[TREK展示会情報]TREK WORLD JAPAN 2017で見たトレックの世界観

TREK WORLD JAPAN 2017はTREK創業40年の歴史を大公開!

今週、当店の最も信頼するブランドの一つ、TREK(トレック)の新モデル発表会「TREK WORLD JAPAN」が真夏の京都で開催されました!ちばサイクルスタッフ3人より展示会の模様と最新情報について続々ご紹介したいと思います!
 

 
 
トレック創業の地となった通称「レッドバーン」という倉庫を再現したエリアが入口ゲートになっており、創業40周年を迎えたアニバーサリーイヤーであることを意識させてくれます。(右の写真は本物のレッドバーンの写真です)歴史あるブランドに成長したTREKが次に見せてくれるのは…
 

1.TREKの考える未来のバイク

このバイクは…?と思わず息を飲んでしまったほど先進的なデザインのバイクが飛び込んできました!このバイクはTREKが「未来のバイク」をデザインしたコンセプトモデルです。おおよそ10年後、自転車専用の高速道路が普及した街で通勤する為のFast Commuter(ファストコミューター)というタイプの自転車だそうです。
 

 
ホイールは幾何学的なスポークが目を引きます。現在のような金属スポークではない、調整機構を排除したようなシンプルな設計になっています。
 
 
リアライトは自動車のようにボディと一体化した仕様に。これは技術上可能であれば現在のバイクにも取り込んでもらいたいかも…と思うほどスマートな出来でした!
 
 

 

2.日本にやってきたカンチェラーラメモリアルバイク

ところ変わってProject Oneバイクがずらっと並んだエリアで見かけた目を引くバイクは「Fabian Tour Special Edition(ファビアンツアースペシャルエディション)」先月開催されたツール・ド・フランスで発表されたばかりのカラーですが、実物は写真の3倍カッコイイです!ファビアン・カンチェラーラ選手と別れを惜しむファンも多いと思いますが、このバイクは間違いなくファビアンとの絆を感じる1台となるはずです!
 

3.最高のバイクは「Project One」で製作

こちらのSpeed Concept(スピードコンセプト)はシンプルながらブラック&イエローの配色がレーシングカーをイメージできる一台に。自分だけの思いが詰まったバイクを製作できると思うと、「いずれはプロジェクトワンに…」という気持ちになります。
ちなみに壁面にはProject One製作時に使用する塗料だそうです。色とりどりの塗料から生み出されるバイクは、美しくて重厚感のある仕上がりとなります。
 

4.Madone開発担当者の「Choose Your Weapon」はやっぱりMadone9!

TREKの最高峰モデルの開発に日本人女性がかかわっている事はご存知でしょうか?流体力学解析を主な仕事とする「鈴木未央(すずきみお)」さんはTREKUSA本社の勤務。今回はDomane開発秘話を私たちに伝える為、日本にお越しいただきました。写真を撮りながら「鈴木さんがロードバイク3車種から選ぶバイクは?」と質問すると、ほぼ即答で「Madone9!」というお答えをいただきました(笑) おそらく開発初期からかかわっているマドンは鈴木さんにとって子供のような存在でしょう!
 
 
開発に関わっていなくても、この造形美を見ていると欲しくなってしまいます。シルバーカラーのMadone9は冒頭でお伝えしたファストコミューターとは別のタイプではありますが、共に「未来」を感じる仕上がりとなっていました!
 
様々なバイク達はいかがでしたか?TREK WORLDでは、まだまだお伝えしていない魅力がたくさんあります!次回は自転車ラインナップの中でも特にスタッフが気に入ったモデルをご紹介します!