- 2024.10.17
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このページでは、2022年3月に発表となったTREK(トレック)のクロスバイク・FX Sport 4 / 5のまとめ記事です。細かい仕様について更新をしていきますので興味のあるかた、どうぞご活用くださいませ!
久しぶりのニューバイク発表です。
なんとフルカーボンでこの価格(263,890円税込~)は私たちもびっくりしました。
フロントシングルにしたことにより、フロントシフター / ワイヤー / 変速機 / 多段チェーンリングがなくなり
すっきりしましたし、軽量化もされました。そして何より変則時のチェーントラブルもほぼ解消されるのがうれしいですね!
太いタイヤのわりに結構しっかり走ります。
太いタイヤはクッション性アップにつながり、さらにはフルカーボンフレームなので長距離乗っても体に超やさしいです。
ステムの上にスペーサーが乗っている、ということは、そう。フォークコラムまでフルカーボンです!
シンプルに六角レンチでホイールをロック。これも軽量化に貢献していそうです。
・・・ほかにも気になるところがたくさんあります。
私たちも試乗とリサーチを引き続き行い、みなさまにさらなる情報を提供していきます。
→ 試乗レビューをアップしました!
[試乗レビュー/インプレッション] FX Sport 4で宮ケ瀬にテストライド!
[試乗レビュー/インプレッション] クロスバイク初心者がFX 2とFX Sport 4をテストライド!
全く新しくデザインされたフルカーボンのフレーム&フォークは様々な工夫が施されていて
通勤・通学用 / 週末のフィットネスやツーリングにといった一般的なクロスバイクの用途以外にも、
フラットバータイプのグラベルロード / ロングツーリングバイクなどへのカスタマイズができることがウリです。
左:ボトムブラケット後方 右2つ:マッドガード取付アダプター(例)
各画像にあるねじ穴(右上の写真は左側にあるねじ穴)でマッドガードの取付が可能です。
必要に応じてマッドガード取付アダプターを介することになります。
マッドガードを取り付けると、最大42mm幅まで搭載可能なタイヤが40mmまでに制限されます。
※ちなみに購入時搭載タイヤは40mmですので、マッドガード取付は問題なしです。
左:フロントフォーク背面 中央:フロントフォーク側面 左:マッドガード前後セット(例)
左画像の(左上の)ねじ穴と、中央画像の(車軸近くの)ねじ穴を利用して、マッドガードの取付が可能です。
前側もマッドガードを取り付けると、最大42mm幅まで搭載可能なタイヤが40mmまでに制限されます。
左:後輪軸部 右:シートステー
左:シートステー用ラック搭載アダプター(例) 右:リアキャリア(例)
左上画像の(右側の)ねじ穴、そして右上画像のねじ穴にラック搭載アダプターを取り付ければ、リアキャリアが搭載できます。
左:フロントフォーク側面 中央:フロントフォーク前面 右:フロントキャリア(例)
左画像の(中心もしくは下にある)ねじ穴と、右画像のねじ穴を利用してフロントキャリアが搭載可能です。
左上画像、トップチューブの下にみえる3点の穴は、専用バッグ(画像右)を取り付けるためのものです。
左:フロントフォーク内側 中央:フロントフォーク背面 右:ハブダイナモ式ライト(例)
フロントフォーク内側(画像左)と背面(画像内右側)の穴は、ハブダイナモ式ライト取付時に
配線を通すためにあります。内装式にすることですっきりしてかっこいいです。
後軸の少し前にある二つのねじ穴、これを使って専用スタンドを取り付け可能。
チェーンステー内側のゴムキャップ(画像左)をはずすと、メーターセンサー(画像右)を埋め込みできます。
その他のフレーム構造でおさえておきたいポイントをここに記載しておきます。
前輪 / 後輪をはずすときは、工具(六角レンチ)を使って外す構造です。
クイックリリースへの変更は(クイックのあたり面がそれ用にできていないため)できなそうです。
「車輪が(工具がなくても)外せること」よりも「軽量化」が優先されています。
すべてのホース(ケーブル)がフレーム前面から入り、出口ちかくまで内装されています。
とてもすっきり、精悍なイメージです。
フロント変速機の後付けはできません。バンド式変速機も(取り付けパイプ位置が円柱状ではないため)取付不可です。
フロントフォークはステアリングコラムまでカーボンなので、非常に軽量です。
この場合ハンドルポストの上に最低でも5mm厚のスペーサーを積むのが基本で、
こうすることによりトップキャップで抑え込む力でカーボン地がいたむのを防げます。
チェーンリング(前の歯車)は最大44Tまで対応します。
このシリーズは5種類のサイズ設定(XS / S / M / L / XL)です。
メーカー推奨の適正身長表を以下に載せておきますが、体形には個人差があります。
実車にまたぐなどして、適正なものを選びましょう。
まず車体重量が軽量である、という点で坂道でも楽々こぐことができます。
ギア比も一番軽いギヤに入れた場合1以下になるので、激坂でもゆっくりと確実にのぼれる装備があります。
車体 | 重量(kg) | 前ギヤ | 後ギヤ | 最低ギヤ比 |
FX Sport 4 |
10.48 / L | 42 | 11-46 | 0.913 |
FX Sport 5 | 10.22 / M | 40 | 11-42 | 0.952 |
FX 3(参考) | 11.38 / M | 40 | 11-46 | 0.870 |
※重量は、FX Sport 4 / 5がペダルなしの実測値、 FX3 がメーカー公表値です。
FX Sport 4/ 5 はリム外幅26mmです。一般的にリム幅よりも細いタイヤを装着することはないので、28mm以上のタイヤ幅をちばサイクルでは推奨としています。