- 2024.10.28
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☆新型デュラエース(12速)(R9200/R9250/R9270シリーズの情報をお探しのかたへ
別ページにて、R9200シリーズの情報をまとめました!以下のリンクからジャンプして最新情報をチェックしてください!
秋ごろに発表があったSHIMANO Dura-Aceの新モデル(R9100/R9150系)について、今年に入ってからもお問い合わせの声をいただきます。ロードバイク乗りの「夢」とも言えるデュラエースを手持ちのフレームに入れてみたい!と考える方が多いようです。
そこで気になるのは「組替にかかる費用」…最上位グレードだけに価格もそれなりにするというのはわかるけど、実際どれくらいになるのか!
今回は、新型デュラエース(機械式/Di2)の特徴をおさらい&組替のご予算の参考になる例をご紹介したいと思います。
コンポーネントの中でも、一番目立つ「クランク」は、アームの幅が広くなりました。これはパワー伝達能力を高める工夫という事です。また、外観もオールブラックに変わり2010年ごろから流行しているマットブラックカラーのフレームとの相性も良さそうです。
そのほかの変更点は以下の通りです。
■リアディレイラー…「シャドーRD」採用で、静かでスムーズな変速を実現。
■フロントディレイラー…レバーフィーリングを更に向上。少ない入力で変速操作可能。
■スプロケット…チタン/CFRPなど軽量化パーツをふんだんに使用。
■ブレーキ…ワイドタイヤに対応。制動力もブースター搭載で大幅UP。ディスクブレーキモデルも登場。
変速時のレバー操作が旧デュラ(9000)に比べても良くなっている点はもっとも印象強く、体感できました。アルテグラからのアップグレードなら、より大きな差を感じると思います。ブレーキも制動力が上がっていますので、峠からの下り坂で不安を感じる方は、安心できるアイテムとなるでしょう。
さて、デュラエースへ組替しようとする皆さまが気になる費用のお話です。組替の総額を例をもとに算出したところ約25万円となりました。その内訳をみてみましょう!
★赤字のパーツは2018年5月or7月に価格改定がありました★
STIレバー(ST-R9100) | 56,326円 |
ブレーキ(BR-R9100) | 40,717円 |
クランク(FC-R9100) | 63,481円 |
スプロケット(CS-R9100) | 27,280円 |
フロントディレイラー(FD-R9100) | 12,730円 |
リアディレイラー(RD-R9100) | 24,464円 |
チェーン(CN-HG901-11) ※コネクティングピン仕様 |
5,372円 |
総額 | 230,370円 |
パーツ代はフレームやギアの仕様などで前後しますがおおよそ23万円となりました。くわえて、ワイヤー/ケーブル類やバーテープなど、コンポーネント組替に必要なパーツ&当店のようなプロショップへ依頼する場合は「工賃」が必要となります。
組替工賃 | 16,200円 |
ワイヤー処理 |
15,120円 |
バーテープ(参考価格) | 2,500円 |
総額 | 33,820円 |
ワイヤー処理についてはいくつかメニューを用意していますが、今回の算出にあたって、シマノの推奨する「ポリマーコーティングワイヤー」を使用&当店オリジナルのチューンを施したもので計算しています。
ポリマーコーティングワイヤーのイメージ画像
非常に抵抗が少なく、デュラエース組み付けの際にはおすすめのメニューです。
というわけで、「コンポーネント総額」+「工賃類」を合計してみましょう。
コンポーネント総額 | 230,370円 |
工賃類 | 33,820円 |
組替総額 | 261,490円 |
決して安いとは言えない金額ですが、プロ選手も愛用するトップグレードへの組替金額です。「憧れの気持ち」も購入を後押ししてくれるでしょう(笑)
当店では、自転車&パーツ購入時に6回までの金利手数料が無料の分割支払いプランをご用意しております。詳細は、「金利0%プログラム」特設ページをご覧ください!
デュラエースの変速システムを電動化した「SHIMANO Di2」仕様のR9150系のパーツ情報も掲載しました。
★赤字のパーツは2018年5月or7月に価格改定がありました★
STIレバー(ST-R9150) | 71,160円 |
ブレーキ(BR-R9100) | 40,717円 |
クランク(FC-R9100) | 63,481円 |
スプロケット(CS-R9100) | 27,280円 |
フロントディレイラー(FD-R9150) | 43,591円 |
リアディレイラー(RD-R9150) | 70,454円 |
チェーン(CN-HG901-11) ※コネクティングピン仕様 |
5,372円 |
バッテリー(BT-DN110) | 16,387円 |
バッテリー充電器(SM-BCR2) | 11,208円 |
エレクトリックワイヤー (標準的な6本仕様の場合) |
15,480円 |
ジャンクションA(SM-EW90-A) | 11,455円 |
ジャンクションB(SM-JC41) | 3,195円 |
総額 | 379,780円 |
Di2に必要なコンポーネントと、機械式コンポーネント一式の価格差は15万円と出ました。Di2ならではの「サテライトスイッチ」「ワイヤレスユニット(ギア情報などをサイコンに表示できるユニット)」等を追加するともう少し価格差は開きます。
機械式に比べ、より精密で素早い変速操作にストレスの無い操作感など、Di2ならではの魅力があるのも確かです。どちらを選ぶか悩んでしまいますね(笑)
先日、2014年モデルのMadone4.3をデュラエースへ組み替えたときの写真です。TREKのボリュームのあるBB周りにがっしりとしたクランクは似合いますよ~!
以前モデルのデュラエースをお使いの方はもちろん、105やアルテグラからのステップアップを特におすすめいたします!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!(店長:東)