- 2024.03.26
- クロスバイク乗車中、手首が痛い!そんな時はハンドル周りのカスタムに挑戦!!
気温が35度以上の日もあり、今年の夏も猛暑が続きますね…。
そんな暑さが厳しい時期にクロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクなどのスポーツサイクルで増えるのがタイヤ周りのトラブル。ホイール周りからの異音やふらつき、振動を感じる!と思ってタイヤを見てみると、ヘビのようにS字に曲がっていたり、コブができたように変形していることも。
その原因とは?また、対策や直し方などもこのブログにてご紹介します!
タイヤは網目状に張り巡らされた糸(ケーシング)によって骨組みをつくっており、変形はこの糸が切れることで起こります。
車業界だとピンチカットと呼ばれる現象ですね。
では、なぜ切れるのか?また、夏場に多く発生するのはなぜでしょうか。
夏場のアスファルトは50~60度程度、猛暑日などは70度近くまで達することもあるといわれています。
その熱によって空気が膨張し、そのまま保管していると適正空気圧を超えてしまうことも。
パンパンに膨らんだチューブの圧力によってケーシングにダメージを負わせてしまい、タイヤがゆがんできます。
縁石にタイヤをこすってしまった時・急ブレーキをかけた時などは、タイヤが路面と強く接触します。
その衝撃によってケーシングにダメージが加わるため、変形の原因となります。
タイヤもながく使っていると劣化が進むことでダメージを受けやすくなり、走行中などにケーシングが切れてしまうこともあります。
タイヤ表面やサイドにひび割れなどが見受けられる場合は注意が必要です。
以下のリンク先でタイヤのチェック方法をご紹介していますので、愛車のタイヤに問題がないかぜひチェックしてみてくださいね!
ケーシングは一度切れてしまうと修正ができないため、タイヤ交換が必要になります。
また、中のチューブもダメージを負っているケースが多いため、合わせてチューブ交換もオススメしています。
タイヤは車種によってさまざまな車輪径や太さがあります。
愛車に合ったものを選びましょう!
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↑タイヤ交換時は合わせてリムストラップの状態をチェックすることをおすすめします!
夏場は適正空気圧の中央値または10~20psiほど下げての調整がおすすめです。
ただし、適正圧より低くてもケーシングにダメージを与えたり、パンクのリスクが高まるため適正圧内に収めるようにしましょう。
段差を降りるときはスピードを落としてサドルからお尻を上げる。強くブレーキをかけるシーンを減らすなど、衝撃が極力かからないようにするとケーシングへのダメージを減らすことができます。
タイヤなどのゴム製品は使用しなくても劣化が進みます。
寿命は2年といわれているため、外観で削れやひび割れなどがみられなくても2年に1回は交換しておくことをおすすめします。
ちばサイクルでは他店購入や他メーカーの車体も点検や修理を承っています。
「このタイヤ、まだ使えるかな?」「タイヤが変形してるけど自分で交換できない…」などなど、お困りの際はぜひ最寄りのちばサイクルへご相談くださいね!