ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクなどのスポーツバイクは、適正にメンテナンスされていることで性能を発揮する乗り物。
汚れをそのままにしておくと変速性能が落ちてしまったり、パーツの寿命を縮めてしまうなど様々な症状やデメリットが発生します。
そうならないためにも日々のお手入れは必須!この記事をみて必要な用品を学び、揃えましょう!
フレームの汚れは見た目を損なうだけではなく、車体に手や洋服が当たった時に汚してしまうことも…。
長い期間放置しているとどんどん汚れが落ちにくくなるので、こまめな掃除がおすすめです!
変速機周りは油をまとっているため、砂ぼこりや泥などの汚れが吸着しやすい部分。
その汚れが蓄積していくと、変速性能が悪くなってしまったり、チェーンやスプロケット・チェーンリングの摩耗につながります。
こちらは乗車される頻度やシチュエーションにもよりますが、月1回のお手入れが◎!
ブレーキパッドやシューが削れると、ディスクローターやリムに削れた際の粉が付着し汚れが蓄積していきます。
そのままにしていると制動時の音鳴りの原因になってしまうので、汚れが目立ってきたら清掃が必要です。
雨などで濡れたあとは乾拭きをおこなうことで、錆の防止や動作不良を防止することができます。
グリップや変速&ブレーキレバー、ライトのマウントなども気づくと砂ぼこりが…握った時にざらざらすることがあるため、フレームのお手入れの際に一緒に行うのがおすすめ!
マイルドな洗浄力と攻撃性で、塗装やゴムを痛めにくいのが特徴です。
フレームやタイヤ、グリップなどのお手入れに適した溶剤です。
揮発性の低さから、チェーンや変速機、ブレーキなどのメカ周りには不向きです。
洗浄力 | ★★★☆☆ |
揮発性 | ★☆☆☆☆ |
攻撃性 | ★☆☆☆☆ |
オススメ使用箇所 | フレーム、タイヤ、グリップなど |
油性の汚れが多いところに適したクリーナーです。
揮発性も高く、チェーン、ディレーラー、など油汚れが多いところや脱脂したい箇所に適しています。
ただし、攻撃性が高いためゴムや樹脂部分へ使用するとパーツを痛めてしまうので、使用時には注意が必要です。
洗浄力 | ★★★★☆ |
揮発性 | ★★★★★ |
攻撃性 | ★★★★☆ |
オススメ使用箇所 | チェーン、ディレーラー、チェーンリングなど |
パーツクリーナーよりも油&泥汚れに強く、少しつけ置きしてこすり洗いをすれば汚れをすっきりキレイに落としてくれる超強力な溶剤です!
ただし、その分攻撃性は高いので、塗装が痛んだ箇所への使用は厳禁。また、揮発性が低いため、使用後は水でのすすぎと水滴が残らないよう乾燥またはブロワーでの水滴飛ばしが必須です。
洗浄力 | ★★★★★ |
揮発性 | ★☆☆☆☆ |
攻撃性 | ★★★★★ |
オススメ使用箇所 | 汚れが強いチェーン、ディレーラー、チェーンリングなど |
フレーム掃除の仕上げに使用するワックス。艶出しだけではなく、汚れが付着しにくくなります。
微量の研磨剤が含まれている物があるため、マット系の塗装車体には専用のものがおすすめです。
洗浄力 | ★☆☆☆☆ |
揮発性 | ★★☆☆☆ |
攻撃性 | - |
オススメ使用箇所 | フレーム |
洗浄後のチェーンの動きを滑らかにするだけではなく、防錆効果も付与するオイルです。
乗車スタイルや使用環境によって粘度が異なっており、さらっとしたものはドライタイプ、とろっとしたものはウェットタイプと呼ばれています。
また、そのほかにも潤滑性に特化したレース向けのものや、チェーンだけではなく変速機などさまざまなものに使用できるものもあります。
潤滑性 |
★★★~★★★★★ |
揮発性 |
★★★~★★★★★ |
防錆効果 |
★★★★★ |
オススメ使用箇所 | チェーン |
フレームからチェーン、パーツ類などを拭き取る際に大活躍するクロスです。
通常のパイル系のタオルだと繊維や埃がパーツについたり、パイルのループ部がパーツに引っ掛かったりと何かとお手入し辛い…。
マイクロファイバー系のクロスなら埃などが付着しにくい上にパーツにも引っ掛かりにくいのでお掃除もしやすくてオススメ♪
容器の中にディグリーザーや水で薄めた中性洗剤を入れ、クランクをぐるぐる回すだけでチェーンがピカピカになる優れモノ!
中のブラシはほとんどのメーカーで交換パーツが用意されているので、痛んでも交換OK!ながくお使いいただけます。
お手入れ終わりの汚れた手にはこちら!ざらざらとしたペーストで手のシワに入り込んだ油汚れもしっかりと落としつつ、保湿成分も入っているのでお肌にも優しいのが特徴です。
オレンジの香りも良く、ちばサイクルスタッフにも愛用者の多い商品です!
雨水や結露で車体が濡れると各部パーツに錆が発生し寿命を縮めてしまうため、愛車をなるべく濡らさないような対策が大事です。
愛車を室外保管するなら一つはもっておきたいアイテムです!
「用品を揃えたいけど、どの洗浄剤やオイルを選べばいいの?」「そもそも使い方やお手入れ方法がわからない…。」
そんなときはちばサイクルスタッフへご相談ください!
自転車の用途や使用シーンに合わせてオススメのもののご提案から使用方法までご説明いたします♪