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違いを分析!2021年 新型エモンダSL5Disc / SL6Disc / SL6DiscPro

2021年モデルのエモンダSLシリーズの中から、「Emonda SL6Disc(エモンダ SL6 ディスク)」「Emonda SL6Disc Pro(エモンダ SL6 ディスク プロ)」「Emonda SL5Disc(エモンダ SL5ディスク)」の違いを分析。さらに旧モデルからの変更点・価格・カラーをまとめます。後半には2020年モデル以前の情報も掲載。さらに2018年の章では、ちばサイクルでの検品・組み立て・完成プロセスをご覧いただけます。いつものようにブックマークをよろしくお願いいたします!

 

 

目次:2021年モデル(2020年6月19日更新)

2021モデルカタログスペック

SL5 Disc / SL6 Disc / SL6PROの違いと旧モデルとの比較

 

目次:2020年モデル

2020モデルカタログスペック

2020モデルのSL5 Disc / SL6 Discの違いを徹底分析

目次:2019年モデル

2019モデル:カラー / 重量

2019モデルと2018モデルの違い・分析

目次:2018年モデル

2018モデル:組み立て前のおさらい・検品と分解

2018モデル:重量分析

ちばサイクルのロードバイク組み立て風景

 

 

2021年モデル

2021年モデルカタログスペック

エモンダSLの2021年モデル入荷!コンセプトストア(相模大野)と湘南藤沢店で試乗ができます!

 

 

Emonda SL5 Disc 308,000円(10%税込)
重量:9.15kg(フレームサイズ:56cm)

 

EmondaSL5Disc_21_32560_B_Primary のコピー

カラー:Carbon Blue Smoke/Metallic Blue

 

EmondaSL5Disc_21_32560_A_Primary のコピー

カラー:Quicksilver/Brushed Chrome

 

サイズ 47,50,52,54,56,58,60,62cm
フレーム Ultralight 500 Series OCLV Carbon, Ride Tuned performance tube optimization, tapered head tube, internal routing, DuoTrap S compatible, flat mount disc, 142x12mm thru axle
フォーク Émonda SL full carbon, tapered carbon steerer, internal brake routing, flat mount disc, 12x100mm thru axle
ホイール Bontrager Affinity Disc, Tubeless Ready, 24-hole, 21mm width, presta valve 
タイヤ Bontrager R1 Hard-Case Lite, wire bead, 60 tpi, 700x28c  
シフター Shimano 105 R7025, short-reach lever, 11 speed  
フロントディレーラー Shimano 105 R7000, braze-on  
リアディレーラー Shimano 105 R7000, short cage, 30T max cog  
クランク Shimano 105 R7000, 50/34 (compact)  
カセット Shimano 105 R7000, 11-30, 11 speed  
ブレーキ Shimano 105 hydraulic disc, flat mount 
重量 56 - 9.15 kg / 20.18 lbs

 


Emonda SL6 Disc 396,000円(10%税込)
重量:8.25kg(フレームサイズ:56cm)

EmondaSL6Disc_21_32561_A_Primary のコピー

カラー:Lithium Grey/Brushed Chrome

EmondaSL6Disc_21_32561_B_Primary のコピー

カラー:Trek Black/Radioactive Red

 

サイズ 47,50,52,54,56,58,60,62cm
フレーム Ultralight 500 Series OCLV Carbon, Ride Tuned performance tube optimization, tapered head tube, internal routing, DuoTrap S compatible, flat mount disc, 142x12mm thru axle
フォーク Émonda SL full carbon, tapered carbon steerer, internal brake routing, flat mount disc, 12x100mm thru axle
ホイール Bontrager Paradigm Disc, Tubeless Ready, 20mm rim width, Shimano 11-speed freehub, 100x12mm thru axle front, 142x12mm thru axle rear  
タイヤ Bontrager R2 Hard-Case Lite, aramid bead, 60 tpi, 700x28c  
シフター Shimano Ultegra R8025, short-reach lever, 11 speed  
フロントディレーラー Shimano Ultegra R8000, braze-on  
リアディレーラー Shimano Ultegra R8000, short cage, 30T max cog  
クランク Shimano Ultegra R8000, 50/34 (compact)  
カセット Shimano Ultegra R8000, 11-30, 11 speed  
ブレーキ Shimano Ultegra hydraulic disc, flat mount 
重量 56 - 8.25 kg / 18.18 lbs  

 

 

Emonda SL6 Disc Pro 484,000円(10%税込)

重量:8.03kg(フレームサイズ:56cm)

 

EmondaSL6DiscPro_21_32562_B_Primary のコピー

カラー:Trek Black/Radioactive Red

 

サイズ 47,50,52,54,56,58,60,62cm
フレーム Ultralight 500 Series OCLV Carbon, Ride Tuned performance tube optimization, tapered head tube, internal routing, DuoTrap S compatible, flat mount disc, 142x12mm thru axle
フォーク Émonda SL full carbon, tapered carbon steerer, internal brake routing, flat mount disc, 12x100mm thru axle
ホイール Bontrager Aeolus Elite 35, OCLV Carbon, Tubeless Ready, 35mm rim depth, Shimano 11-speed freehub, 100x12mm thru axle front, 142x12mm thru axle rear  
タイヤ Bontrager R2 Hard-Case Lite, aramid bead, 60 tpi, 700x28c  
シフター Shimano Ultegra R8025, short-reach lever, 11 speed  
フロントディレーラー Shimano Ultegra R8000, braze-on  
リアディレーラー Shimano Ultegra R8000, short cage, 30T max cog  
クランク Shimano Ultegra R8000, 50/34 (compact)  
カセット Shimano Ultegra R8000, 11-30, 11 speed  
ブレーキ Shimano Ultegra hydraulic disc, flat mount 
重量 56 - 8.03 kg / 17.71 lbs 

 

 

2021モデル Emonda SL5 Disc / SL6 Disc / SL6 Disc Proを徹底分析!

この章は、上記3車種の違いを分析していきます(旧モデルとの違いにも言及していきます)。

※重量表記について:
①フレームとフォークは実測値。ボトルケージねじをはじめ、ディレーラーハンガー・ゴムキャップ類・BBに至るまですべて外した状態で計測しています。
②メーカー公表値を一部使用しています。
③旧モデルとの比較の際にサイズ違いによる重量差があることをご承知おきください。
④フレーム・フォークには塗装による誤差、すべてのパーツには製品誤差(重量にも多少は影響)がありますのでご理解ください。

 

※この章ではそれぞれの名称を「SL6」「SL6 Pro」「SL5」と短縮して表記する場合がございますのであらかじめご了承ください。

 

フレームとフォーク

 _MG_0703

2021年のエモンダSLシリーズはフルモデルチェンジし、エアロ形状へと変更されました。
SL5 / SL6 / SL6PROすべてにおいて、カラーこそ違いますが全く同じフレームとなります。

 

フレームサイズ500㎜のものを分解、フレームとフォークの重量を計測。結果は・・・

 _MG_0699

_MG_0702

フレーム:1116g フォーク:372g となりました。

旧モデルと同じ条件で重量比較をするために、BB等の重量を加算してみましょう。

 

_MG_0744

BBは110g、その他ゴム類やディレーラーハンガーが16g。フレームフォークとの合計で1614g(フレームサイズ500㎜)

旧モデル(フレームサイズ540㎜)の同じ条件での計測値が、フレーム1210g、フォーク414gで合計1624gでしたので、

モデルチェンジによってエアロ形状になりましたが、フレーム+フォークの総重量はほぼ一緒である、といえそうです。

 

 

 

fork

フォークは形状変更により、ブレーキホースルーティングも変更になっています。
2021年モデルではフォークコラム中心部からブレーキホースが入り(画像内左)
左側ブレーキマウント付近からホースが出る設計になっています(画像内右)。

 

 

完成車比較

 重量(メーカー公表値)を表にしてみましょう。(フレームサイズ560㎜の場合)

  エモンダSL5 エモンダSL6 エモンダSL6PRO
2020モデル 8990g 8180g 7860g
2021モデル 9150g 8250g 8030g


旧モデルと新モデルを比較した場合、エアロ形状になったフレーム+フォークの重量は旧モデルとほぼ同じ。
つかっているコンポーネント類もほぼ同じです。
ただし、上記画像にあるような「エアロ形状になったからこその専用パーツ類」「内装ワイヤーがフルアウターになった」「最大スプロケットが大きくなったこと」などの要因で、総重量の微増が起きているようです。

 

コンポーネント

 

component

エモンダSL5 Discは、SHIMANO 105(シマノ105)をフルセットで使用、
エモンダSL6 DiscとSL6 PROは、シマノ105の上位モデルとなる、SHIMANO ULTEGRA(シマノアルテグラ)をフルセット使用しています。

上位モデルのほうが「より軽く・精度が高く・耐久性が高い」。すなわち「より快適に・速く走れる」というわけです。

 

コンポーネントの中で仕様違いとなるものを以下の表にまとめました。

 

  エモンダSL 5 エモンダSL6 エモンダSL6PRO

クランクセット

50×34 52×36
※旧モデルは50×34
52×36
※旧モデルは50×34
スプロケット

11-30
※旧モデルは11-28

11-30
※旧モデルは11-28
11-30
※旧モデルは11-28
タイヤ幅 700×28C 700×28C 700×25C
※旧モデルは700×28C

 

 

重量については下記に表をつけておきます。
STIレバーは左右セット、ブレーキキャリパーは前後セットの重量を記載。スプロケット 11-30T、クランク 170㎜50-34Tでの表記となります。
また、ディスクブレーキはホース・オイルの重量は除いています。

パーツ名

105
(SL5 Disc)

ULTEGRA
(SL6 Disc)
ULTEGRA
(SL6 Disc PRO)

STIレバー

610g 554g 554g
フロントディレーラー 95g

92g

92g

リアディレーラー 225g 200g 200g
クランク 713.5g

681g

681g

ブレーキキャリパー 285g 286g 286g
スプロケット 304g 269g 269g
チェーン 257g 257g 257g
合計 2489.5g 2339g 2339g

SL5とSL6・SL6PROとのコンポーネントによる重量差は150.5gです。

 

 

ホイール

ローター

_MG_0034-2
写真左:105(Emonda SL5 DISC) / 写真右:ULTEGRA(Emonda SL6 Disc / SL6PRO Disc)

ディスクローターの形状が異なっていますね。
ULTEGRAのディスクローターには放熱効果を高めるICE TECHNOLOGY(アイステクノロジー)を採用。これにより熱がこもりにくく、制動力もベストな状態を保つことができるのです。

 

ホイール

_MG_0739

ホイールの種類も「SL5 → アフィニティホイール」「SL6 → パラダイムホイール」「SL6PRO → アイオロスエリートホイール」と、それぞれ違うグレードが採用されています。車輪(特に車輪外周)の軽量化は、そのままフットワークの良さにつながるので、軽量にこしたことはありませんね!

さて、重量計測をしてみましょう。ホイールはタイヤ・チューブ・反射板を取り付けた状態(ローター・スプロケットは外した状態)でそれぞれ計測しました。
以下の表について、ディスクローターは左右セットでロックナット込み、スキュワーは脱着可能なレバー込みの重量です。
重量差は以下の表の通り。

 

パーツ名 SL5 Disc

SL6 Disc

SL6 Disc PRO

ディスクローター前後 296g 260g 260g
フロントホイール 1379g 1150g 970g 
リアホイール 1794g 1450g 1185g 
スキュワーセット 88g 88g 88g
合計

3557g

2948g

2503g 

 

SL5とSL6の比較では609g、SL5とSL6PROとでは1054gという大きな差がでました。
足回りが軽量になると漕ぎだしから軽く、加速性アップに加え、速度維持もしやすくなります。

SL6 Discのほうがより素早く、そしてSL6PROを選べばさらに速く走ることができる、ということですね!

 

 タイヤグレードの違い

それぞれの車種ごとに、タイヤのグレードや太さに違いがあります。これについてみていきましょう。


① SL5は完成車によく搭載される「R1タイヤ」を装着しています。
一般車のタイヤなどと同じようにタイヤのふちにワイヤーを内蔵(ワイヤービードといいます)しています。
ふちの強度は上がるものの、ワイヤーが入っている分やや重めです。

② SL6およびSL6PROはワンランクグレードアップした「R2タイヤ」を装着しています。
ケブラービードを採用し、重量を軽くしています。タイヤの転がる向きにあわせてタイヤの編み目(ケーシング)を合わせることで、よりはやく転がるように設計されたタイヤです。

さらにSL6 Disc PROは、SL6 Discと同じ「R2タイヤ」を装着していますが、700×25Cの細いタイヤを採用。その分重量も軽いです。

_MG_0080

ホイールのスキュワーにはBontrager スイッチレバー スルーアクスルを採用しています。
6mmの六角レンチまたは脱着可能な専用のレバーで開閉する形になっています。レバーの軽量化に加え、盗難防止にも役立ちます。
文章では少しわかりにくいので、以下の動画で構造と着脱方法を解説しています。

 

エモンダSLシリーズ2020年モデルの車輪の外し方動画です。2021年モデルも同様の仕組みです。

 


動画はR2のさらに上位グレード・R3の動画ですが、どのように開発されたかがわかるようになっています!

 

 

その他パーツ比較

_MG_0743

上記に書かれていない、ハンドルなどのパーツの重量です。
シートマストはどちらもショートタイプで7×7㎜のヤグラを含んだ状態。ステムはBlendrを除いています。
その他パーツはヘッドセット、コラムスペーサー、チェーンキャッチャー、ケーブルガイド、バーテープ、Blendrの合計です。
Blendrは取り付け要望の多い、Bontrager製サイクルコンピューター用の台座+ベースマウントの重量で計算しています。

パーツ名 SL5 Disc SL6 Disc

シートマスト

226g 126g
ハンドル
(420㎜)
310g 270g
ステム
(80㎜/7°)
162g 129g
サドル 301g

286g

その他パーツ 254g 254g
合計 1217g 1037g

 

シートマストの重量差によって大きく差が出る結果となりました!

 

seatmast

シートマストはそれぞれ使用している素材・長さ・オフセットが異なっています。
SL5 Discは素材はアルミ。長さはフレームサイズにより異なり、~56㎝までは128㎜、58㎝~は172㎜。オフセットは10㎜です。
SL6 Discは素材をカーボンへ変更。こちらも長さはフレームサイズにより異なり、~56㎝までは135㎜、58㎝~は175㎜。オフセットは20㎜です。

 

_MG_0014

振動吸収性は「シートマストがフレームに覆いかぶさる形にすることで、フレームをしならせる」構造のため大差はありませんが、SL6 Discに搭載されているカーボンシートマストの方が微振動を吸収してくれる感覚があります
※感じ方には個人差があります。

 

Stem

ステムはSL5 DiscにはEliteステム、SL6 DiscにはProステムが搭載されています。
どちらもアルミ製で、ハンドルクランプ部にBontrager製のライトやサイクルコンピューターを取り付け可能なBlendrシステムに対応しています。

 

handle

ハンドルも形は一緒ですが、使用しているアルミが異なっています。
SL5 Discに装着されているComp VR-Cは6000番台のアルミを、SL6 Discに装着されているElite VR-Cはより強度の高い7000番台のアルミを使用しています。
7000番台の方が強度が高いということは、厚みを薄くしても必要強度が保てる=軽量さにつながっている。ということになります。

 

最後に

_MG_0055

今までの測定結果を合計すると…

Emonda SL5 Discは8877.5g(約8.88kg)。Emonda SL6 Discは7938g(約7.94kg)。939.5gの差となりました。
※フレーム・フォーク重量はどちらも50㎝フレームで計算を行いました。

メーカー公表重量は56㎝フレームでSL5 Discが9.15kg、SL6 Discが8.25kg
この違いは、計測時にディスクブレーキのホース・オイル・変速のワイヤー・バーテープ重量などが計測に入っていないこと、フレームサイズが異なることなどによるものとお考え下さい。

 

 

guide_main-1000x667

ここまで重量やパーツの差をお伝えしましたが、やはり文章だけではお伝えできる内容に限界がありますね…。
その部分は試乗していただくことでより感じることができます!
ちばサイクル コンセプトストア / 湘南藤沢店 にてEmonda SLシリーズの試乗を承っていますので、ぜひ店頭へお越しいただきその性能をお試しください!

 

 

 

2020年モデル

2020年モデルカタログスペックと入荷動画

2020年モデルのEmonda SL5 Disc / SL6 Disc入荷当日の動画です。

Emonda SL5 Disc 308,000円(10%税込)
重量:8.99kg(フレームサイズ56)

カラー:Mulberry/Magenta

EmondaSL5Disc-MatteTrekBlack-GlossViperRed

カラー:Matte Trek Black

EmondaSL5Disc-EmeraldIris

カラー:Emerald Iris

2020emondasl5disc

1559785852543.jpg

参考リンク:2020年モデル / エモンダSL5Discインプレッション

 

 

Emonda SL6 Disc 401,500円(10%税込)
重量:8.18kg(フレームサイズ56)

EmondaSL6Disc-TrekBlack-TrekWhite

カラー:Trek Black/Trek White

EmondaSL6Disc-RadioactiveRed-Black

カラー:Radioactive Red/Black

Emonda SL6 Disc 2020年モデル紹介動画

 

2020emondasl6disc

 

 

Emonda SL6 Disc Pro 517,000円(10%税込)

重量:7.86kg(フレームサイズ56)

EmondaSL6DiscPro-TrekBlack-TrekWhite

emondasl6prodisc

 

 

 

Emonda SL5 Disc / SL6 Discの違いを徹底分析!

この章は、上記2車種の違いを時間をかけて分析していきます。まめに更新をしていきますのでぜひ御覧ください!

※重量表記について:
①フレームとフォークは実測値。ボトルケージのネジ等ははずしますが、ディレーラーハンガー・ゴムキャップ類・BBは、はずさない状態で計測しています。
②メーカー公表値を一部使用していますが極力実測を行っています。
③Emonda SL5 Discはフレームサイズ56cm / SL6 Discは54cmで計測。1サイズ違いによる重量差があることをご承知おきください。
④フレーム・フォークには塗装による誤差、すべてのパーツには製品誤差(重量にも多少は影響)がありますのでご理解ください。

 

 

DAY1:フレーム比較(2019年6月12日)

_MG_0031-2 _MG_0022-2

2020年のエモンダSL5Disc / SL6Discは、2019年のエモンダSL6Discと全く同じフレーム形状をしています。
実測すると、

_MG_0005 _MG_0001

エモンダSL5Disc(フレームサイズ56)は1184グラム
エモンダSL6Disc(フレームサイズ54)は1210グラム

でした。

一般的に塗料の重量は80g~100gといわれていますが「つや消し塗装」は「通常のもの」よりも塗料が少量で済むなどの理由でサイズと重量の逆転が生じているのかもしれませんね。

Fork_Cable
写真左:2019年モデル / 写真右:2020年モデル

フロントフォークはマイナーチェンジがかかりました。2020からディスクホースがフォークの中をとおるようになり、より見栄えがよく仕上がっています。

_MG_0012
フォークは両方共にステアリングコラムまでカーボン製。重量は、

_MG_0006-2 _MG_0003

エモンダSL5Disc(フレームサイズ56)は426グラム
エモンダSL6Disc(フレームサイズ54)は414グラム

でした。

よってカラーが違うだけで、「フレーム・フォークはともにどちらも同じ」と判断できます。

 

 

DAY2:コンポーネント比較(2019年6月13日)

D-Train

エモンダSL5 Discは、2019年にモデルチェンジしたSHIMANO 105(シマノ105)をフルセットで使用、
エモンダSL6 Discは、シマノ105の上位モデルとなる、SHIMANO ULTEGRA(シマノアルテグラ)をフルセット使用しています。

上位モデルのほうが「より軽く・精度が高く・耐久性が高い」。すなわち「より快適に・速く走れる」というわけです。

さて、肝心の重量はどうでしょうか。パーツごとに見てみましょう。
STIレバーは左右セット、ブレーキキャリパーは前後セットの重量を記載。パーツの仕様はスプロケット 11-28T、クランク 170㎜50-34Tです。
また、ディスクブレーキはホース・オイルの重量は除いています。

パーツ名

105
(SL5 Disc)

ULTEGRA
(SL6 Disc)

STIレバー

610g 554g
フロントディレーラー 95g

92g

リアディレーラー 225g 200g
クランク 713.5g

674g

ブレーキキャリパー 285g 286g
スプロケット 284g 251g
合計 2212.4g 2057g

重量は155.4gの違いとなりました。

 

DAY3:ホイール比較(2019年6月14日)

_MG_0034-2
写真左:105(Emonda SL5 DISC) / 写真右:ULTEGRA(Emonda SL6 Disc)

ディスクローターは形状が異なっていますね。
ULTEGRAのディスクローターには放熱効果を高めるICE TECHNOLOGY(アイステクノロジー)を採用。これにより熱がこもりにくく、制動力もベストな状態を保つことができるのです。
また、見た目もよく、軽量とまさにいいとこ尽くしですね!

Wheel_Weight
写真左:AFFINITY DISC TLR(Emonda SL5 DISC) / 写真右:PARADIGM DISC TLR(Emonda SL6 DISC)

ホイールはタイヤ・チューブをつけた状態で計測しました。(ローターとスプロケットは外した状態)
ディスクローターは左右セットでロックナット込み、スキュワーは脱着可能なレバー込みの重量です。
重量差は以下の表の通り。

パーツ名 SL5 Disc

SL6 Disc

ディスクローター 296g 260g
フロントホイール 1500g 1290g
リアホイール 1780g 1500g
スキュワー 88g 88g
合計

3664g

3138g

526gと大きな差がでました。
足回りが軽量になると漕ぎだしから軽く、加速性アップに加え、速度維持もしやすくなります。SL6 Discのほうがより素早く走ることができる、ということです!

タイヤはどちらも軽量タイヤのBontrager Rシリーズを装着し、太さも28cと一緒ですが、グレードが異なります
SL5 Discは完成車によく搭載されるR1を装着しています。
一般車のタイヤなどと同じようにタイヤのふちにワイヤーを内蔵(ワイヤービードといいます)しています。
ふちの強度は上がるものの、ワイヤーが入っている分やや重めです。


動画はR2のさらに上位グレード・R3の動画ですが、どのように開発されたかがわかるようになっています!

SL6 DiscはワンランクグレードアップしたR2を装着しています。
ケブラービードを採用し、重量を軽くしています。タイヤの転がる向きにあわせてタイヤの編み目(ケーシング)を合わせることで、よりはやく転がるように設計されたタイヤです。

_MG_0080

ホイールのスキュワーにはBontrager スイッチレバー スルーアクスルを採用しています。
6mmの六角レンチまたは脱着可能な専用のレバーで開閉する形になっています。レバーの軽量化に加え、盗難防止にも役立ちます。
文章では少しわかりにくいので、以下の動画で構造と着脱方法を解説しています。

エモンダSLシリーズ2020年モデルの車輪の外し方動画です。

 

DAY4:その他パーツ比較(2019年6月15日)

まずは重量を見てみましょう!
シートマストはどちらもショートタイプで7×7㎜のヤグラを含んだ状態。ステムはBlendrを除いています。
その他パーツはヘッドセット、コラムスペーサー、チェーンキャッチャー、ケーブルガイド、バーテープ、Blendrの合計です。
Blendrは取り付け要望の多い、Bontrager製サイクルコンピューター用の台座+ベースマウントの重量で計算しています。

パーツ名 SL5 Disc SL6 Disc
シートマスト 226g 126g
ハンドル
(420㎜)
310g 270g
ステム
(80㎜/7°)
131g 129g
サドル 298g

298g

その他パーツ 218g 226g
合計 1183g 1049g

シートマストの重量差によって大きく差が出る結果となりました!

Seatmast

シートマストはそれぞれ使用している素材・長さ・オフセットが異なっています。
SL5 Discは素材はアルミ。長さはフレームサイズにより異なり、~56㎝までは128㎜、58㎝~は172㎜。オフセットは10㎜です。
SL6 Discは素材をカーボンへ変更。こちらも長さはフレームサイズにより異なり、~56㎝までは135㎜、58㎝~は175㎜。オフセットは20㎜です。

_MG_0063

振動吸収性は「シートマストがフレームに覆いかぶさる形にすることで、フレームをしならせる」構造のため大差はありませんが、SL6 Discに搭載されているカーボンシートマストの方が微振動を吸収してくれる感覚があります
※感じ方には個人差があります。

Stem

ステムはSL5 DiscにはEliteステム、SL6 DiscにはProステムが搭載されています。
どちらもアルミ製で、ハンドルクランプ部にBontrager製のライトやサイクルコンピューターを取り付け可能なBlendrシステムに対応しています。

Handle

ハンドルも形は一緒ですが、使用しているアルミが異なっています。
SL5 Discに装着されているComp VR-Cは6000番台のアルミを、SL6 Discに装着されているElite VR-Cはより強度の高い7000番台のアルミを使用しています。
7000番台の方が強度が高いということは、厚みを薄くしても必要強度が保てる=軽量さにつながっている。ということになります。

 

DAY5:最後に(2019年6月16日)

_MG_0054

今までの測定結果を合計すると…

Emonda SL5 Discは8669.4g(約8.77kg)。Emonda SL6 Discは7854g(約7.95kg)。815.4gの差となりました。
※フレーム・フォーク重量はどちらも56㎝フレームで計算を行いました

メーカー公表重量は56㎝フレームでSL5 Discが8.99kg、SL6 Discが8.18kg
計測時にディスクブレーキのホース・オイルを測定できなかったため、実測と200gほどの違いが発生していますが誤差の範囲といえるでしょう。

guide_main-1000x667

ここまで重量やパーツの差をお伝えしましたが、やはり文章だけではお伝えできる内容に限界がありますね…。
その部分は試乗していただくことでより感じることができます!
ちばサイクル コンセプトストア / 湘南藤沢店 にてEmonda SL5 DiscとEmonda SL6 Discの試乗を承っていますので、ぜひ店頭へお越しいただきその性能をお試しくださいね!

試乗プログラム詳細はここをチェック!

 

 

 

 

2019年モデル

2019年モデル:カラー / 重量

EmondaSL6_19_24012_A_PrimaryEmondaSL6_19_24012_B_Primary

エモンダSL6
カラー:Matte Trek Black/Metallic Gunmetal
カラー:Rage Red/Onyx Carbon
重量:7.53kg(56cm)

EmondaSL6Pro_19_24013_A_Primary

エモンダSL6プロ
カラー:Matte Trek Black/Metallic Gunmetal
重量:7.3kg(56cm)

EmondaSL6Disc_19_22109_B_Primary

エモンダSL6ディスク
カラー:Rage Red/Onyx Carbon
重量:8.1kg(56cm)

2019年モデルのエモンダSL6 / SL6Proは、エモンダSL5と全く同じフレーム成型です。フレーム単体重量実測値は1157グラム、フォークは416グラム(いずれもフレームサイズ50cm)でした。これに対してエモンダSL6シリーズは、フレーム重量は同じ(1157グラム)ですが、フォークは異なるものを使用しているので、かなり軽いです。エモンダSL6Discは、ディスク取り付け穴がある点で、重量差が微妙に生じます。

2019年モデルと2018年との違い・重量分析

エモンダSL6 / SL6Proはカラー変更があった以外は大きな変更点がありませんが、ディスク仕様が追加となったので、この部分にフォーカスをあてて重量チェックをしてみました。

※エモンダSL6 / SL6Proの違いは2018年モデルの章をご参考ください。

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エモンダSL6Discのフロントフォークを計測。ここからトップキャップをとめるためのアンカーボルト重量27gを引き、純重量は386gとなります。
SL6 / SL6Proのフレーム・フォーク等(前年度計測済)と比較すると以下のようになります。

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ディスク仕様のフォークはディスクキャリパーを取り付ける部分の補強・ねじ穴等の関係でリムブレーキ仕様のフォークよりも約80g重い、という結果になりました。

さらに詳しい分析として、以下の条件のもと各パーツ重量を表にしてみました。

確認方法:
①フレームとフォークは実測値。はずせるパーツはすべてはずした状態で計測しています。
②メーカー公表値を一部使用していますが極力実測を行ったので、去年度よりも精度があがっているとおもいます。
③完成車重量は計測器がアナログなので、100グラム以下の単位は誤差の範疇とする。
④「その他パーツ重量」は、単純に完成車重量からパーツ類合計値を引き算したものです。
※その他パーツに含まれるもの:ベアリング類(ヘッドパーツ、BB)、バーテープ、ワイヤー&アウター、ディスクホース、ミネラルオイル
フォークアンカー、ディレーラーハンガー、ケーブルガイド、ブレンダー、後リフレクター、保護キャップ
BB内カバー、ケーブル固定パーツ、ボトルケージ穴等のねじ類、ダミーキャップなど
※フレーム・フォークには塗装による誤差、すべてのパーツには製品誤差(重量にも多少は影響)がありますのでご理解ください。

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いかがでしたでしょうか?

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オールマイティに使えてコストパフォーマンスの高い「Emonda SL6」

レースまで使えるホイールを装備した「Emonda SL6Pro」

そして今がまさにトレンドのディスクロード「Emonda SL6 Disc」

関連リンク:ちばサイクルで試乗をしよう!

 

2018年モデル

2018年モデル:組み立て前情報・検品と分解

Emonda(エモンダ) SL6 2018年モデル
Emonda(エモンダ) SL6 2018年モデル  カラー:ヴァイパーレッド


Emonda(エモンダ) SL6 2018年モデル 
Emonda(エモンダ) SL6 2018年モデル  カラー:マットメタリックガンメタル

Emonda(エモンダ) SL6 PRO 2018年モデル 
Emonda(エモンダ) SL6 PRO 2018年モデル  カラー:マットメタリックガンメタル

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3台のエモンダSL6(ひとつはSL6プロ)が届きました。開梱するとこんな感じ。スペースを無駄なく使い、しかも最低限の梱包材を使いつつ傷等がつかないように工夫されて収納されています。これらの梱包をはずして検品、まずはこのまま仮組してみましょう。

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最初にお見せしたカタログ上の写真との違いがふたつあります。気づきましたか?

ライドチューンドシートマスト(サドルの下のパイプ部分)とハンドルポスト(ハンドルとフレームをつなぐパイプ部分)の色がフレーム色からブラックに変更されてますね。こちらは初期のロットモデルのみの仕様ということになり、いずれカタログどおりのカラーで出荷となるようです(カラー交換受付等は行わないそうです)
2018年モデルはシートマスト、ハンドルポスト(ステム)共にブラックに変更となりました。

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「バーテープも最初から巻いてあるし、パーツもほとんど取り付けられてる。しかもワイヤー類もカットされてて、簡単に組み立てできそうだね!」
・・・いいえ、実はここから「組み立て」ではなく「分解」がはじまります。

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※お客様への納品前に分解検品中。さらにガラスコーティングのためマスキングされたエモンダSL6のフレーム

ポイント:なんで一度分解してから組み立てるの?・・・それはこんな理由からなんです。

「ひとつひとつのパーツの検品」:例えばホイール。必要に応じてタイヤチューブを取り外し真円度チェックをします。
「適正量のグリスを適切な場所に塗りなおす」:グリスの種類も様々。ちばサイクルがベストとするグリスを塗りなおします。
「ワイヤー類を最適長にする」:最適長だと変速/ブレーキの動作がスムーズなだけでなく、見た目も最高にかっこいいです!
「バーテープを巻きなおす」:ちばサイクルが納車するロードバイクはひとつひとつの巻き目まで、とてもきれいです!

2018年モデル:重量分析 

まずは各パーツの重量をすべて確認してみました。

確認方法:
①フレームとフォークは実測値。はずせるパーツはすべてはずした状態で計測しています。
②パーツ類はメーカー公表値。公表値がないものは下の画像のようにしてグラム単位で計測。
③完成車重量は計測器がアナログなので、100グラム以下の単位は誤差の範疇とする。
④その他パーツ重量は、単純に完成車重量からパーツ類合計値を引き算したものです。
※その他パーツに含まれるもの:ベアリング類(ヘッドパーツ、BB)、バーテープ、ワイヤー&アウター
フォークアンカー、ディレーラーハンガー、ケーブルガイド、ブレンダー、後リフレクター、保護キャップ
BB内カバー、ケーブル固定パーツ、ボトルケージ穴等のねじ類、ダミーキャップなど
※フレーム・フォークには塗装による誤差、すべてのパーツには製品誤差(重量にも多少は影響)がありますのでそれをご理解のうえ、以下の表をご利用ください。

emondasl6_2018_e emondasl6_2008_j

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表の注釈です。
SL6 vs SL5・・・SL5装着パーツに比べて、どれくらいSL6装着パーツが軽いか?を示します。
SL6Pro vs SL5 ・・・SL5装着パーツに比べて、どれくらいSL6Pro装着パーツが軽いか?を示します。

水色:フレームとフォークの重量差がわかります。
黄色:タイヤチューブを含むホイール一式の重量差がわかります(スプロケットのぞく)。
オレンジ色:コンポーネントの重量差がわかります。
緑色:総重量の差がわかります。

・・・この表つくるのが予想外にすごく大変で、時間とられちゃいました。「役立った!」とおっしゃってくれる人がたくさんいるとうれしいのですが・・・

 

フレーム / フォーク重量比較

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エモンダSL5とSL6(SL6Pro)では、フォークに112gの重量差がありました。同じカーボン製フォークなのにこの違いは?!これは「ステアリングコラム(フロントフォークがフレームに収まる部分。普段は見えない)の素材の違いです。SL5はこの部分が画像左のような金属製、SL6は画像右のようなフルカーボン製だからです。(※画像は説明用で、現物ではありません。)

ホイール重量比較

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エモンダ
SL5のホイール重量は3368グラム(前後セット・タイヤチューブ含む)でした。
ボントレガー製チューブレスレディ(チューブレスとしても使用可能)リムを使用しつつ組み上げたホイールが使われています。
ボントレガー製R1タイヤを使用しています。

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エモンダSL6のホイール重量は2550グラム(前後セット・タイヤチューブ含む)でした。
「パラダイムホイール」という、ホイールバランスをトータルでプロデュースすることにより「強度と軽さ」を兼ね備えたものに仕上がっています。SL5のホイールよりも818グラムも軽量になっています。もちろんチューブレスレディです。
この重量差は、実はホイールの製法の違いだけではなく、タイヤの違いも含まれています。SL6に使われているR2タイヤはボントレガー製R2タイヤ。R1タイヤとの重量差は前後セットで262グラムもあります。この差は、ビード部分(タイヤがホイールに引っかかる部分がワイヤー(R1タイヤ)でできているかケブラー / アラミド(R2)
でできているかの違いです。ちなみにケブラー(アラミド)ビードのタイヤは折りたたむことができますが、ワイヤーのものはできません。

emondasl6pro_wheel


エモンダSL6Proのホイール重量は2434グラム(前後セット・タイヤチューブ含む)でした。新製品の「Aeolus Pro3」が搭載されています。ホイールがリム高がある(ディープリムといいます)のにこの軽さが実現できるのは、カーボンでできているからです。SL5に比べると、なんと934グラムも軽量(タイヤ重量差含む)。
ロードバイクはホイールの外周を軽量化すると、劇的に軽く、そして速く走ることができます。この部分が約1キロ軽量化されるわけですから、このホイールを使うと別次元の走りができます。

ハンドル / ステム重量比較

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エモンダSL5のコックピット。「レースVR-Cハンドル」+「エリートステム」合計重量は452グラム


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エモンダSL6 / SL6Proのコックピット。「エリートVR-Cハンドル」+「プロステム」合計重量は399グラム


ハンドル・ステム重量差は53グラム。SL6シリーズのステムは、よく見るとカーボンを意識した網目模様のデザインが施されています。

コンポーネント重量比較

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エモンダSL5のブレーキセット(シマノ105)


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エモンダSL5のコンポーネント(シマノ105)


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エモンダSL6 / SL6Proのブレーキセット(ボントレガー)


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エモンダSL6 / SL6Proのコンポーネント(シマノアルテグラ)

エモンダSL6 / SL6Proに搭載される、新発売となったばかりの「アルテグラ(R8000シリーズ)」と「ボントレガーSpeed Stopブレーキ」のコンポーネントは、エモンダSL5(シマノ105を搭載)に比べてトータル235グラムの軽量化となります。

重量比較総評

こうしてエモンダSL5とSL6ではトータル重量差約1.2キロ(SL6Proだと約1.3キロ)が生まれます。この重量差はそのまま性能差にもなるだけに、悩ましい!

ちばサイクルのロードバイク組み立て風景

前半で紹介した仮組みのエモンダSL6Proを一度分解してから再組立てする。この章を読んでいただくと「なんで一度分解してから組み立てるのか?」をより理解していただけるとおもいます。

ポイント1:ひとつひとつのパーツ検品のため

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たとえばホイールはタイヤチューブをはずして真円度・センターが正常に出ているか?などをチェック。他のパーツもすべてチェックして「ちばサイクル基準で合格品」のみを完成車組み立てに使います(NGの場合はメーカーに再送を依頼します)。

ガラスコーティングもパーツをすべてはずして行わないと、均一にムラなく塗布できませんから「分解」という作業は私たちにとってはしごく当然なのです。

ポイント2:適正量のグリスを適切な場所に塗りなおす

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グリスにも様々な種類があります。メーカー出荷の自転車各パーツに適正なグリスを塗布するなどして最適の状態でお客様にお渡しするのは、当然販売店の役目です。

画像はその一部を紹介したものです。左からそれぞれ
テフロングリス:シールドベアリングなどに使います。
アクアプルーフグリス:防水性グリス。雨の日でも走るヘビーユーザーの自転車にはこちらを使うようにしています。
ファイバーグリップ:ざらざらした粒子が含まれてるのでつるつるしたカーボンシートポストが確実に固定できます。
カーボンアッセンブリーペースト:ファイバーグリスと同じ用途に使用。それほど粒子が荒くない。
シマノのグリス:汎用性があるのでいろいろなところに使用。

ポイント3:ワイヤー類を最適長にする

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届いた状態のまま(画像上)とちばサイクル基準の最適長にカットしなおした後(画像下)だと「かっこよさ」が全然違う!一目瞭然ですね。

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アウターケーブルとインナーワイヤーの摩擦を極限まで低める(スムーズに動かす)ために最適なアール(カーブ)を描くようにミリ単位で意識してケーブルをカットする。すると自然と「かっこいいケーブル長」になるのです!

ポイント4:バーテープを巻きなおす

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バーテープの巻き目に注目(画像左上)。

「ちばサイクル的にはもっときれいに巻きたい!」そこでバーテープをはがした状態が画像右上です。

バーテープを巻く前の下地処理ってとても大切なんです。ケーブルをハンドルに沿ってしっかり固定することにより、ライダーの握力でケーブルが動いてしまうのを防げるし、固定されることによりブレーキ・変速性能が飛躍的にアップするので必須作業なのです。そこでちばサイクルの下地処理後がこちら(画像下)。この上に薄い両面テープを貼ってバーテープの固定力をアップさせてからきれいに巻いていくのです。

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「バーテープ巻くのが上手だね!美しさが違う!!」とよくお褒めの言葉をいただきます。もちろんうれしいのですが、プロですから当然なんですよね。・・・さて、仮組時のバーテープ状態に比べると数段美しい仕上がりとなりました。

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エモンダSL6 / SL6Pro 試乗車完成!!

さあできあがりました!ちばサイクルは全国的にもかなりめずらしい「全展示車が試乗できるショップ」です。ご購入を検討中なら、まず試乗から!お待ちしております。

関連リンク:試乗プログラムのページ

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関連リンク:スポーツサイクル購入時の必須アイテムは? そして予算は?

参考リンク:金利無料プログラム