初心者向けロード「Emonda ALR5」の性能・特徴をレビュー!
こんにちは。藤沢店の店長・東です!これからロードバイクを購入しようとする方から注目を集めるEmonda ALR5(エモンダALR5)。実際に乗った時の印象をお伝えすべく、約70kmのサイクリングで感じた事をまとめています。また、自転車の楽しさの一つ「季節感を味わう」という雰囲気を、今回は写真で皆さまにお届けいたします!
Emonda ALR5のカタログ情報
■コンセプトは「無駄なものを削ぎ落す」
■超軽量級のアルミフレームを採用。完成車重量:8.5kg
■シマノ105グレードのブレーキ/変速システムを搭載。
カタログスペックでは非の打ち所がない一台ですが、果たして実力やいかに!?
軽量なアルミフレームから感じる「スムーズな加速」が印象的
9時前に自宅を出発して、境川サイクリングロードへ合流しました。そのとき、始動時に「スーッ」と加速していく感触がスムーズで、ロードバイクに乗ってる!という満足感を高めてくれることに気づきました。ロードバイクの良さは「軽快さ」「一体感」という点だと思うんですが、このバイクはその両方で高い評価を付けてよいバイクだと思います。
銀杏で秋を感じる
瀬谷のあたりまで来ると、大きな銀杏の木が真っ黄色な葉をこんもりとつけていました。あまりに迫力があったので、サッと自転車を降りて、写真撮影!こうした「寄り道」は、ロードバイクをはじめとしたスポーツサイクルの魅力の一つです。青空と銀杏の黄色のコントラストが鮮やかな一枚になりました!
Emonda ALRの乗り心地が良いと感じた理由とは?
写真を撮っていると、Emonda ALRがアルミフレームである事を忘れてしまうときがあります。それはフレームをつなぐ「溶接処理」に秘密があります。
TREK(トレック)が、新たに開発した溶接の仕上げ処理(インビジブル・ウェルド)は、美しいフォルムを生み出すだけではなく、溶接部分の強度を最適化(=乗り心地の良さを実現)する事に成功しています。実用性とデザインが兼ね備えられているこの技術は、知っているとちょっと自慢したくなってしまいます。
登り坂がつらくない!カーボンフレーム並みの軽量さが◎
境川を抜けて横浜市に入ると、とたんに写真のような坂を繰り返す道にでてきました。このようなシチュエーションはEmondaの得意とするところ。完成車重量8.5kgの軽量な車体が、登り坂を駆け上がっていきます。
このポイントでは、ロードバイクに乗りなれている私ならではの印象も付け加えておきます。それは「ホイールの重量」です。普段乗るロードバイクには500グラム以上軽いホイールを使用していることもあって、乗車中は「手持ちのホイールに交換したら、もっと軽快に登るだろうなあ~」と考えていました(笑)
そのままでも楽しめて、のちのちのカスタムを考えてしまう基本性能の高さは、やはり高品質なフレーム&パーツに支えられているからこその「ぜいたくな悩み」かもしれません。
出発から1時間20分で「横浜市・都筑区」へ到着
9時に家を出て、約40kmの距離を1時間20分で走り終えました。その間、電車・自動車からみるものとは異なる「秋の深まり」を肌身で体感できるコースとなりました。この日のゴールは「都築中央公園」でした。谷戸に囲まれた大きな公園は、静かな水面と紅葉を楽しめる穏やかな場所です。
実は、この近くに住んでいたこともあってなつかしさもあって、ゴール地点に選びました。帰り道には、近くの駅にある専門店で「甘納豆」を調達(笑) 休日の午前中を使って、存分にサイクリングを楽しめました!
お店に帰宅後、甘納豆をGETできて満面の笑顔の私です(笑)
まとめ:初心者でも扱いやすいバランスのとれた性能を持つアルミロードバイク
Emonda ALR5は3色のカラーリングから選べます。
この日のサイクリングで、Emonda ALR5が評判に違わぬ「高いパフォーマンスのロードバイク」である事を実感できました!
また、今回のような「レース」でもない「ツーリング」でもない、生活の一部として利用するスタイルにも合う「程よい手軽さ」が非常に良いポイントだと思っています。
いつもとはちょっと違う一日を過ごす…。そんな乗り物としてロードバイクをお考えの方には最適な一台です。メンテナンス次第では長い期間、あなたの相棒となることでしょう!
Emonda ALR5が良かった点
〇 軽快さや、一体感を感じられる「ロードバイク」らしい乗り心地
〇 登り坂でも軽快に走ることができ、重量の軽さを感じられた
〇 カジュアルなスタイルで、サイクリングを楽しめた
改善できる点
□ 持ち味の軽快さを更に高めることで、峠道やロングツーリングにも対応できる
→前後輪のホイール交換などが有効!
カーボンフレームとの違いは?
TREKにはEmonda ALR5と同じ価格(189,000円)のEmonda S4がありますね。Emonda S4はカーボン製フレーム製です。カーボンとアルミフレームバイクが同じ値段だと悩んでしまいますが、2つのバイクには以下のような特徴があります。
■Emonda ALR = 軽快さ重視のスポーツタイプ
■Emonda S = 快適さ重視のスポーツセダンタイプ
Emonda ALRの乗り心地は、踏み出したときの加速感や登り坂でグイグイ進んでいく「スポーツカー」的な要素が魅力的です。一方で、Emonda Sシリーズのカーボンフレームは、ALRに比べ、長時間乗っていても快適です。半面、キビキビとした車体感覚ではなくマイルドな乗り心地です。
どちらが好みと感じられるかは、走行スタイルや年代層によっても反応が変わってきます。
★Emonda ALRに試乗してみませんか?
ここまで記事を読んでいただいた方へ、ちばサイクルからのご提案です。「コンセプトストア(相模大野)」「湘南藤沢店」では、Emonda ALRシリーズへ試乗することが可能です。今回、私が感じたポイントをお客様ご自身で体感していただくことができます。
20分ほどの体験試乗は予約不要で受け付けております。詳しくは、試乗プログラムのページをご覧ください。