当店で最も売れる商品は?と聞かれると上位に挙がってくるであろう「チューブ」パンク修理の際は必需品です。今回は、Bontragerのチューブの内、スタンダード以外のチューブをご説明したいと思います。
今回ご紹介しているのは主にロードバイクに使用される700x23c前後のチューブです。クロスバイク、MTB用チューブにも変り種はありますが、詳しくは店頭までご質問下さい♪
参考のスタンダードチューブ。特別説明はありません(笑)強いてあげるなら、ボントレガーのチューブは48mmのバルブ長を標準としているのでセミディープリムなどのホイールを使用している方にはオススメです。(他社は40mm程度のバルブ長が最も多いと思います。)
さて、変り種チューブ1つめは「RACE X LITE TUBE」チューブの厚みを極限まで薄くする事でチューブ重量を減らしました。
スタンダードチューブと比較するとその差は…52g!これって凄くないですか?タイヤなら間違いなくグレードアップする重量なので1本当たり3000円~4000円のコストアップが見込まれます。ホイールでも前後で100g(しかもリムが100g軽量化)となれば数万円はコストアップするでしょう。
このチューブは1400円です。スタンダードチューブは950円ですので1本当たり450円コストをかけるだけで、思いのほか素晴らしい軽量化に繋がるんですね~。
但し!弱点もあります。チューブ厚がないので、刺突パンクには弱いんです。普段、あまり綺麗でない道をご利用の方は、イベントやここ一番の時用に。逆に状態の良い道がホームコースの方にはすぐにでもオススメします!
次は「XXX LITE TUBE」 色も変わっていかにも変り種!って感じがいいですね(笑)この色の元はゴムの種類の違いからきています。通常のチューブは「ブチルゴム」というゴムから出来ているのに対し、このチューブは「ラテックスゴム」を原材料にしています。ラテックスゴムの特徴は「高い伸収縮性」を持ちます。
このため、チューブを使ってみると分かりますが乗車時の乗り心地がマイルドになります!快適性を追及する方にはオススメしたいアイテム。ちなみにこの手のゴムは1本15,000円程度する高級なチューブラータイヤの内側に縫い付けられているチューブにも使用されていたりします。価格は少しお高めの2,500円です。
最後は、重量だけ見ると重たーいチューブ。「Self Sealing Tube」という商品名です。
このチューブの重量はチューブ内部に「シーリング剤」というパンク防止剤が封入されているためです。刺突パンク時にシーリング剤が穴を塞ぐ役割を果たし多少の減圧だけで済み、現地でのパンク修理を回避できるというわけです!
チューブに重さが出る分、パンク修理という大きなリスクを回避できるため通勤・通学など時間にシビアなシチュエーションで自転車を使用している方にオススメ!
というわけで、何気なく交換するチューブにも様々なバリエーションがあるんですよー。皆さまも次のチューブ選びの候補にBontragerの変り種チューブいかがですか?