2019年はEmonda ALRシリーズがフルモデルチェンジしました。全く新しいフレーム設計、しかもディスク仕様まで登場!!
この章では2019年モデルEmonda(エモンダ)ALR4 / ALR5 / ALR5 Disc / ALR Disc Women'sを紹介いたします。
1. ディスクブレーキ仕様が登場!
ディスクブレーキは、ロードバイクの分野でも本流となっていきそうです。新型Emonda ALRにおいてもそれは例外ではありません。ディスクブレーキオプションの追加により、雨天など悪条件下でも制動力を落とすことがないし、(かるいタッチで確実にブレーキがきくので)長い下り坂やロングライドでも腕への疲労がかなり軽減されます。リムブレーキでホイール外周がこすれることがないので、ホイール全体をブラックで統一!かなりかっこいいです。
2. まるでカーボンバイク
溶接を美しく仕上げるインビジブルウェルドテクノロジー&ハイドロフォーミング技術により、カーボンバイクと見分けることが困難なほど美しいシェイプになりました。ケーブルも内装化されました。
3. ライドクオリティーもカーボンバイク並み!
最高峰のアルファ300アルミニウムシリーズは、必要な強度を保ちながら最高の軽量性と乗り心地を提供してくれるトレック史上最高のアルミ素材。フォークはカーボン製ですので路面の振動をしっかり吸収してくれます。
4. シマノ新型105コンポーネント
EmondaALR5シリーズは、2019年モデルよりすべて最新のシマノR7000系105コンポーネントで統一.。ブレーキもダイレクトマウントです。
補足:新型EmondaALRシリーズはすべてH2フィット仕様、タイヤ幅は25C(装着できる最大推奨サイズも25C)です。
エモンダALR5 / エモンダALR5Discの紹介動画
フレームサイズ展開: 47, 50, 52, 54, 56, 58 重量:計測前
フレームサイズ展開: 47, 50, 52, 54 重量:計測前
Emonda SLは、本格的なレーサーからサイクリストまでをカバーする高い性能を扱いやすさを両立する車体です。フレームの形状は最上位モデル「Emonda SLR」と同じものになっており、車体性能を支えるメーカー独自の技術もふんだんに採用されています。
更に2019モデルではディスクブレーキ仕様が登場しました!(Emonda SL6 Disc他) ヒルクライムを楽しんだあとの下り坂も安心して走行できます。
・BB90…クランクに伝わるパワーを余すことなく路面に伝えるため、フレームに直接ベアリングを圧入
・ライドチューンシートマスト…カーボンフレーム本来の「しなり」を最大限いかすため、シートポスト部分に独自の形状を採用。
・E2ヘッドチューブ…軽やかなハンドリングとブレーキ時の安定した挙動を生み出すための形状
エモンダSL5の紹介動画
フレームサイズ展開: 44, 47, 50, 52, 54 重量:計測前
Rage Red Onix Carbon(ワインレッド)のみ2020年への継続モデルカラーとなります。
フレームサイズ展開: 50, 52, 54, 56, 58, 60, 62 重量:8.1kg(56cm)
フレームサイズ展開: 47, 50, 52, 54, 56, 58 重量:7.3kg(56cm)
TREKのロードバイクで最軽量となるモデル。構成次第では5kg台を下回る完成車重量に仕上げることも可能となっています。
さらに、2018モデルで追加された「ディスクブレーキモデル」に注目が集まっています。エモンダSLRの特性上、峠を含むサイクリングなどに使用する際、下りセクションでストレスフリーなライディングを楽しみたい。という要望に応える性能となったシマノ製ディスクブレーキを組み合わせた構成が特に注目となっています。
さらに、兄弟モデル「Madone(マドン)」で発表された特別塗装「Project One ICON」に対応することが追加発表されました。トレックの高い塗装技術を用いた「自分だけの一台」にふさわしい仕上がりとなります。
・フレーム重量は前モデルの640グラム(ロードバイク最軽量クラス)
・ディスクブレーキに対応したフレーム(SHIMANO&SRAMコンポーネント付モデルがProject Oneで選択可能)
・剛性を落とさず、快適性につながる「バーティカルコンプライアンス(縦方向の衝撃吸収性)」の向上
Emonda SLRはモデルコンセプトとなる「世界最軽量」を突き詰めた変更点が最大のポイントです。また、レース機材としての基本性能となるフレーム剛性は「BB」「ヘッドパーツ」などをメインに、全体的にUPさせているようです。
剛性だけが高くなると、乗り心地に影響するという不安もあると思いますが、バーティカルコンプライアンスも高めているため、シートやハンドルへの衝撃はカーボンの「しなり」によって吸収され、快適性を維持しています。
カラー:マットディニスターブラック
マットトレックブラック/レディオアクティブオレンジ
本シリーズはトレックのセミオーダーシステム「プロジェクトワン」に対応しており、細かなアイテム選択や好みの塗装にカスタマイズ可能となっています。
Webで操作可能なシミュレーター(完成車のみ※)が用意されているので、まずはチェックしてみてください!
※フレームセットは店頭にある販売店向けシミュレータにて対応いたします。
当店スタッフが試乗レビューを行った記事をUPしました。乗り心地や性能に関する参考にどうぞ!