- 2024.03.24
- 練習会報告~半原越~
こんにちは!湘南藤沢店の若松です。
まだまだ寒いですが、ロードレースもシーズンが近づいてきました。
今年もEmonda SLRで富士ヒルに挑戦する予定ですが、
さらなるグレードアップをこの冬に行いました。
そう、世間をにぎわせている最新のDURA-ACE Di2(9200系)をインストール!
先日、湘南平に行ってきたので、走行レビューをしたいと思います。
クライマーとしてはやはり重量が気になるところ。
組替後の重量を測ってみました。
6.82kgと、ペダル付きでこの重量は軽いです!
タイヤとチューブは練習用の物がついています。
決戦用に変えたらさらに240gほど軽くなるので、UCI規定の重量は下回ります。
まさにヒルクライムレース用のバイクになりました♪
まず単純に軽くなっているので踏み込みが軽くなりました!
踏み込むとスッと進む感じです。
急坂のパンダ坂も軽い感じがします。
しかし、リアの変速をしたときに若干回転数が合わない感覚がありました。
これはリアの11-30Tがインストールされていて、かなりワイドなのでギヤ間の落差が大きいためだと思います。
組替前は12-25T(12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25)を使っていて、ギヤ間の最大落差は2でした。
組替後は11-30T(11-12-13-14-15-16-17-19-21-24-27-30)となっていて、ギヤ間の最大落差は3となっています。
12Sに増えているとは言え、これだけ重いギヤから軽いギヤまでカバーしていると落差が出てしまいますね。
今はR9200系では11-30T,11-34Tの2択しかありません。
ぜひシマノさんにはクロスレシオ(ギヤ間の落差の少ない)のスプロケットを出して欲しいです!
スプロケット歯の枚数の考え方については下記のブログにあるので、ぜひチェックしてください。
これまで取り付けていたブレーキはどんなに頑張って調整してもローターがパッドに擦ってしまい、
軽く音鳴りをしていました。
新しいブレーキキャリパーにして音鳴りが無くなりました!
新しくなったキャリパーはディスクローターとのクリアランスが大きくなったようです。
自転車屋としても調整がしやすくなりました♪
気になるブレーキ力ですが、特に大きな変化はありませんでした。
新しいデュラエースのキャリパーはワンピース構造になっており、
軽量でもこれまでと同等の剛性を持たせているそうです。
キャリパー重量[g] フロント |
キャリパー重量[g] リア |
|
BR-R9270 | 120 | 110 |
BR-R9170 | 133 | 123 |
これまでのキャリパーは左右で別々に加工して合わせています。なので継ぎ目が真ん中に入っています。
最新のデュラエースはワンピースなので、継ぎ目がありません。
BR-R9270のブレーキキャリパーはST-R9100系とST-R8000系に互換性ありなので、
11速コンポーネントをお持ちの方でも、ブレーキキャリパーはグレードアップしやすいでです!
とりあえず初なのでこれぐらいのレビューですが、乗り込んで良さを発見していきたいと思います!