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塗装方法を工夫してみた

下の画像のような、カーボンの網の目の上からクリア塗装をしてあるデザインに深い傷が入ってしまうと、さすがにそれをペイントで再現するのは不可能です。

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で、今回のご依頼は下の2枚の画像のとおり、「カーボン柄」のフロントフォークとバックフォークに傷があり、これを修復できないか?というもの。

 

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よく見てみると、カーボン柄なだけではなく、カーボン柄→ブラックへのグラデーションがかかっていました。

 

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さらにはロゴのすぐ近くに傷があるので、本来ならば大きく塗装部分を削ってからペイントするのですが、そうすると肝心のロゴも消えちゃうからできないし、困りものでした。

で、所有者さまと協議の結果、多少の修復跡が残っても構わないのでお願いしたい(ただしロゴは消さずに)、ということで、できる限りの工夫をして仕上げてみました。で、出来上がりが下のふたつ。

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どうでしょう?自分では結構うまく仕上げたかな?と自負しているのですが・・・・

深い傷にはできるだけカーボン柄を消してしまわないようにパテを塗り均一化し、最低限のブラックで傷をかくし、そして最後にエナメルクリアを吹きました。

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所有者さまは、もとのカラーを知っているからしょうがないけど、はじめてこのフレームを見たかたは、
これが傷を修正したものだとは気づかないレベルのはず。

 

引き渡しはまもなくです。ご満足いただけることを願うばかりです。

 

7月も部分塗装 / カーボン補強 / カーボン検査がとても多い毎日でしたがなんとか納期をまもってみなさまに
ちばサイクルの「満足」のひとつを提供できたかな・・

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