- 2024.11.20
- 愛車を守るならこれ!オーストリッチ 自転車カバー402
Bontrager(ボントレガー)から、最新のテクノロジーにより緊急時の安全性をより高めたヘルメット「Specter(スペクター)」と「XXX(トリプルエックス)」が登場しました!
脳震とうのリスクを極限まで抑えるという「WaveCel(ウェーブセル)」機構。その秘密はなんなのか?紐解いていきましょう!
ボントレガーヘルメットの内側に備わった多孔性構造のことを指します。
この革命的な素材は、一般的なサイクリングでの転倒から生じる脳震とうを、通常のヘルメットより最大で48倍も効果的に抑えることが証明されています。
WaveCelは段階的な層になっており、衝撃を受けると1層1層が独立して動きます。
セル構造の壁が潰れるまで変形した後に滑り、頭部に直線的および斜めからかかるエネルギーを積極的に吸収、頭から遠ざける方向へ受け流します。
変形し、潰れ、滑る。この3段階の構造変化こそ、衝突エネルギーの分散に非常に効果的なのです。WaveCelは一般的なサイクリングでの転倒において、脳震とうの発生を99%抑えます。*
*結果は「斜め方向の衝突における革新的自転車用ヘルメットのテスト概念の評価」に詳しく記載あり。標準的なEPSフォームのヘルメットと、WaveCelを取り付けた同一のヘルメットを、秒速6.2m、斜め45度で生じるAIS スコア2の怪我(頭部傷害基準)で比較したテストに基づくもの。
WaveCel動画(TREKのYoutubeへアップされ次第差し込み予定)
トレックの研究開発チーム、整形外科医のスティーブ・メイディー博士、そして生体力学エンジニアのマイケル・ボトラン博士が4年間提携したことで生まれたテクノロジーです。メイディー博士とボトラン博士は、この25年間で共同研究を行い、骨折治療、胸部および骨盤の外傷、頭部損傷の予防を率先して進歩させてきました。2人はアメリカ国立衛生研究所から助成金を得て、サイクリストの外傷性脳損傷の予防に取り組んでいます。
サイズ:M(54-60cm) 、L(58-63cm)
カラー:Black(グロス)、White(グロス)、Radioactive Yellow/Black(グロス)、Viper Red(グロス)
価格:21,450円(10%税込)
・WaveCel 最先端ヘルメットテクノロジー
・片手だけで簡単に締め付け調整ができるBoa® システム
・素早く確実に固定できるFidlock マグネットバックル
・空気をより多く流し込んで頭を涼しく保つ高通気性デザイン
・ソフトで快適、湿気を逃し、洗濯もできるヘルメットパッド
・ヘルメット後部には被視認性を高める反射素材を採用
・購入後1年以内にヘルメットが破損した場合に無償で交換する「クラッシュリプレイスメントプログラム」対象
サイズ:S/M(51-58㎝) 、M/L(55-61㎝)
カラー:Black(マット)、White(グロス)、Red(グロス)、Radioactive Yellow/Black(マット)、Azure/Black(マット)、Purple Phaze/Black(グロス/数量限定)
価格:34,650円(10%税込)
・WaveCel 最先端ヘルメットテクノロジー
・片手だけで簡単に締め付け調整ができるBoa® システム
・アジア人の丸い頭にフィットする設計の「Asia fit」
・微調整が可能で使いやすい調整式ネックストラップ
・空気抵抗を減らし、より速く走れるようにするエアロ形状
・湿気を排出し、自然な消臭効果を発揮するAgION 抗菌パッド
・汗をシリコン製の溝に流して常にクリアな視界を保つNoSweat パッド
・Viper Red、White、Visibility Yellowには、Trek-Segafredo ステッカーが付属
・購入後1年以内にヘルメットが破損した場合に無償で交換する「クラッシュリプレイスメントプログラム」対象
以上、新型ヘルメットのご紹介でした。ヘルメットの、そしてサイクリングの歴史を変える、WaveCelテクノロジー。早く試してみたいですね!
「Specter WaveCel」はすでにメーカーへ入荷しており、ご注文いただくと、いち早くWaveCelの機能をご体感いただけます!
「XXX WaveCel」は5月にメーカー入荷予定。こちらは入荷次第、店頭にも展示予定です!ご予約も受け付けておりますので、お気軽にご来店ください!
相模大野コンセプトストアにXXX WaveCelを、湘南藤沢店にXXX WaveCelとSpecter WaveCelを入荷しました!
かぶり心地をぜひ体感してみてくださいね!
以下、「よくあるご質問」もまとめてあります。気になる方はぜひ最後までご一読ください。
どのヘルメットも安全基準を満たしているものであれば、被らないよりは安全です。しかし多くのヘルメットは、主に垂直な衝撃に対して頭蓋骨を保護する目的で設計されています。MIPS無しよりはMIPS付きの方が安全ですが、WaveCelはそれらを大幅に上回る圧倒的な衝撃吸収性を提供します。
SmithのKoroydなど、一部のサイクリングヘルメットはハニカム(ハチの巣)形状を使用していますが、これは垂直な衝撃に対して頭蓋骨の骨折を防ぐために採用されています。そのため、これらのシステムは斜めの衝撃に対応するためにMIPSを併用するケースがほとんどです。WaveCelは、垂直と斜めの両方の衝撃に対処し、頭部全体を包み込むように保護することで、圧倒的な保護性能を発揮します。
WaveCelは潰れることで衝撃を吸収するため、一度衝撃を受けたヘルメットは使用することができません。 また衝撃を受けていなくても、通常のヘルメットと同じく、3年を目途に交換することをお勧めします。
一般的なフォームヘルメットに比べ、WaveCel構造の方が柔軟なドーム構造であるため、多くの方がフィットが向上したと感じる傾向にあります。製品テストでも、一貫してフィットについて高い評価を得ています。
WaveCelの穴を通じても排気ができるため、ヘルメット全体を通して気流を導き、一般的なヘルメットよりも優れたベンチレーションを可能にします。 またWaveCelヘルメットは発泡スチロール部分が薄く断熱効果が軽減されるため、効果的にヘルメット内部の熱を外部に放出します。
確かにWaveCelは従来のヘルメットより50gほど重量が増加します。ですが、重量を減らすことで万が一の時にたった一つの脳を守れないのでは、ヘルメットを被る意味がありません。ヘルメットにおいて安全性の向上は何よりも優先されるべきです。
ヘルメットが本来の機能を果たすのは、何千キロ、何万キロというサイクリング中でたった一瞬かもしれません。しかしまさにその一瞬のためにヘルメットが存在しているということを思い出すべきです。
現時点で、WaveCelはBontragerヘルメットにだけ採用されます。私達は開発の初期段階でWaveCelプロジェクトとあらゆる段階で彼らと協力しました。世界で最初にBontragerヘルメットにWaveCelが搭載され、その後、スノースポーツ、ホッケー、フットボールなどのスポーツ用ヘルメットにも順次採用されます。今後他のサイクリングヘルメットにWaveCelヘルメットが搭載されているかは定かではありません。
WaveCelは、最初から部分的にセルの密度が高くなっていますが、これは設計によるものですのでご心配は不要です。ただし強い衝撃を与えてしまった場合はただちに使用を中止してください。
開発中の実験の結果、そういったリスクが非常に低いことを確認しています。また、WaveCelと頭部が接する部分にはコーティングの層を設けることで、プラスチック部分が直接触れることを防いでいます。
WaveCelはあらゆる条件でテストを行い、気温の変化や水濡れに影響されないことを確認しています。
WaveCelのすべてのヘルメットは紫外線テストもパスしています。