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タイヤ交換の際はチェックしよう!「リムストラップ」

 

タイヤ交換の時に合わせてチェック!「リムストラップ」ご存知ですか?

 
タイヤが磨耗してきたり、パンクによるチューブ交換の際、タイヤの状態やチューブの状態は確認されていると思いますが、「リムストラップ」はチェックしていますか?写真の白い帯状のパーツがリムストラップなんですが、これは経年でとある場所が変形してきます。
 
上が使用後、下が新品
 
こちらの写真をご覧ください。1年半ほど使用したストラップと、新品のストラップです。下のストラップと比較すると、上のほうには○とした場所が確認できますね。これを横から見てみると…。

 

 
少し、確認しづらいですが、○の部分がポコっと盛り上がっていますね。なぜこうなってしまうのかと言うと、ホイール内部にはスポークとニップルを結線するための穴が沢山開いています。この穴にチューブが入り込んでしまうと、チューブに穴が開いてしまいます。このストラップはその穴を塞いでいる役割を担っているんです。しかしチューブには常に空気圧が掛かっておりますので強い力でリムストラップを押し続けます。そうするとこのように、穴の部分のストラップが変形してしまうというわけです。
 
交換目安は定められておらず、目視でのチェックとなります。1回空気圧をかけただけでも多少変形しますので、見た目で判断しづらい部分もあります。ストラップ使用開始時期から1年~1年半くらいを目安に交換すると良いかな。と思います。空気圧を高めに設定する人は良くチェックしてみてください。また、このストラップが機能していないと、頻繁にチューブに穴が開いてしまうので、最近パンクが増えたな~と感じる方も、ストラップをチェックしてみてください。

 

 
ちなみにこのストラップはルールがあります。それは「リム幅に合わせて選ぶ」という事。従来のロードホイールは15~18mm幅でした。ですが、近年はワイドリムホイールの登場により、従来ホイール対応のストラップでは上手くカバーしきれない事もしばしば。と言うわけで、当店では21mm幅というワイドリム向けのストラップを常時在庫しています。2012年頃からのアイオロス、RXL Road Wheel、そして最近のParadigmシリーズホイールなどはこちらのストラップが必要ですよ。 

 

 
ちなみに、クロスバイクをはじめとした超ワイドリムのホイールには、ちょうど良いサイズのストラップがない事もしばしば。そういう時は当店で扱っているリムテープというアイテムをご使用ください。ストラップと違って、複数周巻けますので、穴を覆うように巻けますよ。しかし、複数周巻くとせっかくのリム外周がちょっぴり重くなってしまうかも。そんなときはやはり適合するリムストラップの使用をオススメします。
 
Bontrager リムストラップ(622x21mm幅:ワイドリム用):599円/本
Avedio リムストラップ(622x18mm幅:ナローリム用):216円/本
リムテープ:こちらはタイヤ交換作業を承った際、希望があれば無料で巻き替えしています。