■目次
●ロードバイク&クロスバイクには体格に合わせた「サイズ」選びが重要
ロードバイク&クロスバイクを購入しよう!…その前に。
自転車で通勤・通学をしたり、週末にサイクリングを楽しむ!という方の大半は「ママチャリ」ではなく、ロードバイクやクロスバイクのようなスポーツタイプの自転車に乗っていますよね。
興味はあるものの、スポーツ自転車には分からないことがたくさんありませんか?「なんでこんなに高いのか」という疑問は最たるものですね。「選び方のポイントは何だろう??」と迷っておられる方に、本記事では購入に役立つ知識を掲載しています。
ロードバイク&クロスバイクはなぜ高い?
冒頭にも挙げた「スポーツ自転車はなぜ高い?」という疑問について。
ママチャリとスポーツ自転車でこうも価格が違うそのポイントは、「素材とその品質」です。後ほど詳しくご紹介していきますが、例えばロードバイクの車体重量はママチャリの半分しかありません。
これはママチャリより高品質のアルミニウム(金属)やカーボン(炭素繊維)を使うことで、軽くても強度が高いように仕上げているからこそできることなのです。そしてそれには「材料費」「技術コスト」がかかってくるので、「ママチャリに比べスポーツ自転車は車体価格が高くなる」というわけです。
実際にメーカーがロードバイクを製造する様子を紹介するプロモーションムービーを見てみると、精密に作られている様子がよくわかりますね!
「ロードバイク&クロスバイク」と「ママチャリ」は何が違う?
ロードバイクやクロスバイクは「軽い」
ロードバイクやクロスバイクの車体重量は10kg前後。ママチャリは18kg~21kgと言われているので、なんと約半分の重量です!「同じような大きさの自転車なのに重量が半分!」という点は非常に重要なポイントです。
「軽い」と登り坂がラクになる
車体重量が軽い自転車は、登り坂をとても楽に走れます。例えると「とても軽いシューズでジョギングしたときのような快適さ」があります。ママチャリは、重いブーツを履いて走るようなものです。
「軽い」とスピードが出しやすい
ロードバイクやクロスバイクに乗ると「最初のひとこぎですごく進む!」と感じます。これも車体重量が関係しています。信号が青になり、ひとこぎ目からグングン加速していく感覚はやみつきになります!
「ギア」がたくさん選べる
通常、クロスバイクやロードバイクは「前輪」と「後輪」にそれぞれ変速機が付いています。変速機は足にかかる負担を調整するためのもので、上手に使うと足が疲れず遠くまでも行けるようになります。
2017年モデルの人気・流行スタイル
カジュアルに利用するスタイルが増加中
この数年前までは「ロードバイクに乗る人=レースに出る人」というイメージが強かったのですが、近年、カジュアルに利用するスタイルが増加しています。「ジーンズとシャツ」でロードバイクやクロスバイクに乗る方をずいぶん見かけるようになりました。
流行キーワードは「ディスクブレーキ」
今年のロードバイク&クロスバイクには「ディスクブレーキ」が搭載された車体が目立ちます。
これまで一般的な自転車は、ブレーキについている「ゴム」をホイール(車輪)にあてて制動するタイプがほとんどでしたが、近年では、オートバイや自動車に使うような「ディスクローター」という金属板をホイールに取り付け、そこにブレーキパッドをあてて制動するタイプが増えています。
ディスクブレーキは「制動力が高い」「どんな天候でもしっかり効く」という点が一般的なブレーキに比べて優れています。また、見た目もメカニカルな印象になるということで、「ビジュアルの良さ」という点でも人気が高まっています。
ロードバイク&クロスバイクの平均価格帯
ロードバイクやクロスバイクは、見た目では違いがあまりないのにもかかわらず、価格にずいぶん差があります。そこで初心者の方が購入される「平均価格」をご紹介します。
■クロスバイク平均価格「5万円~8万円」
人気モデル:トレック・FX3 7万9000円
クロスバイクは、ロードバイクに比べてママチャリに近い乗車姿勢をとれるので、はじめてスポーツ自転車を購入される方に非常に人気があります。
インターネットで検索すると、3万円~20万円とかなり幅のある価格帯で販売されていますが、最も購入率が高い車体価格帯は「5万円~8万円」です。(当店の販売実績に基づくデータより)
3万円~5万円のクロスバイクは、「見た目はクロスバイク」ですが「フレームや使用されている各種パーツ(ブレーキ&変速機)は一般車(ママチャリ)のパーツと同じ」ということもしばしば…。価格を抑えるための工夫なのですが、ママチャリとは違う「速さ・快適さ」をクロスバイクに求める方には、あまりオススメできません。
■ロードバイク平均価格「15万円~20万円」
人気モデル:トレック・Emonda ALR4 14万9000円
ロードバイクは、クロスバイクと比較しても「速く・遠く」へ行くことができるように高品質パーツが使用されています。そのため、クロスバイクに比べると平均購入価格もUPして「15万円~20万円」です。
クロスバイクと同様にロードバイクも数万円から販売はあるものの、それらはロードバイクの性能指標ともいえる「車体重量」がまったく違います。
初期費用は高くなっても高品質なロードバイクは10年近く使用できるので、思い切って予算を組んだ方が長い目で見たときのコストパフォーマンスも良いです。
次の項目では、ロードバイクやクロスバイクを選ぶポイントについて解説します。
ロードバイク&クロスバイクには体格に合わせた「サイズ」選びが重要
「乗車姿勢」が非常に重要!
ママチャリより速く走れるロードバイクやクロスバイクには、特有の乗車姿勢があります。乗車姿勢が適切でないと、たとえ100万円のバイクに乗っても良さを感じないくらい重要なポイントです。
服を購入するとき「サイズ」選びをしますよね?自分の体に合った「ジャストフィット」するものを選ぶでしょう。実は、ロードバイクやクロスバイクにもその「サイズ」があります。そう、スポーツサイクルも自分の身長や手足の長さに合わせた「ジャストフィット」するものを選ぶことが大切なのです。もう少し詳しく解説します。
ロードバイク&クロスバイクは「フレームサイズ」を選ぶ
ママチャリを購入するとき、男性なら27インチ、女性だと24インチや26インチといったタイヤサイズの自転車を購入することが一般的です。一方でロードバイクやクロスバイクのタイヤサイズは、通常「28インチ(700cという規格)」で統一されています。
「タイヤサイズが同じだと身長の小さい人は乗りづらくないの?」という疑問がわいてきますが、実はロードバイク&クロスバイクには、車体の枠組みとなる「フレーム」にサイズが用意されているのです。
■画像でみるフレームサイズの違い
同グレードのクロスバイクを並べてみました。赤く塗りつぶした部分の大きさをご覧ください。上の車体に比べ、下の車体のほうが面積が小さい(フレームの各部が小さい)ことが分かります。一方で、タイヤ(車輪)の大きさは同じです。
ちなみに下の車体は「女性用」とされているモデルなので、フレームが全体的に小さく作られています。
では、このフレームサイズはどのように選ぶのでしょうか?次でご説明します。
サイズは専門店で計測してもらおう!
フレームサイズの選び方は、身長や股下、乗車したときの上半身の位置など…様々な項目を見ながら総合的に判断する必要があります。これは一人ではなかなかできない作業ですし、計測する人も知識が必要です。そこでお任せいただきたいのが私たちのような「専門店」。みなさまの体格と柔軟性、そして自転車の使用目的などをお伺いしながら、最適なサイズ選びをお手伝いいたします。
そしてせっかく専門店に足を運ばれたのでしたら、ロードバイク&クロスバイクの「試乗」もしてみましょう!
試乗はカタログの10倍もの情報を得られます
最高のロードバイク&クロスバイクを見つけるために、私たちがおすすめするのが「試乗」です。実際に乗ってみると、実にいろいろなことを感じます。良い点のほかに気になる点も見つかりますが、それはカタログやWebサイトからは得られない貴重なものです。
■実際に試乗で「最高の自転車」を見つけられた方の声をお聞きください!
鈴木 翔さま(32歳・男性)
「スポーツサイクル専門店へ一人で入店するのは敷居が高い…」と感じていましたが、事前に来店予約ができてスタッフの方とやりとりできるので安心でした。通勤用のクロスバイクを購入しようと試乗してみた後、前から気になっていたロードバイクも試乗できるというので試してみることに。ロードバイクに乗ったときに「こんな自転車ならどこにでも行けそう!」と感じ、そちらを購入しました。店舗に足を運んで試してなかったら、納得いく自転車選びができなかったかも。
試乗にチャレンジしてみませんか?
事前にご予約いただくと、スムーズなご試乗が可能です
ちばサイクルは、「藤沢市」「相模原市」に店舗がございます。店舗情報をご覧いただき、最寄りの店舗へお越しください。。
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