チューブレスホイールのスポーク交換体験記、後編です!前回、タイヤを取り外して、仮組を進めたホイールですがとりあえず形にはなりました!
満を持して、「スポークカラーチューン」と言いたいところですが…なんか地味ですね(笑)
完組ホイールにはあまり採用されないですがシルバースポークも定番カラーの一つだからか、あまり変わった感じがしません…。
気を取り直して、組み上げましょう!チューブレスタイヤを装着後、クリンチャータイヤには無い工程「ビード上げ」の様子を見て頂きたいと思います!
はじめてだと結構怖い感じの音に聞こえますが、この「パチン」が無いと延々とどこから空気漏れして、余計に時間がかかるのでチューブレスタイヤユーザーには安心して聞こえる音です!!(本当!?)
ちなみに、Bontragerのチューブレスタイヤインストールのマニュアルにはビード上げの時点ではシーラント剤は封入しません。これは、以前のチューブレスホイールに比べてリムの密閉度が高まったおかげもあり、通常の手順で圧力を掛ければ、ビードが上がるようになりました!
これは、チューブレスタイヤインストール最大の難所をたやすく突破できるようになったという事に等しいので、結構嬉しいことだったりもします。
そのままでも使えそうですが、万が一の空気漏れがあると減圧するのが異様に早くなりますしなんといってもオフロード走行中のパンクが想定されるので、シーラント剤を封入します。これは「パンク防止剤」とも呼ばれ、タイヤに穴が開くと液体状の溶液が穴をふさいだ後に硬化(乾燥?)して空気漏れをストップするという代物。
ロードバイクだと20ml~25ml程度を1本のタイヤに入れていきます。
いよいよ完成したので、車体に取り付けてみました!!
…のですが、皆さん分かってもらえますか?(笑)
ほら、よーく見るとありますよね?色違いのスポークが!
これだけでかい写真ならわかってもらえるでしょう!
正直なところ組み上げ直後は「失敗したかなー」と思ったのですが、この補修した感じが出てるのとこれまで書いたような過程もあって、愛着が湧いてきてます。
皆様も、日頃のメンテナンスでスポークにダメージを確認したら、当店で「オリジナルチューン」しませんか?今回みたいな思い付きじゃなく、カッコよさと性能面を考慮したご提案を致しますのでどうぞ安心して、ご利用くださいませ(笑)