2019モデルがお披露目される「TREK WORLD」で、待望のEバイク第2弾の発売が発表されました!この記事では新モデル「デュアルスポーツプラス」の特徴「仕様(バッテリー・タイヤ・ライト・サスペンション)や価格・試乗レビュー・Verve+との違い・発売時期」をお伝えいたします!
・ベースとなる「デュアルスポーツ」とは?
・デュアルスポーツ+の特徴
1.スポーティな外観
2.国内Eバイク中最大クラスのバッテリー
3.強力なアシストユニットとワイドレシオなギアセット
4.搭載された新型のアクセサリー
・試乗レビュー
1. スタッフによる試乗レビュー
2.「Verve+との違い」
・展示兼試乗車 入荷しました!(2019/3/22更新)
デュアルスポーツはクロスバイクの一つです。「フロントサスペンションを搭載」「オフロード走行に対応」「幅広いギア選択が可能」といった特徴を持ち、舗装路向けクロスバイク「FX」とは一味違うタイプの自転車です。電動ユニットを搭載しない通常モデルも販売されています。
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認知度の高い「FX」シリーズをEバイク化しなかったのは、2018モデルより好評の「Verve+(バーブプラス)」がその役割を担っていること、そしてこのデュアルスポーツがEバイクと相性が良い車種であることと予想しています。
Dual Sport+は先行発売されている「Verve+」の上位モデルとして位置づけられています。様々な部分において、上位モデルらしい特徴を備えていましたので、ご紹介していきます。
Dual Sport+の外観は最大の特徴の一つです。バッテリーがフレーム内に納められたことで、非常にスマートな印象に仕上がっています。
バッテリーをフレームに内装することが可能
この仕様は非常な精巧なデザインによって成り立っていると感じました。トレックのロードバイク・マウンテンバイク上位モデルにひけをとらないフレームデザインで、変速ワイヤーと電動アシスト制御用のケーブルをフレーム内に格納しています。
ダウンチューブ=バッテリーという構造になっている
外観の特徴でもお伝えしたように、ダウンチューブ内にバッテリーを備えています。これまでの販売されたEバイクはトレックの車体も含め、フレームにアタッチメントするタイプなのでサイズに制約がありました。
Dual Sport+のバッテリーはダウンチューブの大部分をバッテリー化することに成功したため、500Whという非常に大容量バッテリーを搭載します。開発元のBOSCH担当者のかたによると、これは日本国内最大クラスとのことで、より航続距離が長くなっています。
バッテリー容量 | 500Wh |
航続距離(エコモード時) | 160km |
バッテリー容量 | 300Wh |
航続距離(エコモード時) | 100km |
さらに、バッテリーは大容量化したにも関わらず、バッテリー重量はVerve+に搭載するものと変わらないという仕様です。実質、大幅の軽量化に成功したということです。
Verve+と同様にバッテリーを外さずに充電する事も可能
Dual Sport+には、電動アシストユニットはBOSCH製「Active Line Plus」が搭載されています。これは、Verve+と同じユニットです。上位モデルなのに電動アシストユニットが変わらないのか…と思ったのですが、Verve+をはじめ、日本国内で流通するEバイクは道路交通法の関係上、出力上限が決まっているためこのユニットが最もコストパフォーマンスが高いとのことでした。(BOSCH担当者談)
また、Dual Sport+はこぎ味の軽いローギアから、高速走行可能なハイギアをカバーするワイドレシオギアセットを装着しています。Verve+に比べて、様々な場所へ足を運ぶことを想定していると思われます。
また、BOSCH製ユニットの特性上、ケイデンス(ペダルの回転数)を高めにしたほうが、アシストユニットを有効に使用できるという評価をしているそうです。(BOSCH担当者談)
Dual Sport+に装着されているライトシステムは、Verve+とは異なる新モデルが装着されていました。
ハンドルバーとほぼ同じ高さのハイマウントポジションになり、より視認性がUPしました!最大光量は、現時点※では、公表されていないのですが、Verve+より明るい仕様となっているようです。
また光軸の調整は六角レンチ(アーレンキー)1本で調整可能となっています。
※2018/08/07現在時点の情報です
リアライトはサドルに組み込まれた近未来的なデザインに変更しました。点灯モードのみとなっています。フロントライト同様に、ハイマウントなポジションになったことで被視認性の向上を図っています。
展示会場に試乗車が用意されていたので、早速試してみることにしました!外観から気に入った店長・東(あずま)は笑いがこぼれてしまっています!それでは、早速レビューで感じたことをお伝えします!
乗り始めてすぐに「これいいな」という感触。スポーツ自転車の良さとして感じていただくことが多い「ペダルをこぐとバイクがすぐに反応して加速をはじめる」という感覚が通常のクロスバイクよりも強く感じられました!Eバイクは初速にアシストがかかる分、この気持ちよさが薄まる…と評価されがちなのですが、その評価をくつがえすような自然な反応性がGood!でした。
Dual Sport+に乗っているとパワフルな走りを体感するため、様々なシチュエーションで試してみたくなりました。例えば、メインルートを気持ちよく走った後、途中で今までいったことのないルートへ「寄り道」してみたい…なんてときも、オフロード走行まで対応できる車体設計がその気持ちを後押ししてくれます。
体力的な面も電動アシストユニットがカバーしてくれるので、計画に縛られすぎない自由気ままなサイクリングが楽しめるかも!と思わせてくれます。
また、乗車中に見える車体のルックスがすごくカッコイイんです!普通のクロスバイクにくらべてがっちりとした印象があって、シルバーのロゴが日光に当たると文字通り「きらめき」ます。
さらに、自転車のライトは基本的に個別のスイッチを押す必要がありますが、この車体はコンピュータと一体化した「ライトボタン」を押せば前後のライトを制御可能!インテリジェンスなシステムが上位モデルを所有している!という心をくすぐられるなーと感じます。
昨年から登場しているVerve+(バーブプラス)とDual Sport+ではどのような違いがあるのか、これについても比較してみました。
Verve+をはじめて乗車したとき「電動ママチャリ」とは全然違う!と感じたのですが、Dual Sport+との比較でまた新しいことが分かりました。
Verve+は乗り心地として非常に高い安定感があり、すごくカジュアルに扱うことができるEバイクです。
一方で、Dual Sport+はスポーツ重視の乗り心地だと感じました。もう少し詳しく伝えるとすると「感覚に敏感な乗り心地」という感じです。
先のレビューにも通じますが、加速したい瞬間に即座に反応しますし、アシストが切れる24km/h以上になるとベース車体としての設計の違いからか、スポーツ自転車としての性能に差を感じます。TREKが「Verve+の上位モデル」としてDual Sport+を位置したことに納得できました。
上り坂にさしかかったとき、低速域(~10km/h)ではそこまででもないのですが、中速域以上では車体設計としての運動性能に差を感じました。この点においてもよりスポーツ性を高くもっている車体=Dual Sport+という印象でした。
ここまでご紹介してきたDual Sport+を購入候補に…というかたが気になる「価格」「販売開始時期」について、2018年8月時点で判明している情報をご紹介いたします。
380,160円(8%税込)
2019年3月ごろ入荷予定
※初回ロットにつき、予約受付のタイミング次第で入荷がずれ込むことが予想されます。
現在、ちばサイクル各店舗で先行予約を受付中です!ご希望のかたは、店頭スタッフまでご相談ください!
今後も最新情報が入り次第、どんどん本ページを更新いたしますので、ブックマークをお願いします!(店長・東)
湘南藤沢店にて、Mサイズの試乗が可能になりました!
(Mサイズ適合身長:164~177cm)
ぜひその性能をお試しくださいね!
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カラー | Trek Black |
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サイズ | S, M, L, XL |
フレーム | Alpha Gold Aluminum, Custom designed for Bosch Active Line system and PowerTube battery,rack & fender mounts, internal cable routing |
フォーク | SR Suntour NRX 63mm |
ホイール | Bontrager Affinity, Tubeless Ready, 32h |
タイヤ | Bontrager LT2 Comp, Hardcase Light, 700x38c |
シフター | Shimano Deore M6000 |
フロントディレーラー | N/A |
リアディレーラー | Shimano Deore M6000 |
クランク | Miranda Delta, for Bosch Active Line, 38T |
カセット | Shimano HG50. 11-42T, 10speed |
ブレーキ | Shimano MT200 Hydraulic disc, 160mm rotor |
重量 | - |
備考 |