最新のEmonda SLR(エモンダSLR)のフレームセット到着!納車までをレポート!
TREKのオーダーシステム「プロジェクトワン」をお考えのかた必見!
トレックが2018モデルのエモンダSLRを発表した直後に、フレームセットをご注文いただいた分が店頭に先日入荷してきました!今回は変更点のおさらいなどをしつつ、オーダー~納車までの様子をお伝えしたいと思います!
■目次
・2018エモンダSLRのフレームセット重量公開&変更点チェック
店頭でのオーダー
皆さま、熟考されたうえで最終決断を店頭でおこないます。実際オーダーはどのようなことを行うのか。順を追ってご説明したいと思います。
■オーダーシミュレーション
販売店専用サイトの「プロジェクトワン」シミュレーター
オーダーにあたって、仕様を確定させなければなりません。一番の大仕事です。一般的に以下のようなことを決めていきます。
■オーダー指定の一例(完成車ベース)
・ベースモデル(車種)
・カラーリング(ペイントパターン)
・ネーム入れ/アーティストサイン有無の選択
・フィット(H1 or H2)
・コンポーネント(変速/ブレーキシステム)
・ホイールセット
・ハンドルバー/ステム
・サドル
・バーテープ/ワイヤーカラー
・ボトルケージ/センサーなどのアクセサリー
これらをチョイスしていきます。「全部自分で決めるのはむずかしい」と思うかたには、私たちからトータルコーディネートのアドバイスをさせていただいております!
■サイズ確認
オーダーする車体には、フレームサイズのほかにも「サドル」「ハンドルバー」「ステム」などのサイズを決定する必要があります。
現在ご乗車いただいている車体に合わせたい場合、新規にサイズ合わせをしたいなどケースに応じてご対応させていただいております。
参考リンク:納得のサイズフィッティング(当店Webサイト)
製品の到着は仕様によって、多少のブレがありますが大体1か月~1か月半で店頭にやってきます。到着までは皆さまドキドキしていますね!
いよいよ入荷!そして組立作業
開梱の瞬間はスタッフもドキドキ!
プロジェクトワンの到着はすぐにわかります。通常モデルの完成車と違って、梱包されている段ボールが違うんです。今回のエモンダSLRフレームセットの到着もすぐに分かりました。
開梱直後は、上の写真のように丁寧にラッピングされています。これまた丁寧にラッピングを外して傷や製品仕様のチェックを行います。
最新モデルのフレームセットの実測重量&変更点チェック!
車体重量は「ベース重量」+「塗装重量」
ひと通り検品が終わったところで、いよいよ重量の計測にうつります!写真がなくてスミマセン!いきなり結果発表です!
■フレームセット重量
Emonda SLR:52cm/H1 (TREK Segafredoレプリカペイント) |
720グラム |
トレック公式の「640グラム」については「U5 Vaperコート」というアップチャージで利用可能な最軽量塗装(なんと5グラム!!)を利用した場合とのことです。
なので、ベース重量+通常ペイントだと多少上乗せ※1されるわけです。
※1:通常トレックの塗装は80グラム~100グラム程度とのこと(過去トレック社員さんから聞いた話)
変更点は「見た目」にもあらわれてます
新型フレームには、内部的な変更の他、フレーム形状にも変化を加えているということなのでチェックしておきましょう!
■シートチューブ
白いフレームなので輪郭が見えづらいと思いますが、シートチューブの断面がすこし角ばって(扁平状)います。この変更は「衝撃吸収性の向上」に役立っているそうです。
■トップチューブ
トップチューブには「くぼみ」が設けられました。これは、あとにも掲載する「ケーブルルート」の最適化のための工夫だそうです。同様の工夫は「Domane SLR」にも見られます。
■ケーブルルーティング
先ほどのリアブレーキの取り回し変更に加えて、シフトケーブルのルートも若干変更になっています。よりすっきりとしたフォルムになっていると感じます。
さて、こういうチェックを踏まえながら車体を組み上げていきました。
■完成車体
お客さまお手持ちの「デュラエース」「アイオロス」などを組み合わせた一台となりました。というかもうプロが乗るバイクと変わらない構成ですね(笑)
さて、このバイクなぜかローラー台に載っています。その訳は次の項目でご説明いたします。
プロジェクトワン購入者へ「認定フィッター」からのアドバイス
フィッティングアドバイス中の一コマ
納車前に「フィッティングアドバイス」無料で行います
当店では、プロジェクトワンをオーダーいただいた特典としてフィッティングアドバイスを行っています。
オーダー前にフレームやパーツのサイズ計測をしたわけですが、その構成がオーナーさまにとって最適なものかどうかをチェックし、アドバイスを行うというものです。
この作業はトレックの認定フィッティングプログラム「Precision Fit」を担当するスタッフ・沖山が担当させていただいております。個人の「柔軟性」「ライドスタイル」などを簡易測定&インタビューしながら、最適なポジションに関するヒントを見つけます。
このプログラムを受講いただくと、いよいよ納車となります!
まとめ:プロジェクトワンは「夢の一台」
TREKのフラグシップモデルはどれも個性的で「最高の一台」です!
今回、プロジェクトワンのオーダー~納車までのステップをご紹介したのは、たくさんのかたに「最高の一台」を所有してもらいたいと思ったからです。
トレックは3車種のロードバイク・3車種のマウンテンバイク・1車種のTTバイクを「最高のモデル」として用意しています。
その内、皆さまのご要望に叶う1台がきっと見つかると思います。もし選択肢が複数あるようなら、私たちスタッフへご相談ください。一緒に「最高の一台」が見つかるお手伝いをさせていただきます!