☆新型デュラエース(12速)(R9200/R9250/R9270シリーズの情報をお探しのかたへ
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シマノ 105 / ULTEGRA(アルテグラ)からの組替を検討される方、増えてます!
秋ごろに発表があったSHIMANO Dura-Aceの新モデル(R9100/R9150系)について、今年に入ってからもお問い合わせの声をいただきます。ロードバイク乗りの「夢」とも言えるデュラエースを手持ちのフレームに入れてみたい!と考える方が多いようです。
そこで気になるのは「組替にかかる費用」…最上位グレードだけに価格もそれなりにするというのはわかるけど、実際どれくらいになるのか!
今回は、新型デュラエース(機械式/Di2)の特徴をおさらい&組替のご予算の参考になる例をご紹介したいと思います。
■目次
特徴紹介:6800アルテグラから組替すると…223グラムの軽量化
注目ポイント:クランクアームはパワー伝達力をUP
コンポーネントの中でも、一番目立つ「クランク」は、アームの幅が広くなりました。これはパワー伝達能力を高める工夫という事です。また、外観もオールブラックに変わり2010年ごろから流行しているマットブラックカラーのフレームとの相性も良さそうです。
そのほかの変更点は以下の通りです。
■リアディレイラー…「シャドーRD」採用で、静かでスムーズな変速を実現。
■フロントディレイラー…レバーフィーリングを更に向上。少ない入力で変速操作可能。
■スプロケット…チタン/CFRPなど軽量化パーツをふんだんに使用。
■ブレーキ…ワイドタイヤに対応。制動力もブースター搭載で大幅UP。ディスクブレーキモデルも登場。
変速時のレバー操作が旧デュラ(9000)に比べても良くなっている点はもっとも印象強く、体感できました。アルテグラからのアップグレードなら、より大きな差を感じると思います。ブレーキも制動力が上がっていますので、峠からの下り坂で不安を感じる方は、安心できるアイテムとなるでしょう。
Dura-Aceへのアップグレード(組替)費用は約「25万円」
組替は「コンポーネント総額」+「工賃」で算出
さて、デュラエースへ組替しようとする皆さまが気になる費用のお話です。組替の総額を例をもとに算出したところ約25万円となりました。その内訳をみてみましょう!
■コンポーネント価格(小売希望価格を税込で算出)
★赤字のパーツは2018年5月or7月に価格改定がありました★
STIレバー(ST-R9100) | 56,326円 |
ブレーキ(BR-R9100) | 40,717円 |
クランク(FC-R9100) | 63,481円 |
スプロケット(CS-R9100) | 27,280円 |
フロントディレイラー(FD-R9100) | 12,730円 |
リアディレイラー(RD-R9100) | 24,464円 |
チェーン(CN-HG901-11) ※コネクティングピン仕様 |
5,372円 |
総額 | 230,370円 |
パーツ代はフレームやギアの仕様などで前後しますがおおよそ23万円となりました。くわえて、ワイヤー/ケーブル類やバーテープなど、コンポーネント組替に必要なパーツ&当店のようなプロショップへ依頼する場合は「工賃」が必要となります。
■その他の金額(工賃は当店規定のもの)
組替工賃 | 16,200円 |
ワイヤー処理 |
15,120円 |
バーテープ(参考価格) | 2,500円 |
総額 | 33,820円 |
ワイヤー処理についてはいくつかメニューを用意していますが、今回の算出にあたって、シマノの推奨する「ポリマーコーティングワイヤー」を使用&当店オリジナルのチューンを施したもので計算しています。
ポリマーコーティングワイヤーのイメージ画像
非常に抵抗が少なく、デュラエース組み付けの際にはおすすめのメニューです。
というわけで、「コンポーネント総額」+「工賃類」を合計してみましょう。
■組替総額
コンポーネント総額 | 230,370円 |
工賃類 | 33,820円 |
組替総額 | 261,490円 |
決して安いとは言えない金額ですが、プロ選手も愛用するトップグレードへの組替金額です。「憧れの気持ち」も購入を後押ししてくれるでしょう(笑)
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新型デュラエース Di2(R9150)の価格表も大公開!機械式との価格差は?
デュラエースの変速システムを電動化した「SHIMANO Di2」仕様のR9150系のパーツ情報も掲載しました。
■コンポーネント価格(小売希望価格を税込で算出)
★赤字のパーツは2018年5月or7月に価格改定がありました★
STIレバー(ST-R9150) | 71,160円 |
ブレーキ(BR-R9100) | 40,717円 |
クランク(FC-R9100) | 63,481円 |
スプロケット(CS-R9100) | 27,280円 |
フロントディレイラー(FD-R9150) | 43,591円 |
リアディレイラー(RD-R9150) | 70,454円 |
チェーン(CN-HG901-11) ※コネクティングピン仕様 |
5,372円 |
バッテリー(BT-DN110) | 16,387円 |
バッテリー充電器(SM-BCR2) | 11,208円 |
エレクトリックワイヤー (標準的な6本仕様の場合) |
15,480円 |
ジャンクションA(SM-EW90-A) | 11,455円 |
ジャンクションB(SM-JC41) | 3,195円 |
総額 | 379,780円 |
Di2 / 機械式の価格差は「15万円」
Di2に必要なコンポーネントと、機械式コンポーネント一式の価格差は15万円と出ました。Di2ならではの「サテライトスイッチ」「ワイヤレスユニット(ギア情報などをサイコンに表示できるユニット)」等を追加するともう少し価格差は開きます。
機械式に比べ、より精密で素早い変速操作にストレスの無い操作感など、Di2ならではの魅力があるのも確かです。どちらを選ぶか悩んでしまいますね(笑)
コンポーネント組替のご依頼はちばサイクルへ!車体に合わせたお見積り承ります
先日、2014年モデルのMadone4.3をデュラエースへ組み替えたときの写真です。TREKのボリュームのあるBB周りにがっしりとしたクランクは似合いますよ~!
以前モデルのデュラエースをお使いの方はもちろん、105やアルテグラからのステップアップを特におすすめいたします!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!(店長:東)