- 2024.10.04
- 究極の小ネタ
社長(以下ちばさん)が20代のころから親しくお付き合いしているIさんというお客様(どうやら年齢は同じらしいんだけどここだけのはなし、ちばさんより凛々しくってイケメン)、ちばさんを訪ねて突然のご来店。
へえ・・・30年来のお付き合い、ってことはもう、お客さま、というより友人ですね~
で、そのIさん、若い頃はMTBからロードまで、何をさせても速かったのですが
どこで彼をそうさせたのか、今は「レトロなパーツ」に凝っているそうでして
それを見せにちばさんのもとへのご来店でした。
な、なんと、ちばサイクルが法人化した30年前より、もっと前のデュラエースフルセットで組んだクロモリロード!
スプロケットは7枚。
ちばさんがお店を始めた時はトップモデル(デュラエース)とその次(当時は「アルテグラ」じゃなくて「600」という名称だった)は6速仕様で
当時のシマノが「105」という新製品を投入して「7速化」をテストしたんだとか・・・
「うしろに7枚もいらないよ」とみんな言ってたものですが、今やスプロケットは12枚の時代ですからね~
STIレバーというすごいものはなく、変速は「片手をはなして」ダウンチューブのダブルレバーにて操作。
お!ハブは当時のカンパニョロですね!
ハブ中心の黒いキャップをずらすと「穴」があいていて
そこからグリスを注入すれば、それがベアリングにまでいきわたり
「分解しなくてもグリスアップができる」
と当時はいわれていました。(本当かどうか、ちばさんはやったことがないからわからないらしい)
※正確には20代になったばかりのちばさんには手の出ない高価なシロモノだったらしいです。
デュラエースBタイプピラー (※これだけで何かわかるひと、そうとう「ツウ」だそうです。ちばさん談)。
正面から見るとシェイプされていて、これを使ったほうが「空気抵抗が減る」といわれていた。
ちばさんも欲しかったらしい・・・
初代シマノ製「ビンディングペダル」
現行のSPD-SLのクリートとは互換性がないので
今やクリート調達が超困難らしいです。
ほかの若いスタッフたちには全然その「価値」がわからないんだけど
歴史上の人物になりつつあるちばさんにとっては、
とっても楽しい「語らいの時間」だったようです。
・・・もうすぐ最新の12速デュラエースでマイバイクを組み上げる予定のちばさん。
Iさんと一緒に走りに行く約束してましたね!
超レトロなデュラエースを駆るIさんに、トップガンみたいに最新鋭機材で撃墜されないようにしてくださいね!