- 2024.11.20
- 愛車を守るならこれ!オーストリッチ 自転車カバー402
みなさまは愛車にサイクルコンピューター(以下CC)を装着されていますか?
サイクルライフがより楽しく、より充実したものになるのが、このアイテム。まだ試されていない方は、もったいない!ぜひお取り付けされるのをおすすめします。
では、どれくらい「おすすめ」なのか?
今回は信頼あるメーカーBONTRAGER(ボントレガー)の定番モデル、TRIP100(トリップ100)を使い、その構造から楽しみ方までご紹介していきます。
どうしてスピードが表示されるの?
はじめてCCを見た方の素朴な疑問は「なぜ正確にスピードがわかるのだろう?」ですよね。まずはこれを解決しておきましょう。CCはおおまかに3つの部品「コンピューター本体(ハンドル周辺の見やすい場所に取り付ける)」「センサー(電波を飛ばす部品。フォークに取り付ける)」「マグネット(車輪に取り付ける)」から成り立っています。自転車が動くと、マグネットがセンサーの近くを何度も通過し、センサーはマグネットが通過するたびに本体に電波を送信します。
本体には事前にその自転車のタイヤ周長をインプットしておきます(ちばサイクルで取り付けたときは、スタッフが車種にあわせて入力済みです)。そして電波の届く間隔と入力した数値からCCが自動計算をして現在の速度を表示する、という仕組みです。
たとえば、タイヤの周長が2000mmのロードレーサーで、1秒間に車輪が3回転する速さ(電波が1秒間に3回届く)で走行すると、
2000×3=6000 「秒速6000mm」=「時速21.6km」
と表示されるわけです。
どんな機能がついているの?
走行速度のほかにも、様々なデータを表示・提供してくれるCC。これらを使いこなすと自転車の楽しさが倍増します!各機能の説明とともに、データの使い方をあげてみました。
1.速度(現在の速度、平均速度、最高速度)
現在の走行速度はもちろんのこと、ボタンを押すだけで平均速度と最高速度を表示できます。信号待ちなどで停車している間はCCも走行時間のカウントをストップ(オートスタートストップ機能)するので、純粋な走行している時間のみを抽出して平均速度を計算してくれます。通勤にスポーツサイクルを利用するなら、毎日の平均速度をメモし続けると「時間短縮=体力がついてきた」という指標になります。
2.ペーサー機能
現在の速度が平均速度よりも「速い/遅い」を常に表示してくれます。サイクリング時に平均速度の目標設定をして出かけると、ペーサー表示がとてもよいモチベーションになります。
3.消費カロリー表示
ライダーの性別と体重をインプットしておくことで、消費カロリーの概算値を表示してくれます。その日に自転車で使ったカロリーにあわせて運動後のおいしいお酒やデザートの分量を決めるなど、健康管理に役立ちます。
4.総走行距離と区間距離表示
総走行距離(これまでに何キロ走ったか)と区間距離(ある一定区間の走行距離)の両方を計測できます。区間距離表示機能を使うと「今日は何キロ走った」「目的地まで何キロだった」「違う道のほうが実は近道だった」などがわかります。総走行距離は「次のオーバーホール時期の確認(3000キロごとに行うことを推奨)」ができます。また、みなさんがどれだけ自転車を楽しんだかの証にもなりますね!
5.時計と走行時間(ストップウォッチ)表示
現在の時刻のほかに、ストップウォッチによる走行時間測定ができます。ストップウォッチは先に述べた「オートスタートストップ機能」により、信号待ちや休憩時間などを除いた「純粋な走行時間」が表示されます。通勤やサイクリングで時短にチャレンジするなどのモチベーションアップに利用できます。
補修パーツも充実。BONTRAGER(ボントレガー)製サイクルコンピューター
今回の紹介に利用した「トリップ100」はBONTRAGER(ボントレガー)の製品です。このメーカーからはほかにもさまざまなCCが発売されていて、そのすべてに補修パーツが充実しています。本体バッテリーもコンビニなどで入手できる定番品(CR2032)を使っているのもうれしいですね!
ちばサイクルでご購入のサイクルコンピューターはお取付け、セッティングを無料で行っております。また使い方もご説明いたしますのでどうぞご利用ください。
BONTRAGER(ボントレガー)Trip 100
価格 7,500円(8%税込)