前回のブログではクランク長を変更することによってサドル高やポジションの変更が必要になる。というお話をさせてもらいました。では、クランク長を変更すると出力やペダリング効率がどれだけ変わってくるかを実際に検証してみたいと思います。
検証するクランク長
今回の検証に使用するクランク長は165㎜、170㎜、175㎜の3種類としました。短いクランク長から順にデータ解析ソフトSpin Scan(スピンスキャン)を使用して計測をおこないました。
それぞれのデータを比較してみる。
3つのデータを比較してみても黄色い枠で囲んである、出力やペダリング効率に大きな差はありませんでした。5mm~10mmの違いではあまり変化はないのか?ということで急遽さらに短いクランクと長いクランクも試してみました。
155㎜と185㎜でのデータを計測してみました。
ポジションをだすのはかなり大変でしたがフィットバイクで試せる最短と最長クランクでデータ計測をおこないました。
黄色枠で囲んであるペダリング効率、出力共に大きな変化はありませんでした。この結果から、クランク長の違いによる出力やペダリング効率の違いはそこまで大きくでないということが分かりました。
適正なクランク長はポジションや使用用途から選ぶ
クランク長の違いで出力などにさしたる違いがないのであれば、ご自身の乗車フォームやどのようにバイクを使用するか、などの用途から選ぶことをおすすめします。「足回りの柔軟性が低い人は少し短めのクランク長を使用する。」「上半身の柔軟性が低い人はサドルとハンドルのドロップ落差をへらすためにサドルを少し下げて長めのクランクを使用する。」など、乗りやすいポジションから選ぶのもおすすめです。プレシジョンフィットを受けていただくと、この柔軟性をベースにぴったりのクランク長やパーツ構成のご案内をさせていただきますのでポジションやクランク長でお悩みの方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
