神奈川県相模原市・藤沢市でクロスバイク/ロードバイク/マウンテンバイクの販売・修理&整備・オーバーホール・カーボン補修・塗装・中古車を取り扱いしております。
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  • English


タイヤ・ホイールで乗り心地はどれだけ変わる?

皆さんこんにちは。千葉ユタカです!

今回はカスタムに関する連載第二弾ということで、

タイヤ・ホイールを変えることによる走行感の違いを紹介していきます。

以下の4部編成で投稿していきますので、前回の投稿を見ていない方はぜひご確認ください!

 

ロードバイクのパーツをアップグレード!~プロローグ~

第1章:タイヤ・ホイールだけ変えたらどれだけ違うの?(この投稿)

第2章:パーツを総アップグレード!

第3章:カスタムしたロードバイクで走ってみたら・・・

 

 

交換するパーツの紹介

さて、交換前のロードバイクはこちら。

私のロードバイク

トレック(TREK) エモンダ SL 5 ディスク(Emonda SL 5 Disc) 2022モデル 

 

そして、交換元になる社長のロードバイクはこちらです。

社長のロードバイク

PROJECT ONE Emonda SLR

ここからまず交換するのは、

・ホイール

・タイヤ

の2パーツです。

ズームするとこんな感じ。

 

Emonda SL5 純正品

IMG_7729

社長のバイク

IMG_7721

まずはそれぞれのスペックを紹介していきます。

 

 

交換パーツ1:ホイール

純正のホイールはこちらです。

Bontrager Paradigm SL Centerlock Disc 24H Black Nipples 700c Road Wheel

Bontrager Paradigm SL

交換するホイールはこちら。

Bontrager Aeolus RSL 37 TLR Disc Road Wheel

Bontrager Aeolus RSL 37 TLR Disc Road Wheel

 

2つのホイールの違いを下記4点で比べてみましょう。

・素材

・リム高

・重量

・価格

項目 Paradigm SL(純正品) Aeolus RSL 37
素材 アルミ カーボン
リム高 非公表 37mm
重量 非公表 600g(前)
価格(前輪) \28,100 \169,900

 

 

素材に関しては一般にアルミと比べてカーボンのほうが価格が上がる一方、軽くて衝撃吸収性(乗り心地)も高いと言われていますよね。

リム高は純正品がローハイト(30mm以下)なのに対し、交換するAeolusは37mmのセミディープ(ミドルハイト)と言われる部類に入ります。

重量についてはタイヤと合わせて後ほど紹介しますね。

この違いがどう影響してくるでしょうか。

 

 

交換パーツ2:タイヤ

さて、続いてはタイヤの交換です。

純正のタイヤはこちら。

Bontrager R1 Road Tire

Bontrager R1 Road Tire

社長のバイクに付いているタイヤはこちらです。

Pirelli P ZERO Race TLRロードタイヤ

Pirelli P ZERO Race TLRロードタイヤ

タイヤに関しては以下の6点で比べてみましょう。

・タイヤ装填タイプ

・タイヤ幅

・TPI

・コンパウンド

・重量

・価格

項目 R1(純正品) P ZERO Race
タイプ クリンチャー チューブレス
25c 26c

TPI

60 TPI 127 TPI
コンパウンド 60a 52a/57a
重量 341g 270g
価格 ¥3,500 ¥13,000

 

まずは装填タイプについて。

純正はクリンチャーと呼ばれる、チューブを使用するタイプのタイヤです。

一方、交換するタイヤはチューブレスで、チューブを使わないタイプになります。

 

また、タイヤの硬さ・しなやかさ等を表すTPIやコンパウンドは

交換後のタイヤの方がより柔らかく、しなやかになっています。(そのぶん、耐久性は劣ります)

 

 

ホイール・タイヤ交換後の重量

さあ、ホイール・タイヤの入れ替えでどれだけ重量が変わるのでしょうか。

後輪はスプロケットの影響もあるので、前輪で比較してみます。

交換前

IMG_7745

交換後

IMG_7747

はい、前輪だけで1.6kg → 1.1kgと、500gの軽量化に!

※ブレーキローターの径が小さいものがついているため、正確には450gほど。

 

前後輪あわせると、約1kg軽くなるということになります。

だいたい牛乳パック1つ分。タイヤとホイールだけでそんなに変わるんですね。

 

 

さあ試走へ!

さてさて、前置きが随分長くなりましたが、ようやく試走のお時間です。

ペダルに足を駆けてさあ出発・・・

おや?

 

なにこれめっちゃ軽い!加速がはやい!!

 

とにかく加速の違いが歴然でした。

純正のSL5も良いパーツが付いているのですが、

それでもここまで違いが出るのか、と衝撃が走りました。

重量による違いが大きく影響しているのかもしれません。

 

そして次に違いを感じたのは30km/h以上の高速域に入ったとき

その速度を維持するのが全く辛くない。なんなら足回さなくてもいいくらい。

そう、P ZEROタイヤのディープリムのおかげで、空気抵抗が減っているんですね。

空気抵抗は速度が上がるにつれて大きくなりますから、高速域での恩恵が大きいわけです。

ただしディープリムには欠点もあって、横風には弱いんです。

例えば大型トラックが横切るとき、油断していると風圧でハンドルを持っていかれそうになるので注意が必要です。

 

最後に感じた違いは、腕への振動の伝わり方です。

ホイールがカーボン製であり、なおかつ柔らかいチューブレスタイヤを履いているので、

衝撃吸収性に優れ、純正品よりも手が疲れにくい印象を受けました。

長距離になればなるほど、その恩恵は大きくなりそうです。

 

 

まとめ

第一章にしてかなりのボリュームになってしまいましたが、パーツ交換はここからが本番。

果たしてどんな車体に仕上がるのか。次回をご期待ください!

そして、8/12現在、ちばサイクルは「かながわPay」のご利用が可能です。

今なら実質20%オフでお買い物ができるので、パーツカスタムに興味がある方もぜひご利用ください!

 

その他の投稿はこちら

ロードバイクのパーツをアップグレード!~プロローグ~

第1章:タイヤ・ホイールだけ変えたらどれだけ違うの?(この投稿)

第2章:パーツを総アップグレード!

第3章:カスタムしたロードバイクで走ってみたら・・・