
TREK(トレック)が発売している3タイプのロードバイクの一つ、Domane「ドマーネ」。この記事では、2019年モデルのスペック・価格・評判・2018年モデルからの変更点・価格・重量・インプレ・フレームセット・Project one(プロジェクトワン / オーダーメイド)…外観やカラーリング、展示車&試乗車情報も公開!さらには2020年モデルの予測と最速公開までをカバー。随時、情報が公開されしだい更新をおこないますので、ドマーネシリーズのご購入をお考えの方はページのブックマークをお願いします!
・「DomaneAL」(アルミフレーム/リムブレーキ)の評判・価格・特徴(2019年2月19日動画更新)
・「Domane ALR」(アルミ/リム&ディスクブレーキ)の評判・価格・特徴
・「Domane SL」(フルカーボン/リム&ディスクブレーキ/女性向け)の評判・価格・特徴
・「Domane SLR」(フルカーボン/リム&ディスクブレーキ/女性向け)の評判・価格・特徴
ドマーネ最大の特徴となる「異次元の快適性」のもとになっているのは、「ISO SPEED(アイソスピード)」といわれる技術によるものです。
リア(調整式)ISO SPEEDの動作イメージ
ISO SPEEDはフレームの衝撃吸収能力を最大限に活かすためのシステムです。サスペンションのように大きな反応はしません。しかし乗車中、自転車に大きな衝撃が加わると、システムが動作して普通のロードバイクでは実現できないレベルで衝撃によるストレスを緩和します。
またISO SPEEDは3種類に分けることが出来ます。ドマーネ各モデルで搭載するISO SPEEDは異なっています。
■リアISO SPEED(固定式) Domane SLに搭載
シートチューブ+トップチューブの接合部をISO SPEEDシステムで接続。普通のロードバイクと同じように乗るだけで動作します。サドルを通してライダーに伝わる衝撃を大幅に緩和します。
■リアISO SPEED(調整式) Domane SLRに搭載
リアISO SPEEDに調整式スライダーを設けて、ライダーの好みに合わせた衝撃減衰量を設定可能としたシステム。高いフレーム精度/強度が求められるため、ドマーネ最上位グレードの「Domane SLR」にのみ搭載される。
■フロントISO SPEED Domane SL/SLRに搭載
ISO SPEEDの考え方を推しすすめて完成したシステム。ハンドルバーに近いステアリングコラム部にシステムを接続。前輪から衝撃が伝わると動作し、ハンドルバーを通してライダーに伝わる衝撃を大幅に緩和します。
ドマーネにはご紹介したISO SPEEDの他、「エンデュランスフィットジオメトリ」など基本設計から、昨今のレースジオメトリを採用したロードバイクとは異なる点がほかにもあります。(別の機会にご紹介します) それでは、ドマーネ2019ラインナップをチェックしましょう!
ドマーネシリーズに2018年より登場したアルミフレーム仕様モデル。ISO SPEEDこそ搭載されないものの、安定性の高い走行感と心地よい軽快さを感じられる仕上がり。開発にはロードバイクレースのレジェンド「ファビアン・カンチェラーラ」が加わっており、機材にこだわるプロの視点が車体により一層の磨きをかけています。
フルカーボンフレームに「リアISO SPEED(固定式)」+「フロントISO SPEED」を搭載したロードバイク。2018年から急速に人気が高まったモデルで、2019年も注目されること間違いなしのモデルです!
2019年モデル最大のポイントは新型105を搭載したディスクブレーキモデルが登場することです!「Domane SL5 Disc」の価格は303,480円(税込)となり、お買い求めやすくなりました。
最上位のDomane SLRには手が届かない…とお考えのかた、ドマーネの魅力を余すところなく備えた「SL」をおすすめいたします!
2018年のツール・ド・フランスで「ジョン・デゲンゴルブ」選手のステージ優勝で性能を知らしめた車体です。TREKが高い技術を惜しみなく投入した結果、乗り手が自由に車体の特性を変更できる「リアISO SPEED(調整式)」と「フロントISO SPEED」を備えた究極のエンデュランスロードバイク。
一般発売後、多くの注目を集め続け、新しい乗り換え車体にこのモデルを選んでいただいた方も多かったです。
大きなモデルチェンジはなかったものの、様々なシチュエーションを走破可能なロードバイクに仕上がっています。
Domaneの動画(トレックオフィシャル)
★価格:一流ブランドのロードバイクが「8万円台」で入手可能。
★フレーム:安定性と快適性を重視した設計が、ビギナーに最適な乗り心地
★コンポーネント:8速仕様「クラリス」を採用。今年からクランクもシマノ製へ。
カラー:マットトレックブラック&ヴァイパーレッド
カラー:ロイヤル(ブルー)
関連リンク:2019 TREK Domane AL(トレック ドマーネAL)2 車体紹介ページ
カラー:トレックブラック
関連リンク:2019 TREK Domane AL(トレック ドマーネAL)3 車体紹介ページ
Domane AL2(ドマーネAL2)紹介動画
Domane AL3(ドマーネAL3)紹介動画
上位モデルの基本設計を受け継ぎ、高い走行性能を有しつつコストを抑えたホビーレーサーに最適なモデル。リア+フロントに衝撃吸収システム「ISO SPEED」を搭載しているので、凹凸がある路面もストレスなく走行できる。タイヤ幅は最大700x28c(ディスクモデルは32c)を装着可能。
■トピックス
★価格:2018モデルから据え置きで購入しやすい価格
★コンポ:人気No1のシマノ「105」の新型モデルをフル装備
★ブレーキ:ダイレクトマウント仕様リムブレーキを採用。
★フレーム:軽く、衝撃吸収特性もよい「OCLV500」シリーズ
★重量:9.04kg(56cm)
カラー:ディニスターブラック&ヴァイパーレッド
カラー:ボルトグリーン&ソリッドチャコール
■トピックス
★価格:待望の105搭載ディスクロードが30万円台で購入可能
★コンポ:人気No1のシマノ「105」の新型モデルをフル装備
★ブレーキ:油圧式ディスクブレーキを前後に搭載
★フレーム:700x32cサイズの太いタイヤも装着可能。前後ISO SPEED搭載。
★重量:9.39kg(56cm)
カラー:ディニスターブラック&ヴァイパーレッド
★女性モデル:44cmフレームサイズを用意。小柄な女性でもドマーネの恩恵を受ける。
★ブレーキ:スムーズで確実に止まれる油圧ディスクブレーキを搭載。
★安定感:最大700x32cのタイヤが装着可能。安定感のあるライディングを楽しめる。
★重量:9.33kg(54cm)
カラー:マットダークディープブルー/アズーレ
現在、新製品情報を確認中です。
カラー:マットメタリックガンメタル
カラー:エラホワイト&パシフィック(ブルー)&ゴールド
Domane SLRは非常によくできたロードバイクです。快適性を追求すると、バイクとの一体感が薄れる傾向があったこれまでのロードバイクのイメージを大きく変え、加速力・反応性ともにトップクラスの性能を備えます。ロードバイクの究極形の一つです。
関連記事:[実走レビュー]Domane SLRの快適性を100km走行で試してみた。(スタッフによるインプレ)
カラー:マットトレックブラック&グロスバトルス(グレーブルー)
本シリーズはトレックのセミオーダーシステム「プロジェクトワン」に対応しており、細かなアイテム選択や好みの塗装にカスタマイズ可能となっています。
Webで操作可能なシミュレーター(完成車のみ※)が用意されているので、まずはチェックしてみてください!
※フレームセットは店頭にある販売店向けシミュレータにて対応いたします。
現在、以下のモデルを店頭で展示しております。試乗も可能です!(店舗により一部の車体は展示していないことがあります。詳しくは展示車一覧をご覧ください)
展示車モデル |
Domane AL2 |
Domane AL3 |
Domane SL5 |
Domane SL5 Disc |
Domane SLR |
TREK(トレック)のドマーネ2020年情報をそろそろ欲しい!というかたに向けた最新の動向を順次掲載!
アップデート形式ですので情報を先取りしたいかた、こまめに訪問してくださいね!!
モデルチェンジには3種類ある(ちばサイクルの2020モデル予想)
トレックの新製品情報は例年8月初旬~中旬に開催される「トレックワールド」にて発表となります。しかし近年ではイヤーモデル(今回でいうと2020年モデルですね)という観念は少し薄れてきていて、時期に関係なく新製品が投入される場合があります。この場合、そのモデルはそのまま翌年モデルとしてカタログに掲載されることがほとんどです。
また、上記とは別に「前倒し」として早めに新製品が投入されることが稀にあります。販売予想以上に売れていて、その年のモデルの在庫がなくなってきた場合に新モデルを先行発表するケースです。
「2020年モデル = ニューモデル」ではあるのですが、モデルチェンジには3種類あります。
フレームが根本から見直されて新製品投入です。
フレームはそのままでパーツが新製品になるパターンです。
フレームの色のみが変更になります。
トレックのフルモデルチェンジ情報については発表日当日の朝まで社員さんですら知らない、と聞いたことがあります。ですのでショップの店員さんに聞いても「本当に知らない」ようです。ただ、スポーツサイクルの業界のことを熟知していて、しかもトレックの新製品発表の歴史を知っていれば予測を立てることができます。
…というわけでここからは「予測」として読んでください。
トレックのロードバイクのモデルチェンジを過去にさかのぼってみましょう。古いカタログを見返すと、
2013年「ドマーネ発表」「マドンモデルチェンジ」
2014年「スピードコンセプトモデルチェンジ」
2015年「エモンダ発表」
2016年「マドンモデルチェンジ」「エモンダアルミシリーズ発表」
2017年「ドマーネモデルチェンジ」
2018年「エモンダモデルチェンジ」
2019年「マドンモデルチェンジ」「エモンダアルミシリーズ発表」
…ということでこの順番でいくと「ドマーネ」のモデルチェンジの可能性が大きい、ということになります。ちなみに全くモデルチェンジが施されない年度もあります。
Eドマーネ(電動アシスト付ドマーネ)
トレックUSAのウェブサイトには、DOMANE+(ドマーネプラス / Domane plus)という電動アシストのEドマーネがすでに全面アピール中!これが2020年の目玉となり日本上陸するのかも!
2020年はオリンピックイヤーでもあるので、オリンピック仕様のドマーネなんていう特別なものが発表される予感もしますね!
スラム仕様のバイクが登場?!
画像はスラム仕様のマドン。ということはスラム仕様のドマーネも発表?
しかもSRAMは12速仕様を実践テスト中!
2019年シーズンのTREK(トレック)は同じアメリカのコンポーネントメーカー「SRAM」とパートナー契約を結びました。これによって、今シーズンのTREK-Segafredo、TREK-Segafredo Womenが使用する機材がSRAMからリリースされているeTapとなる予定。
・・・ということは「シマノ」だけじゃなくて「スラム仕様のドマーネ(しかも12速仕様)」が2020年のカタログに登場する可能性もありますね!
2016年「デュラエース」モデルチェンジ
2017年「アルテグラ」モデルチェンジ
2018年「105」モデルチェンジ
で、今までの慣例でいけば、今年(2019年)「ティアグラ」がモデルチェンジとなるはず。すると2020年、新型ティアグラ仕様(もしかして11速?)のドマーネ発売、さらにティアグラのディスクブレーキ仕様まで発表されると、安価にディスクブレーキ仕様のドマーネが楽しめる時代となるかもしれませんね!
これはモデルイヤーが変われば(人気のある一部のカラーリングを除き)ほぼすべてカラーリングが変わります。今年のモデルでお気に入りがあれば今のうちにご購入になるのがベストです。
最新情報が入り次第アップデートしていきます。まめに見てくださいね!!
2019年2月7日 スラムの新型コンポeTAP AXS(アクセス)が発表となりました。
そのままプロジェクトワンにてオーダー可能!
後12段変速、最小スプロケット10T、そして電動メカです。
2018モデルのドマーネ各モデルの情報は以下のリンクをご覧ください!2019モデルとの比較・検討にどうぞ!
関連リンク: [アーカイブ]2018 TREK Domaneシリーズ・ロードバイク情報