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2017/01/23:記事の内容を更新しました。
1月下旬から2月の間は、サイクリストが体感する温度が氷点下になる日もでてきます。その中でも特に寒さを感じやすい指先を保護しよう!ということで、グローブをご紹介いたします。寒さ対策をして、この時期ならではの澄んだ景色の中、サイクリングを楽しみましょう!
ボントレガー ヴェロシス エスワン ソフトシェル グローブを着用してみました。
アメリカ合衆国の中でも厳しい寒さ(-20℃!)となる「ウィスコンシン州」に本拠を置く、ボントレガー製のアイテム。日本向けの2017秋冬モデルとしては、もっとも低い気温に対応します。
ハンドルと接する部分にはしっかりとクッションパッドが入っているので、手のしびれなどのストレスを感じにくい設計です。
また、この製品も人差し指に「eSwipe」というiphone / スマホが操作できる加工が施してあります。寒いなか、グローブを外さなきゃ…などの思いをせずに済みます。
厳冬期モデルとして内側は起毛しており、冷たさを感じにくく熱を逃がしにくい仕様になっています。さらに、登山用品などにも使用される3M シンサレート®を採用。この素材は「薄くて軽い・暖かい・湿気は通す」という高い機能性を持ち、信頼性も抜群!そのため、同程度の製品に比べるとごわごわしづらく、STIレバーもスムーズに操作できます。
店頭にも各サイズを展示しております。今季1番のおすすめ商品です!
シマノ ウインドストッパー インサレーテッド グローブを着用。春秋向けグローブのような薄さです。
メーカー営業さんからおすすめされて仕入れたところ、真冬が来る前にかなり数が減ってしまったという、ものすごい売れ行きの商品です。(サイズ・カラーによってはまだお取り寄せ可能ですので、情報を掲載しておきます)
ブレーキや変速機などの製造メーカーとして有名なシマノ製のグローブです。こちらは上記ボントレガーをスペックでは上回る、最低気温ー3℃対応の製品です。
アウトドア製品向け素材としては、3M社と双璧をなすくらい有名なGORE(ゴアテックスのゴアです)社の防風素材Wind Stopper(ウィンドストッパー)を生地に用いることで、高い防風性能を獲得。これにより春秋用グローブのような薄い生地感でも、しっかりと保温してくれます。
クッションパッドも「poron」という高性能ウレタンフォームを採用し、まるでゲルのような柔らかさを実現。この絶妙なクッション量は操作感も良く、冬用グローブ着用時はそれが苦手だという方も受け入れやすいと思います。
このグローブも裏起毛していますが、ボントレガー ヴェロシスに比べると短い毛を採用。肌ざわりの良い仕上げです。内部に手を入れてみると「本当に厳冬期モデル?」と疑ってしまうほど薄い作りなのですが、しばらくそのままにしておくとポカポカと暖かくなってくるので、性能は本物です!
今回ご紹介したアイテムは氷点下対応ということもあり、0℃より下回る気温でないならば、不要なのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、これは「体感気温」で選ぶのがポイントです。
ある気温で風速1m/sの向かい風が吹くと、体感気温は1℃下がると言われています。風の影響を受けやすい自転車の乗車中は、気温が5℃程度あっても、体感気温は氷点下…ということもあり得るのです!
通勤・通学は通常30分以内に移動が終わることが多い乗り方です。そうすると、運動して体が発熱する前に乗車が終わってしまう=寒さを感じやすいライドスタイルと言えます。
このようなときは、わずかな熱も逃がさないグローブを。自宅から会社 / 学校に到着するまで、快適な時間となります!
日中帯は気温が上昇しても、太陽が無い時間帯は氷点下付近の気温に達します。そんな時間帯は、まさに今回おすすめしたグローブを使用するのにぴったりのシチュエーション。この時期でも快適なサイクリングとなります!
これからが寒さの本番。早めの対策で、冬のシーズンも自転車を楽しみましょう。サイクリストにしか見れない、素敵な景色が待っています!