「スポーツバイクでツーリングやキャンプ」と聞くと、キャリア(荷台)にパニアバッグといった重装備のイメージでした。
最近ではAPIDURA(アピデュラ)やBontrager(ボントレガー)など、様々なメーカーからバイクパッキング向けのアイテムが発売され、定着し始めたことにより、キャリアを付けず、より気楽に様々なバイクでツーリングやキャンプを楽しめるようになりました。
このページではバイクパッキングの紹介から、オススメのメーカー・メリット・デメリットに至るまでご紹介します!
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自転車に大型のサドルバッグやフレームバッグなどをとりつけ、荷物を積載することを指します。
バッグについたベルトなどで取付をおこなうため、ロードバイクなどのリアキャリアが付けられないバイクでも装備が可能。バッグ自体も軽量なものが多いので、車体の軽さを損なわず走ることができます!
グラベルロードとの相性も良く、キャンプやツーリング、ブルべなどの超ロングライドを楽しむ方が増えています!
バイクパッキングで用いるバッグの種類は、写真にマーキングしたように様々なものがあります。
それぞれに焦点をあててご紹介します。
全種類のなかで一番容量が大きく、最大で17Lの製品を展開。また開口部にはロールトップ式を採用しているものが多く、これにより収納スペースの可変もできます。
位置的に走行時には取り出しにくいので、取り出し頻度の少ないものを詰め込むことが多いです。
超大型のものを取り付ける場合、シート下~タイヤまで十分なクリアランスがないとタイヤに接触していしまいますので、注意して選びましょう!
フレームのトライアングルに合わせた形状をしています。
ボトルケージが使用できるよう、ボトルケージをよけるように設計されたものもあれば、フレームの三角部分をすべて埋める形状をしたフルフレームバッグもあります。
取付位置がバイクの中心部かつ低めの位置になるため、荷物積載時も安定感を損なわずに走行ができます!
フレームの形状によっては取り付けが難しいことがあるので、事前にフレームの余白を測ったり、可能であれば試着をしてからの購入がおすすめです。
ハンドル部分に取り付けるバッグ。走行時にものが取り出しやすいため、よく使用するものや貴重品などを収納する方が多くみられます。
車体からの脱着も簡単にできるタイプが多く、バッグを斜めがけにできるストラップ付きのものもあります。
ドロップハンドルで使用するときには、バッグの横幅が広すぎるとSTIレバーが握りにくくなってしまいます。そこも考慮しつつ選びましょう!
トップチューブの上に取り付ける、小ぶりなバッグです。
ものが取り出しやすい位置になるため、スマートフォンや補給食など乗車時に使用したいものを中心に収納するのがおすすめ!
走行中に使いたいものがたくさんあるから…と大ぶりなものを選択すると、ダンシングをした時やフレームの前側に降りた際、身体にあたることがあるため注意が必要です。
ステム横に取り付けできるバッグ。発売しているメーカーは少ないものの、あると意外に便利です!
走行中の取り出し頻度の多いものを収納するのがおすすめです。
・軽量で車体性能を損なわない!
・身軽にツーリングやキャンプを楽しめる!
・キャリア用ダボ穴のないロードバイクでも荷物を積載してのサイクリングが楽しめる!
・ベルト止めのため、重量が重すぎるものは積載不可
・バイクに十分なクリアランスがないと取り付けが難しい
イギリスで生まれたバッグブランドです。
高い撥水性に高い耐久性を備えた「BACKCOUNTRYシリーズ(ノーマル)」、見た目はそのままにより防水性を高めた「EXPEDITIONシリーズ(ドライ)」、さらに軽さを追求し、スマートな見た目と完全防水を実現した「RACINGシリーズ」の3種類を展開しています。
バッグの形状も豊富で、用途に合わせて選択することができます。
TREKをお乗りのかたにはおなじみのブランドですね!
耐水性・生地の耐久性ともに高く、どんなバイクでも似合うように外観はオールブラックでデザインされています。
まだまだ種類が少ないですが、今後の展開が楽しみなメーカーです。
ご紹介したAPIDURA・Bontragerのバッグは、ちばサイクル 相模大野コンセプトストアにて展示中です。
自転車をお持ちいただければ店頭にあるものでしたらご試着も可能ですので、ぜひお越しください!