- 2024.03.24
- 練習会報告~半原越~
こんにちは!ちばサイクル湘南藤沢店の若松です。前回のブログでEmonda SLR 7若松スペシャルに取り付けた部品を一気に紹介しました。
今回はその中でも特に気に入っているホイール、
Aeolus RSL 37(以降RSL 37)に絞って紹介していきます。
今年の富士ヒルでこのホイールをチョイスしたのはまず何より軽さです!
ホイールを変えて反応が一段よくなりました。
もう一つは同じ形状をしているAeolus PRO 37(以降PRO 37)の走りが気に入っていたからです。
ではそれぞれについて詳しく解説していきます。
富士ヒルに備えるにあたり、軽量ホイールについてインターネットで得られる情報を基に調べてみました。
以下の表の中の効果[g]はもともとついているPro 37からの重量差です。
下記の2点の条件に当てはまるものの中で比較しました。
・ディスクブレーキに対応している
・チューブレスレディー(TLR)もしくはチューブレス(TL)に対応している
名称 | タイプ | メーカー |
価格(税込) |
総重量[g] | 効果[g] |
Aeolus Pro 37 | TLR | Bontrager | ¥202,400 | 1,505 | 0 |
Aeolus RSL 37 | TLR | Bontrager | ¥323,950 | 1,325 | -180 |
Cosmic SLR 32 Disc | TLR | Mavic | 不明 | 1,410 | -95 |
WH-R9170-C40-TL-F12 | TL | Shimano | ¥287,264 | 1,622 | 117 |
BORA WTO 33 DB 2WAYシマノ | TL | Campagnolo | ¥324,500 | 1,485 | -20 |
MEILENSTEIN EVO TUBELESS | TL | Lightweight | 不明 | 1,380 | -125 |
※上記表は2021年8月15日現在でのデータです
この中では一番軽いですね!お値段もかなりしますが、高級ホイールの中でも軽いことが分かります。
PRO 37でも十分に軽かったですが、
RSL 37に変えて走ると踏み出しがものすごく軽くなりました。
登りは勿論のこと、go-stopの多い街中での走りがより楽になりました。セミディープリムとは思えない軽さです。
Emonda SLR 7にはノーマルでPRO 37が装備されているのでこちらを使っていました。
このホイールで一番気に入っていたのは、
平地~緩斜面での走りの軽さです。
平地をスピードを出すつもりもなく漕いでいても簡単に30km/h半ばまでスピードが上がっていることが良くあります。
僕はリムハイトの低いアルミホイールも好きでよく使っていますが、そのホイールに比べるとPRO 37は20km/h以上で速度を保つのが楽な印象です。
これは空力性能が優れているからだと思います。
富士ヒルのコースはヒルクライムレースとしては勾配が緩く、さらに最後の数kmは平地区間が続くので全体的に速度域が高く空力性能の高さが有利に働きます。
このホイールの空力性能をぜひ富士ヒルでも使ってみたいと思いました。
そしてPRO 37とRSL 37はリムハイトが同一で、形状もほぼ同じです。
以上のような理由からRSL 37を使うことにしました。
富士ヒルでは後半に集団から抜け出して15分以上を単独で走りましたが、集団にはゴールまで追い付かれませんでした。
ホイールの空力性能が僕の走りを後押ししてくれていたと感じています。
RSL 37は軽さと空力性能をバランスよく両立した最高のホイールだと思います!
ご興味のある方はお気軽にちばサイクルにご来店ください!
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