天気予報がはずれてしまい、自転車移動中に雨に降られてしまった社長(以下ちばさん)。
雨の中、濡れた路面に愛車を超斜め方向から押しあてています。
ちばさん:
こうして路面に対して斜め横に強く押すと、雨天時のタイヤグリップ性能がわかるでしょ。
どの程度まで下り坂やカーブでハングオンさせても横滑りしないかを、こうしてあらかじめ確認しておくんだ。
性能限界を知ってればタイヤに自分の安全を任せられるからね。
・・・なるほどね。
ちばさん:
一般的に安いタイヤやママチャリタイヤはすぐに滑っちゃうけど、グリップをウリにしているタイヤは
ほら、なかなか滑り始めないでしょ。いいタイヤ使ったほうが安全、そしてその性能を熟知してればもっと安全。
ちなみに英語(海外)では「ハングオン」じゃなくて「ハングオフ」ね。オートバイ用語だ。
・・・へェー。
ちばさん:カーブ姿勢の一般的な言い方は「リーンイン」「リーンアウト」、聞いたことある?
こういうのの走りの違い知っていると、雨の日のカーブへのアプローチ、かわってくるよ。
カーブで車体を寝かせた時に上側になるペダルに荷重することでタイヤグリップが増し車体が安定する。
ちばさん:カーブで車体を寝かせた時に、下になる側のクランクを12時方向にするのはなんでか知ってる?
・・・下になる側のペダルが路面に擦っちゃうのを防ぐためですよね??そこまで寝かすことまずないけど。
ちばさん:そうだね。で、そのときに反対側(路面と逆になる側)のペダルに過重をかけるの。
そうするとタイヤが路面に押されることになるから、グリップが増す、とされているんだよ。
・・・よし、今度カーブで試してみよう!
ちばさん:いろいろ語っちゃったけど、レースでもない限り「下り」「カーブ」はゆっくり走ること。
これが何より一番安全だよ。実力や技術があっても過信禁物。
ビギナーならなおさら下り速い人についていっちゃダメ。絶対だめよ。うん。
・・・そうですね。安全第一。みなさん事故なくサイクリングやトレーニングを楽しみましょうね!