空気による抵抗を極限まで低減したエアロヘルメット・バリスタ。
アジア人の幅広な頭蓋骨の形状にフィットする
Asia Fitモデルの登場に一目を置かれた方も多いのでは?
Asia Fitモデルの登場に一目を置かれた方も多いのでは?
「でも、エアロ形状のヘルメットなんて、どこのメーカーも出してるし
大して変わらないんじゃないの?」
「それで、使った感じはどうなの??」
フォルムや性能についてのレビュー記事はネット上で見飽きた方へ
メーカー在庫が安定してくる1月を期に、ちばサイクルでは
“実際に着用して走行したときの体感”を中心にレビューしていきます!
バリスタ歴5ヵ月の東。
主にMADONE9でのサイクリング時に使用している。
S/Mサイズを使用しているスタッフ・東に
スタッフ・中尾がしつこく詳しくインタビューしました。
風の感じ方について
ファビアン・カンチェラーラとバウケ・モレマのサイン入りという
東お気に入りのバリスタ。
Q:エアロ形状ということで、風による抵抗感は軽減しましたか?
A:高速域に入った時に、向かい風に抑えられる感じがないですね。
軽量で通気性の高いヘルメットはこれまでいくつも使ってきたけど
バリスタは「風による抵抗感」が最も少ない。
重量感について
左:バリスタアジアフィット(S/Mサイズ)249g。
ちなみに右:サーキットアジアフィット(同サイズ)は238g。
単純に比較すればサーキットのほうが軽いが…
Q:Bontragerの中では最軽量とはいえない
249グラム(S/Mサイズの場合。メーカー公称258グラム)です。
この点についてどう感じていますか?
A:これだけ通気孔が少ない割に軽量なのは特筆すべき点です。
他のヘルメットと単純に比較できないというのが本音ですね。
通気性について
左:前部の内装とパッドの間にスキマが見られる。
右:内装中心をえぐるように設けられた深い溝。
この部分以外も頭部に当たる面積を減らす工夫がみられる内装。
Q:それでは、汗をかいた時のムレはありますか?
A:それが、ないんですよ。前面に3箇所しか通気孔がないのだけど
内装の淵に工夫がされているんです。
おでこが当たるパッドと内装の間に空間があって
ここから空気が入ってくるんです。
さらに内装中心を貫いている深い溝にその空気が流れて後頭部から抜けていく…
このヘルメット、ホント快適です(真顔)。
装着感について
頭部の締め付けを調整するストラップ位置は耳のすぐ上。
深く被れていることが分かる。
Q:私も被ってみたのですが、これまでの通気性の高いヘルメットと比べると
ずいぶん深く被れますね。
A:被りの浅いヘルメットは軽い反面、安定しないので
ストラップを走行中に締め直したり、強く締める傾向がありました。
しかしバリスタは内装の彫りが深くボディそのものが頭にフィットする。
ストラップの調整は補助的なものと言っていいほど。安定性が高く作られています。
左:バリスタ、右:ソルスティス。
おでこ部分のパッドの取り付け方に違いがあります。
Q:それに、おでこ部分の内装が肌に直接ゴツゴツ当たらないですね?
A:空気の通り道を確保するためでもありますが
内装に直接くっついていないパッドがクッションの役割をしてくれるので
肌当たりが優しいですね。
いいことづくしのBallista Asia Fit。
他社エアロヘルメットが2,5~4,5万円という価格設定の中
23,000円(8%税込)で手に入る点も魅力のひとつ。
エアロヘルメットに興味があるけど手を出せなかった方、
そろそろヘルメットの買い替え時期に差し掛かっている方、
バリスタアジアフィットと一緒に来たるシーズンを迎えましょう!
Bontrager Ballista Asia Fit
23,000円(8%税込)
カラー:Team(白)、Black
サイズ:S/M、M/L(2サイズ展開)