- 2024.10.28
- [10/28追記 藤沢店展示分は完売]電動クロスバイクFX+2が特大セール中!
シューズとペダルを固定できる「ビンディングシューズ」の新製品が入荷しました。
最近は靴の締め具合を「ワイヤー」で固定するタイプが流行しています。今回ご紹介するシューズもこのタイプですが、ちょっと違う点があったり…。
それでは、早速紹介していきましょう!
ボントレガー バリスタシューズは、最上位モデルの次に位置する「中上位モデル」。本格的なロングライドやレース、そして日常のサイクリングにも最適なアイテムです!
シューズの各ポイントをチェックしてみました!
ヒールに配置されたBOAダイヤル
バリスタシューズはシューズの締め具合を調整するダイヤルがヒール (かかと) に配置されています。この効果は同じ名前を冠したヘルメットと同じ「空気抵抗」に対する配慮だと思います。
またルックス的にもシンプルなアッパーなので、非常にすっきりとした印象です!試着してみたところ、通常であればダイヤルを固定するために縫い目が多くなりがちな部分が柔らかく、シューズを固定したときのストレスが少ない感じがしました。
ビンディングシューズの性能を決める「ソール」部分の材質や硬さ (剛性) についても見ていきましょう。
バリスタに使用されているソール材は「カーボン」となっています。カーボンは硬さの調整がある程度自由にでき、重量を軽くしやすいため、中~上級モデルにはほぼ採用されています。
また、ソール剛性にも注目していきましょう。ソール剛性は最大14までの指数で表され、数字が大きくなるほど剛性が高い。といった見方になりますが、バリスタのソール剛性指数は「12」となっています。この数字は幅広い利用者を想定したものだと思います。
レースなどでハイパフォーマンスを追及する場合、ソールの剛性を高くセッティングしておいたほうがパワーをかけてペダリングしたときにソールが変形せずに自転車へ力を伝達できます。
しかし、ペダリングスキルにもよりますが、剛性が高いと「足裏にダメージが残る」というデメリットもありますし、足裏やひざへの負担がかかることもあります。
その点、バリスタシューズについては最高指数のカーボンソールを用いず、レース以外の用途にも使えるような設定になっています。
シューズはクランクを中心とした円運動の最外周部にあたることもあり、ホイール同様に重量が軽いことはメリットになります。
そこで、バリスタシューズを実測してみましたら、片足重量 / 230グラム (42サイズ) という結果に! この重量は最近のビンディングシューズの中では一部の軽量仕様のものを除いてかなり軽い部類に入ります!
参考までに他メーカーのシューズ重量もチェックしてみました。
シューズ名 | 重量 | 参考価格(税込) |
(スペシャライズド) S-WORKS 7 ROAD SHOE |
224グラム | 39,960円 |
(スペシャライズド) TORCH 3.0 ROAD SHOE |
248グラム | 25,920円 |
(シマノ) RC9 |
243グラム | 45,360円 |
(シマノ) RC7 |
245グラム | 27,000円 |
というわけで、価格帯がさらに上のハイエンドモデルと比較しても、軽量な部類に入ると思われます!
軽量な部類に入ると紹介したバリスタシューズですが、シューズが長く使える配慮もされています。
ビンディングシューズの弱点の一つに「ヒールグリップ」があります。歩行のときにシューズをささえつつソールを保護するためのパーツなのですが、経年により磨耗していきます。
軽量なシューズはこの部分が交換できないことがあり、そうなるとシューズの寿命が短くなってしまうということになってしまいます。(まったく歩かない!ということであれば問題ないですが、実際厳しいですよね)
しかし、バリスタシューズのヒールグリップは交換可能であることを確認しました! これは良いシューズを長く使うためにはチェックしておきたかった点なので、一安心です。
いかがでしたでしょうか? バランスが取れオールラウンドに使えるシューズのバリスタ。これからビンディングシューズデビューのかたのちょっと良いシューズとして、また、これまでのシューズが古くなったときの入れ替えとしても使えると思います!
さらに、上の写真で紹介したホワイトカラー以外にもレッドカラーが用意されています。こちらもオーダーができますので、バイクや服装に似合う一足をご用意下さい!(店長・東)
固定方式 | SPD-SLに準拠した各種クリート |
カラー | ホワイト レッド |
価格 | 29,000円(8%税込) |