今回ご紹介する即納モデル車体は「マウンテンバイク」
今の季節だと川沿いのあぜ道や河原を楽しんだりすることもできますし、なによりMTBコース真っ盛り!
そんなオフロードを楽しめる2車種をご紹介します。
2021/8/15追記:本モデルご成約となりました。
Fuel EX(ヒューエルEX)はTREKのフルサスMTBとしては歴史が長い、トレイル向けモデルです。
トレイルとは、下り坂がメインながら上り坂も少々ある起伏に富んだコースで、途中には木の根っこや大きな岩など数十cm~1メートル程度の落差があるギャップを降りていくこともあるようなコースです。
そのため、前後にサスペンションが必要となるのですが、Fuel EXはそんなトレイルを走破するのにぴったりのモデルなんです。
サスペンションのスペックにいきましょう。
・フロントサスペンション:RockShox Recon Silver, DebonAir spring, Motion Control damper, lockout, tapered steerer, 42mm offset, Boost110, Maxle Stealth, 140mm travel
・リアサスペンション:X-Fusion Pro 2, 2-position damper, 210x55mm
最近トレイルで採用率の高い、140㎜ストロークのフロントサス、リアサスは55㎜のストローク量となっています。
前後共にモード切替を有しているので、上り坂では一時的にサスペンションのストロークを制限することで走りやすいセッティングへ変更可能です。
ドライブトレインはシマノDeore M6100シリーズの12速モデル。
上位グレード顔負けのルックスと機能を備えたモデルに改良されているため、シフトフィーリングも良好です!
Fuel EX5のおすすめポイントとしてご紹介したい機能がこの「Mino Link(ミノリンク)」
これはボルトを緩めて後ろにあるタブを回転させるだけで、バイクの反応性をチューニングできるシステム。
より激しい下り坂が多いコース、割とペダリングするようなコース…それぞれに現地で対応できる非常に優秀な機能だと思ってます。
ドロッパーシートポストはすでに標準装備されているので、ハンドル左側に操作レバーが組み込まれています。
トレイルバイクは上り下りでシートの上げ下げが頻繁にありますので、これはついてて損のないアイテムです♪
タイヤは前後29x2.6インチを装着。純正状態でかなりタイヤクリアランスは少なくなっていて、かなり攻めているセッティングになっています(笑)
あ、ちなみにブレーキはシマノ製ではあるもののM6000シリーズではないので、アップグレードの余地を残している印象アリです。(コースメインで使うなら物足りないかも…)
カラーリングは「ダークアコースティック」と呼んでいる、メタリックグリーンという珍しいカラーリングです。元々セミオーダーシステムの「Project One」に登場したカラーでしたが
Fuel EXに採用されました。個性がありつつ、派手すぎない…そんな上質感と存在感のあるカラーリングでとってもかっこいいと思います!
Rail(レイル)は、電動モーターユニットを搭載した、E-MTBと呼ばれるカテゴリの車体です。
先に紹介したFuel EX同様にトレイルライドを得意とするバイクです。Fuelではマニュアルで登り坂をトライしますが、Railなら登り坂はアシストを有効にして、下り坂のための体力をしっかり残すような乗り方も可能。
もちろん、トレイルに行くまでのアプローチをアシストするといった使い方もOK!
カラーリングはパールが美しい、Purple Flipというその名の通りメタリックパープルカラーとなっています。
写真でもわかりますが、非常にパールがはじけている車体で、日光があたるとキラキラ光りだすようなそんな印象があります。
モーターユニットは、BOSCH(ボッシュ)製「Perfomance Line CX」という同社がMTB向けに開発されたものを搭載。最大85Nmものトルクを出力できるため、オフロードに出てくる急斜面もパワフルなアシストを効かせて走破可能となっております。
コントロールユニット兼サイクルコンピュータも標準装備しており、乗車中の視界に必要な時だけ入れられるような小型サイズを導入しています。
リア変速を扱うかのようにアシストモード切替ができるよう、+-ボタンを有しているのも扱いやすくて便利なポイントです。
Railの強力なトルクとボリューミーな車体のパワーを受け止めるブレーキもパワフルなものになっています。
TEKTRO社製の4POTキャリパーに203㎜ローターを装着。フロントサスペンションも中上位モデルに採用される35㎜シャフトのレッグを持つROCK SHOX 35 Gold RLを採用。
足回りは前後共に29x2.6インチサイズを採用。Fuel EXに比べると純正タイヤ状態のフレームクリアランスは少し残っているので、もしかしたら2.8インチタイヤも入っちゃうかもしれません(未検証)
現行のトレイル/エンデューロ系バイクに採用されるKNOCK BLOCKというハンドル角抑制機構も搭載しています。
これがあることにより、ダウンチューブを高剛性に仕上げることができ、モーターユニットが発生させたトルクは余すことなく、地面へ伝達されるようになっていると思われます。
……
いかがでしたか?今日ご紹介した車体は、ともに一台ずつの即納車両となっております!マウンテンバイク特にフルサス車は数自体が少ないので、検討されているかたは是非当店まで~!(店長・東)