TREKの内蔵サイクルコンピュータセンサーの電池交換方法、教えます!
登場以来、モデル選びの決めてとなる事もしばしばあるDuotrap&Duotrap S。ANT+&Bluetooth信号でスピードとケイデンス情報を送信できるフレーム内蔵型のセンサーです。今回はこのセンサーの電池交換方法を説明します。
準備するもの
どちらの機器も2.5mmのアーレンキーとコイン(500円玉がベスト)を用意してください。電池交換する際は、新しい電池(ボタン電池CR2032・1個)も必要ですね!
DuoTrap Sの電池交換手順
まず、2.5mmボルトで留められているセンサーを外します。1本留めなので見えているボルトを取り外します。
次に、センサー本体を取り出します。S字を書いたような形状になっているので、写真手前のセンサー先端を引き起こすように引っ張ると、内蔵部分も出てきます。
センサー裏面。見づらいので写真を拡大しました。コインフタの上側に「OPEN」「CLOSE」と表記されて、突起状のパーツがCLOSEに寄ってますね。これでキチンとフタがロックされているか分かるようになっています。
ここで500円玉登場!コインフタの溝に合わせてオープン側へぐいっとひねります。
ふたが取れました。これで新しい電池をセットするのですが、手順があります。
重要!
1.新しいコイン電池を上の写真とは逆向きにセットして、5秒ほど待機。
2.一度取り出して、上の写真のように「+」が見えるようにセットし直す。
この作業無しにセットしても、センサーが正常に起動しない時があるので要注意。
あとは、コインフタを締め、取り外したときと逆の手順で取り付けし直せば完了!
Duotrapの電池交換
Duotrapの電池交換、最大の難所は「どうやったら外れるのか分からない!」こと。
まずはいつもの状態を撮ってみました。
ボルトはここにあります!中央のぽっちがゴム製のカバーになっているので、それを爪などで引っ張り出すと、
このような状態になります。Duotrap Sと同様に2.5mmのアーレンキーで緩めて下さい。
取り外しもDuotrap Sと同様です。ちなみに取り外すと中はこんな感じになっています。
ちなみに電池交換方法もまったく一緒。上の注意書きを参考に行ってください。
電池交換方法とは関係ないんですが、ケイデンスマグネットのセット位置についてもよく聞かれます。黄色の丸でマーカーした、カバー部の凹みを目印にマグネットを設定してください。
更に、「Duotrapのセンサー反応を示すランプ(赤/緑のヤツです)が付かないんだけど」と問い合わせを受けますが、あのランプは設定確認用となっていて、センサー起動後5分間だけ反応・点灯します。ランプがついてなくてもスピードorケイデンスがコンピュータに表示されていれば、正常なので安心してください。
というわけで、分かりづらい電池交換方法をまとめてみました!分からない方は店頭・コメントでご質問ください!