この記事を検索されてきたかたは、「2017年最新モデル」のクロスバイク/ロードバイクをお探しかと思います。実は、スポーツ自転車の販売サイクルに「その年の夏に来期モデルの発表&入れ替え」という習慣があります。そのため、すでに店頭には「2018年モデル」が並び始めています。
というわけで、当店では2018年モデルのうち、TREK(トレック)というメーカーの最新情報を最速でまとめた記事をご用意いたしました!そちらも併せてご覧ください!
・[2018モデル]初心者にもおすすめのロードバイク&クロスバイク紹介
今年は「自転車通勤(ジテツー)」や「サイクリング」を趣味で始めたい!という方へ、ロードバイク&クロスバイクの中から「TREK(トレック)」というメーカーの2017年人気車種を紹介いたします!
2017/3/15:ロードバイク向けキャンペーン情報を掲載しました。
2017/4/9:ゼクターの乗車インプレ記事を関連記事として掲載しました。
今回ご紹介するトレックをはじめとしたロードバイク&クロスバイクのような「スポーツ自転車」専門のブランドが提供するバイクは、インターネット検索で目にする3万円~のクロスバイクに比べると、価格は高めの設定です。
クロスバイクやロードバイクは見た目だけではなく、機能性を考慮したパーツの選定やフレーム設計がなされているものを指すはずですが、一部のクロスバイクやロードバイクと銘打たれているバイクには「かなり一般車寄り」の自転車があるのも事実。
この見極めは、初心者の方には難しいと思います。そこでおすすめしたいのは、「スポーツ自転車専門店」へ出向いてみる事です。以前に比べて、はじめてのお客様に分かりやすい接客を心がけている店舗も多いです。私たち「ちばサイクル」もその一つですので、購入・検討の際はぜひ、足を運んでみてください。
1.Emonda(エモンダ) ALR5(10万円台アルミロード)
選択を間違えないオールラウンダーバイク
2.Domane(ドマーネ) ALR4(10万円台アルミロード)
快適性を最大限に引き出した新モデル
3.Emonda(エモンダ) S5(20万円台カーボンロード)
初心者向けカーボンロードの決定版
4.Domane(ドマーネ) S4(20万円台カーボンロード)
他には無い「カラーリング」が最大の魅力
5.Emonda(エモンダ) SL5(20万円台カーボンロード)
最上位モデルに迫る高スペック車両
1.FX 1(5万円以下クロスバイク)
大手ブランド車両を格安でスタート
2.FX 3(7万円台クロスバイク)
高級感のある作りと性能に定評あり
3.DS 2(7万円台クロスバイク)
ダート走行も可能なハイブリッドモデル
4.Marlin 6(7万円台マウンテンバイク)
MTBなのに!?シティクルーズに最適
5.Zektor 2(8万円台クロスバイク)
ディスクブレーキ搭載の新型車
アメリカの大手スポーツサイクルブランド。日本国内でもNo2のシェア。ロードバイク / クロスバイク / マウンテンバイクの製造を手がけ、いずれの分野でも広く知られています。
★ロードバイクの人気車種
トレック エモンダ ALR5 / カラー:Viper Red
ロードバイクを購入した方の、10人中8人から高い評価をいただくモデルです。お客さまからは「最初のひと踏みですごく進む感じがする」「車体を持ち上げたときの軽さにびっくりした」というお言葉をよくいただきます。
スタッフの実走レビュー:「TREK(トレック) Emonda ALR5(エモンダALR5)2017モデルレビュー!」
この自転車はいわゆる「アルミロード」ですが、20万円台のカーボンロードを上回る「フレームの軽量さ」が特徴。その秘密は新開発されたアルミフレームの製造法によります。
軽いだけではなく、フレームの推進力を生む「高い強度」も合わせ持ちます。この点はCannondale CAAD12(キャノンデール キャド12)と似た性質ですが、乗り心地の良さではエモンダ ALRの方に軍配があがるといったお言葉を頂いたことがあります。
バランスのとれた性能を発揮するので、「ロードバイクを持ちたいけどツーリングもしたいし、通勤にも使うかも…。仲間ができたらイベントにも参加してみたい!」というような幅広い用途に対応します。
トレック エモンダ ALR5 / カラー:Trek Black
トレック エモンダ ALR5 / カラー:Green-Light
トレック ドマーネ ALR4 / カラー:Quick Silver
ドマーネは石畳を走るレース(パリ~ルーベ)向けの自転車として開発されました。完成品が日本にやってくると、次々に「これまでのロードバイクより乗り心地が良くなってる!」という声があがりました。
ご紹介する「ドマーネ ALR4」はアルミフレームながら、高い快適性を備えることが特徴の一台です。
快適性の秘密は「ISO SPEED(アイソスピード)」にあります。バイクフレームを大きくしならせるための仕掛けが施されており、衝撃を緩和する性能を高めています。
また、ロードバイクの中でも太いタイヤが装着可能(太いタイヤは安定感と乗り心地に影響します)な点もエモンダとは異なります。
エモンダほど軽快さはないものの、高級セダンに乗っているような「安心感」がロードバイク初心者のみなさまに好評なようです。
トレック ドマーネ ALR4 / カラー:Viper Red(チームレプリカ)
トレック エモンダ S5 / カラー:Tour Yellow
エモンダ Sシリーズはフレーム+フロントフォーク全てが「カーボン」で成形されています。現在、ロードバイクの上位モデルの多数はカーボン製で占められていますが、このバイクはその入門モデルという位置づけです。
S5のフレームは、ロングライドに適していると言えます。アルミロードと比べると、段差を乗り越えたときの衝撃はマイルドなものとなります。
路面の凹凸から来る衝撃を緩和する=疲労感の軽減につながりますので、長い時間の乗車に高い効果が期待できます。
コンポーネント(変速機/ブレーキ等の総称)は、SHIMANO(シマノ)製「105」を採用。このコンポは、幅広い層から支持されているのですが、理由は以下の通りです。
■上位モデルゆずりの技術を盛り込んでいて、変速/ブレーキフィーリングが良い。
■耐久性が高く、万が一の補修コストも比較的安価ですむ。また、補修パーツ入手に時間がかからない。
快適性と走行性能のバランスがとれているため、数十キロのサイクリングから100kmを超えるロングライドまで対応する、オールラウンドモデルです。
トレック エモンダ S5 / カラー:Trek Black
トレック ドマーネ S4 / カラー:Matte Viper Red
ここ数年ロードバイクのカラーリングで流行している「艶消し塗装(マット塗装)」の中でも、異彩を放つカラーリングが幅広い年代層に評判でした。
実車を見ると、光沢を消した赤は高級感を引き立てている気がします。また、差し色に使用しているブラックも「ダークロースト」の名の通り焦げ茶のような深みのある色で、組み合わせとしては抜群に良いと思いました。
車体特性はエモンダ Sシリーズの快適性をさらにUPさせたような印象です。フレームのしなりを利用して衝撃を吸収する「ISO SPEED」はフルカーボン車両ではその性能を最大限に発揮します。
ちなみにパーツと完成車価格をエモンダ S5と比較すると、より高い設定になっているのは、使用しているカーボングレードがエモンダ Sに比べて1ランク上のものだからです。
トレック ドマーネ S4 / カラー:Matte Viper Red
トレック エモンダ SL5 / カラー:Viper Red
最後に紹介するバイクは初心者向けというには少し価格帯が高めではありますが、ぜひ知ってもらったうえで車種選びをしていただきたいため、追加しました。
エモンダ Sシリーズの1ランク上のシリーズとなるエモンダ SLシリーズは
■最上位モデル(100万円オーバー)と同じフレームデザイン
■TREKが他社と差別化するための独自技術を多数投入
■プロ選手の別府文之選手も評価する車体性能
などどいった、ハイエンドモデル顔負けの車体性能が最大の特徴です。実際にご購入いただいたお客様からは「自分でも驚くほど登り坂を速く登れた」「あっという間に加速してどこまでも走れそうだった」という声をいただいています。
通常、この手のモデルには相応のコンポーネント(=高価)を組み付けることが多いのですが、シマノ 105コンポーネントを評価・採用することで、十分な性能を持ちつつも税込30万円を下回る、「とんでもないコストパフォーマンス」を達成しています。
トレック エモンダ SL5 / カラー:Quick Silver
★クロスバイクの人気車種
トレック FX 1 / カラー:Trek Black
FXシリーズとして2017年初登場した車体です。なんといっても驚きなのは価格設定。4万9000円と、自転車としては決して安くはない価格帯ですが、世界中で知られる大手ブランドのクロスバイクの価格としては間違いなく「破格」といえます。
構成はシンプルで、リアは7段変速、フロント3段変速。タイヤも安定感を重視した太さとなっています。しかし乗ってみるとクロスバイクらしいスポーティな走りをするので、シティーサイクル(いわゆる「ママチャリ」)より速く、快適に移動できます。
上位モデルと差はあるものの、実用的にスポーツ自転車を使いたい!とお考えの方には最適な車体でしょう。
トレック FX 1 / カラー:Roarange
トレック FX 3 / カラー:California Sky Blue
FXの名が広く知れわたるきっかけとなった「7.3FX」「7.4FX」の2モデルを統合して、名前を「FX3」と改めました。車体のベースは7.4FXの特徴を引き継ぐ形となっています。
■衝撃吸収を狙った「カーボン製フロントフォーク」を採用
■どんな地形にも対応する「フロント3速 x リア9速」仕様
■見た目にも美しい「ケーブル内蔵」フレームを採用
よく対抗馬にGIANT Escapeシリーズがあがりますが、FXは「安定感」を重視したモデルです。純正状態だと20km/h前後のスピードを出しつつ、ふらつきにくいセッティングとなっています。一方でEscapeシリーズは「軽快さ」を重視しています。
スタッフの実走レビュー:「TREK(トレック)クロスバイク「FX3」の性能は評判どおり?」
高い快適性も備えているので、週末に20km~30kmといった距離のサイクリングも楽にこなせる車体です。4色の豊富なカラーラインナップも人気が出ている理由の一つ。今年も例年に続き、オーダー数ナンバーワンをキープしています。
トレック FX 3 / カラー:Viper Red
トレック FX 3 / カラー:Trek Black
トレック FX 3 / カラー:Trek White
トレック DS 2 / カラー:Matte Trek Black
FXに興味がありご来店いただいたお客様へ説明をすると、最終的に車種を変更されオーダーをいただくことが多いモデルです。「フロントサスペンション」「ディスクブレーキ」など、実車を目の前にすると ”メカメカしいシルエットが気に入ってしまった” というお言葉をいただきました。
FXに比べるとマウンテンバイクの要素を取り入れつつ、あくまで街中走行を重視したパーツ構成になっています。スピード感はFXに軍配が上がりますが、路面を気にしない走り方(車道→歩道への段差越え※1やダートの走行など)はDSの得意分野です。
※1:歩道への進入は交通ルールに従っておこないましょう。
トレック DS 2 / カラー:Viper Red
トレック マーリン 6 / カラー:Viper Red
がっしりしたフレームやタイヤのシルエットを気に入った方が、街中でマウンテンバイクをクロスバイク風に利用されるケースが増えてきています。お客さまからもクロスバイク代わりに…と車種検討の候補にあがるので、ご紹介します。
このバイクが街中移動にも適しているのは、「29インチ」というビッグサイズのタイヤに秘密があります。
マウンテンバイクはクロスバイクに比べてギアの設定が軽めなので、従来の標準規格だった26インチタイヤでは、たくさんこがないと進まない!という印象でした。29インチのマウンテンバイクではその弱点が解消され、しっかり加速&速い巡行スピードを維持できるため、中には30km/h近いスピードで走られる方も!
クロスバイクが街中に増えてきている中で、個性を発揮できる1台になるでしょう!
トレック マーリン 6 / カラー:Dinister Black
トレック ゼクター 2 / カラー:Trek Black
FXによく似た製品と思いきや、フレーム&パーツのセッティングを変えた個性的な車体として初登場したモデルです。これまでにてTREKが出してきた自転車とは異なる色使いやデザインが目を引き、多くの方が興味を持たれています。
FXとは3つの違いがあります。
■油圧ディスクブレーキを搭載。
■高速ギア比セッティング(ロードバイク系コンポーネントを採用)
■ヨーロッパテイストを受けたフレームデザイン
これらの特徴をまとめてFXと比較すると「ギア比が高く、スピードが出しやすい。ディスクブレーキ採用で雨天時も安心」な車体と言えます。一方で、FX3と近い価格ながらフロントフォークはアルミ製だったりするので、快適性という点ではFXに一歩リードされています。
関連記事:[評判モデル]TREK(トレック) ZEKTOR(ゼクター)をインプレッション!
トレック ゼクター 2 / カラー:Trek Black
体格に合わせてタイヤのサイズが変わるママチャリと違い、ロードバイクやクロスバイクは「700c」といわれる約28インチのタイヤで統一されています。そのためフレームのサイズが体格に合わせ、何種類か用意されています。
好みの自転車を見つけたら、自転車専門店で測定(フィッティングやサイジングといいます。)をしてもらい、ご自身に適切なサイズの自転車を購入することで快適度がアップします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!