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ビンディングのススメ。③

多分これでラストになるであろうビンディングペダルの紹介です!
今回は残り2種類を詳しく紹介したいと思います~。
 
まずは私も使用しているこのペダル!TIMEです!
TIMEのペダルにもいくつか種類があるのですが、
一番流通量が高いと思われる「XPRESSO」をご紹介します!
 
XPRESSOはの特徴はなんといっても独特の使用感ですね。
着脱は「iCLIC」という機構によりクリートキャッチが軽く、
ペダルにクリートを乗せるだけでパチンと気持ち良い音を立ててはまります。
固定後はクリートがグニグニと動きますが、
センタリング機構で自然な位置へと戻してくれます。
この動きはペダリングが乱れている時などに関節への負担を和らげてくれます。
ビンディングが初めての方や、
ペダリングにクセがあり膝などを痛めやすい方にオススメです♪
 
TIMEのクリートは三つ穴のみ対応で、一種類のみ。
内外方向にそれぞれ5度、合計10度のフロートティングがあります。
「カフェクリート」と呼ばれ、
滑りにくく歩きやすいクリートになっています。
そのせいなのか(?)、他のメーカーのものに比べて磨り減りが早いです。
一度だけクリートカバーを付け忘れて歩行したら、ボロボロになりました・・・。
削れたのはペダル固定部を守る突起部分なので、着脱には問題なかったですが・・・。
停止時も足を擦らないように気をつけたり、クリートカバーの装着は必須ですね!
それと、左右を入れかえることで、
内踏み・外踏みで使い分けることが可能です◎
 
ちなみにMAVICからも同じ形・機構のペダルが出ています。
去年の秋ぐらいにショーケースに展示していました。
私はこちらを使用しています~。
 
お次はビンディングに慣れている方やレースに出る方にオススメ!
SPEEDPLAY!
SPEEDPLAYは一番新しいペダルメーカーで、
他メーカーとは違う特徴をもっています。
簡単に言うと、ペダルとクリートの役割が逆。
なので、ペダルは他メーカーと比べかなり小さいです。
そしてロード用ペダルの中で唯一両面クリートキャッチができるペダルです!
なので、ペダルの裏返りを気にせずバチッとはめられます。
 
ペダルは固定力や軽さなどにより数種類あるので、
ご予算やご自分の用途に合わせて選んでくださいね♪
 
SPEEDPLAYのクリートの凄い所は、
「マイクロアジャスタブルフロート」という機構で
フローティングの動く角度が自由に変えられるところ。
(ちょっと前に相模大野店の猪狩がフェイスブックで紹介していましたね。)
例えば、膝が内に入るクセがある方は外側には動くけど、
内側には入らないように設定ができます。
 
そして意外とめんどくさいクリートカバーの付け外し。
専用のクリートカバーを使用すれば、付けたままでも走行できるので楽チンです♪
両方ともSPEEDPLAYにしか出来ないので、
細かく設定したり、ちょっと面倒くさがりの方はSPEEDPLAY一択ですね!
 
ねじ穴は四つ穴なので、三つ穴のシューズにアダプターを挟んで
使用するか、四つ穴シューズの購入が必要になります。
クリートには数種類ありますが、対応するものにしか
使用できないので、購入する際には注意が必要です!
(ZEROにはZEROの、LIGHTACTIONにはLIGHTACTIONのクリートしか使用できません。)
 
ここまでメリットを多く書いてきましたが、ここでデメリットも。
他メーカーのものと比較して防水性に劣るので、
半年~1年に一回位の頻度でメンテナンスが必要だったり、
クリートが高かったり(一番安いZERO用クリートで1個5800円・・・)します。
 
あと、SPEEDPLAY ZEROだけかもしれませんが、
新品の状態だとクリートとペダルの脱着がめちゃくちゃ固い
ビンディングになれている方でも苦戦するくらい固いとのこと。
そんな状態で道に出るのは危ない!ということで、
湘南藤沢店では購入して頂いた方は、店舗に置いてある固定ローラーで
いつでも着脱の練習が出来るようにしていますので、
ご購入の際はちばサイクルへどうぞ!
 
おまけで・・・ちばサイクルでは取り扱いしていないのですが、
今のビンディングペダルを普及させたLOOKをちらりと。
LOOKがSHIMANOにパテントを提供しているため、
見た目・クリート共にSHIMANOに非常によく似ています。
周囲に使用している方が少ないので、ネットのみの情報ですが、
踏み面が大きいことと遊びがSHIMANOより多い以外は
使用感もよく似ているようです。
デザインが好きなので、使用してみたいペダルの一つです。
 
さて、3回に分けてペダルを紹介しましたが如何でしたでしょうか?
正直、何も考えずに書き始めたので、
まさかこんなに長くなるとは思いませんでした(笑)
こんな感じでたまーに詳しくスポーツバイクのアイテムを紹介できたらな、と思います。