5アルミフレーム。軽快車(いわゆるママチャリ)しか知らなかった自分としては、こんなに軽い自転車があるのかと驚きました。
今回は初めてのロードバイクを手に入れるまでの経緯をご紹介いたしました。次回は初心者時代~実業団レースにチャレンジしていた時代をご紹介する予定です!