
- 2019.02.05
- 初めてのロードバイクはパナソニックでオーダーしよう!!
ロード・MTBの完組および手組ホイールの新たな選択肢を追加すべく、INDUSTRY NINE(インダストリーナイン)の代理店を務めるYuris様との取引を開始しました!
アルマイトで輝くハブに秘められた性能をご紹介します。
また、最終的にはホイールのインプレッションも行いますので、この記事をこまめにチェックしてくださいね!
インダストリーナインは、アメリカのノースカロライナー州にある”Turnamics”という会社がスタートしたブランド。
この母体会社は、40年以上にわたり航空宇宙産業などの精密機器切削品を手掛けています。
その高精度の設備を用いて製造する部品は、ベアリングとリムをのぞく全て!
以下の動画で、その行程の一連をご覧いただけます。
それぞれ3度(6度)ごとに爪の噛み合うポイント(ノッチ)が用意されています。
ペダルを踏み出してからのトルク伝達が非常に早く、素早い反応性と加速性をうみだします。
また、爪の抵抗を少なくなるよう設計されており、足を止めている間も減速しにくい工夫がされています。
これにより加速・速度維持に要する労力が少なくなるため、ユーザーの体力面をサポートするのもポイントです。
マウンテンバイク、ロードバイクはもちろん、ファットバイクやディスクロードなど、様々な車種に対応。
アクスル形状も豊富かつコンバージョンを柔軟に対応。フリーボディもシマノ、スラム、カンパニョーロ、さらにはシングルギアもラインナップされています!
2018年時点のカラー展開は11色。性能だけでなく、車体のアクセントに引き立ててくれます。
写真の左上からレッド、ゴールド、グリーン、ブルー、ピンク、オレンジ、ライムグリーン、ターコイズ、パープル。
また写真にないもので、ブラック、シルバーがあります。
完組ホイールはもちろん、ハブ単体でもオーダー可能です。性能・デザインを自分好みにカスタマイズしたオリジナル手組ホイールを作って楽しめます。
ハブ同様に、自社ファクトリー内で1本ずつ製作されます。これに用いるハブとアルミスポークは完組専用のものを採用(一部除く)。
スポークも自社製造で、ニップルを不要とした仕様により、外周およびホイール重量の軽量化と瞬発性能をUP。さらに全体的には高剛性となるように仕上げられています。
ラインナップは、ROAD(リムブレーキ)、ROAD&CX(ディスクブレーキ)、MTB(29", 27.5", 26")、MTB(PLUS, FAT)のカテゴリーがあります。アルミリムとカーボンリムでの価格は以下の通りです。
アルミリム | カーボンリム | |
ROAD(リムブレーキ) | 145,000円~ | 280,000円~ |
ROAD&CX(ディスクブレーキ) | 148,000円~ | 280,000円~ |
MTB |
108,000円~ | 280,000円~ |
MTB (PLUS, FAT) |
156,000円~ | 335,000円~ |
前後セット、2018年3月時点の税込価格です。 |
そして、自分だけのホイールをメーカーにオーダーすることもできます!
2018年現在はMTBに限り、モデルを選び、それに使うハブ・アルミスポークのカラーも選択できます。
このカラーオプションは3パターンでご用意。カラフルにしたり車体カラーに合わせたホイールが出来上がります。
もし今後、ロードバイクでも同様のオプションが登場すると、なお面白そうですね。
手組ホイール用のハブとしてお選びいただいた後、さらにリム・スポーク・ニップルも私たちが一緒にご相談にのり、完成へとご案内いたします。
ハブの構造も完組ホイールと違い、汎用性に最も長けたものを採用。
これは車体をアルミからカーボンへ変えるように、組み立てたホイールも将来的にリムをカーボンへグレードアップなどができます。また、スポークなども入手しやすいため、海外からのお持ち込みでも修理が可能です。
用途や予算に合わせて柔軟に対応できるのも手組みを選択する魅力の一つです。
製作は、完組ホイールと同じカテゴリーのものを組み立てられます。
ROAD(リムブレーキ)の場合は、アルミリムで106,300円~、カーボンリムで180,268円~のオーダーができます。
※2018年3月時点の価格です。
メーカーでは細かなところまで交換パーツをご用意しているので、消耗した部分を交換していけば長期間使用することが可能です!
このインダストリーナインの性能を皆さまにご体感いただけるよう、試乗用のホイールを組み立てました!
今回ご用意したホイールは、ロードバイクのリムブレーキ用に対応。
構成は以下のようになります。
ハブ |
INDUSTRY NINE |
スポーク |
SAPIM |
リム | DT SWISS RR411 |
スポーク本数・構成 |
F:20本, ラジアル R:24本, 4本組(左右) |
また、気になる重量も実測をしました。
計測した重量にはリムテープを含まず。
フロントで637g、リアで806g。トータルは1,443g。
重量と性能は、完組みホイールにも引けを取らないものに仕上げることができました。
さらにハブは好みのカラーを選べるので、車体をより引き立てます。
試乗をご希望の際は、試乗プログラムの内容を予めご確認のうえ、相模大野店へお越しください。
試乗プログラムの詳細はコチラ
もし同じ構成で製作のご依頼をいただくと、118,664円(税込, 2018年5月時点)にて入手いただけます。
先日、スタッフのライドイベントにてシェイクダウンとなった試乗ホイール。
スタッフとご参加のお客様の反応は、上々だったご様子。
スタッフの感じたところを、次回の更新にてまとめていきます。
楽しみにしていてください!