最近ようやく暖かくなってきて、走りやすい気温になってきましたね!
暖かくなるにつれて、スタッフ・東のくしゃみと鼻をすする回数も増えてきて
そういった所でも春の訪れを感じています(笑)
さて、今回はどのスポーツバイクに乗るにも効果抜群!
私自身もかなりの効果を感じているこれを紹介したいと思います!
ご紹介するのはビンディングペダルです!
ロードバイク・MTB乗りさんには結構馴染み深いとは思いますが
クロスバイクなどに乗っている方は使用していない方が大半を占めます。
そんな状態がなんだかもったいない!と思いまして今回ご紹介しようと思ったワケです。
まずはどういうものか知らない、という方もいらっしゃると思いますので
まずはどのようなものかをご説明したいと思います。
ビンディングペダルとは、専用のシューズに樹脂製または金属製の
「クリート」という留め具を取り付け、ペダルとシューズを固定するペダルの総称です。
ペダルとシューズが固定されることにより、ペダルから足がずれたりする事なく
踏み込んだ時の力をダイレクトにペダルに伝えることができます。
さらに、ビンディングだと「引き足」と呼ばれる足を上に引き上げる力を使うことができ
平均速度が上がったり、坂を登るのが楽になったりします。
実際に私自身も巡航速度が5km以上あがったり
坂が以前よりも速く楽に登れるようになりました。
ここからはビンディングペダルを使用している方でも意外と知らない?!
ビンディングの歴史も学んじゃいましょう!
|
クリップ・アンド・ストラップのペダル。
デザインや使用感から現在も愛好している方もちらほら見かけます。
今でもTREKの完成車に付属しているモデルもあります。 |
ビンディングペダルが開発される以前はクリップ・アンド・ストラップという
ペダルにトゥークリップと言うパーツを取り付け、
そこにシューズのつま先を入れて、ペダルとトゥークリップに通したベルトで
固定するものしかありませんでした。
走り出しの時にベルトを締め上げるなど、少々手間が掛かるので
レーサーには少々面倒臭がられていたようです。
|
ビンディングペダルの先駆けのチネリ・M-71 |
そこで、1973年にちばサイクル相模大野店でも取り扱っている
「チネリ」というメーカーが初めてビンディングペダルのM-71を開発しました。
ですが当時のペダルとシューズは使い勝手が悪く、
数年で使用されなくなってしまったそうです。
1985年ごろに「LOOK(ルック)」と言うメーカーが現在の機構に近いものを開発し
さらに各メーカーが改良を重ね、現在に至ります。
機構はわりと似ている所があったりするのですが、
使用感は各メーカーで異なり、使用する人によって好みが分かれます。
次回は現在普及しているペダルの紹介と、
私が使用している物のみにはなってしまいますが
そういった使用感をレビューしたいと思っています!