変速不良の原因「ディレーラーハンガー曲がり」を防ぐパーツ
今回ご紹介するパーツは「変速機」に関連するパーツです。まずは、ディレーラーハンガーと変速機に関連する予備知識をご紹介します。
■ディレーラーハンガーとは?
青丸で囲った部分が「ディレーラーハンガー」
リアの変速機を取り付ける土台となるパーツで、「ある機能」を備えています。リア変速機は転倒などの衝撃を受けやすく、仮にフレームと変速機を直接取り付けていると、最悪の場合フレームが破損します。
そこで、ディレーラーハンガーというパーツをフレーム/変速機のあいだに取り付けることで万が一強い衝撃が加わってもハンガーが曲がるだけでパーツ/フレームにダメージが入りづらくなる…という考えかたとなっています。
参考リンク:変速の入りが悪い時は要注意!「ディレイラーハンガー」とは
しかし、ディレーラーハンガーの曲がりは変速不良の原因となり、別の不具合を引き起こす要因にもなります。
フレームにもダメージを与えず、ディレーラーハンガーを保護する「ディレーラーガード」
今回ご紹介するパーツは、「フレーム/変速機」はもちろん、「ディレーラーハンガー」にもダメージを与えないような保護パーツです。
取付け方法
本パーツの取り付けは簡単です。後輪の軸を固定している「クイックレバー」の固定ネジとタケノコバネを外して、かわりに装着するだけです。
衝撃が加わった時のイメージ
右側へ自転車を転倒させるような衝撃が加わったときをイメージしてみましょう。
通常時:ディレーラー→ディレーラーハンガーへ衝撃が伝わり、ハンガーが曲がる。
ガード装着時:ディレーラーガードが地面にぶつかり、ガードにダメージはあるが、変速機/フレームは保護される
ということで、万がいちの際でも自転車が走行不能となるようなダメージを軽減する効果が見込めるパーツです。
こんなかたへおすすめです
本パーツは、ほとんどのロードバイク/クロスバイク/マウンテンバイクに装着可能です。※1
中でも、次のような自転車の利用をされているかたへおすすめです。
※1:スルーアクスル方式などいくつか取り付けできない車体もあります。
■通勤でご利用の方
通勤に利用する場合、車体から離れている時間がながく、そのあいだに自転車を倒されてしまってるかもしれません。自分の知らないあいだに変速がおかしくなってしまった…という思い当たりがあるかたは効果があると思います。
■キャリアを使っているかた
リアキャリアを利用して荷物をはこんでいる場合、倒れたときの変速機やハンガーへの負担も大きなものとなります。ディレーラーガードがあれば、そんな時もハンガーが曲がらずに済みます。
※キャリアとガードが干渉するケースもあるので、取り付け前に確認が必要です。
他にも、ディレーラーハンガーの曲がりによってサイクリング中に苦い思い出のあるかたは、お守り(35グラムと軽量ですよ(笑))として装着しててもいいと思います!
店頭に少し在庫品を持ちましたので、気になったかたはお買い求めください。(店長・東)
製品情報
Grunge R2ディレーラーガード
カラー | ブラック |
対応フレーム | クイックレバー式フレーム & 非ダイレクトマウントディレーラー装着車 |
価格 | 1,944円(税込) |