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Precision Fit(プレシジョンフィット)Bontrager(ボントレガー)XXX Carbonを詳しく見てみた 2

前回の続き

Bontrager(ボントレガー)XXX Carbonサドル計測します。

前回のブログではXXX Carbonサドルの形状や特徴についてお話しました。今回は実際の使い心地はどうか?というところを検証してみたいと思います。

サドルプレッシャーマッピングでおしりにかかる圧力を計測してみた

ちばサイクルコンセプトストア店で稼働しているサドルプレッシャーマッピングとは、サドルにかかる圧力を視覚的に確認して、痛みの原因や要素をとりのぞいたり、新しい形状のサドルを購入する際に、今まで使っていたサドルとの圧力の違いなども確認できるサドル選びにあると便利なツールです。今回はこちらの計測器具を使用して、XXX Carbonサドルにかかる圧力を計測してみたいと思います。

DSC_5262

サドルにかぶせてあるカバーのような物で圧力がPC画面上で視覚的に確認できる仕組みです。

計測をするにあたって

今回はXXX Carbonの他に比較対象サドルとしてBontrager(ボントレガー)Montrose Eliteも同様に計測をしていきます。チェックをする内容はサドル全体にかかる圧力サドルにかかる圧力前後のバランス。これらはサドルにまたがってペダルを漕いでもらうだけで簡単に確認することが可能です。

計測結果

■Montrose Elite

saddle1

 

圧力分布はこのような結果となりました。サドルの形をした黒い部分に青色で圧力が示されています。かかる圧力が大きいほど色も赤色に近づいていきますがぼくの場合はそれほどサドルに圧力がかかっていないため全体的に青色で示されています。画面上に3つの数字が表示されていますがこれは赤枠(サドル全面)青枠(サドル左側)緑枠(サドル右側)でそれぞれ圧力が強くかかっている部分を数値化したものです。この場合、サドル前側に圧力がかかっていて、なおかつ右側よりも左側に圧力がかかっていることがわかります。この数値で少し前のり気味でペダリングのバランスが多少ずれていることにより左側に強く圧力がかかっているかもしれない。というところまで読み取れます。

■XXX Carbon

saddle2 (2)

 

つづいてXXX Carbonの計測結果がこちら。Montrose Eliteに比べると圧力の分布の形はそれほど違いがないことが分かると思います。そしてそれぞれの数値もカーボン製で座面がうすい分かかる圧力の大きさは違いますが、Montrose Eliteとほぼ変わらない結果となりました。つまり、今現在Montroseシリーズをお使いの方はほぼ違和感なく使用できるのではないか。ということが計測結果から読み取ることができます。

バランスはどうか?

saddle3 (2)

最後に前後のバランスの違いはどうかというと、右側がMontrose Eliete、左側がXXX Carbonとなります。画面では分かりづらいですが、どちらも前後にかかる圧力バランスは前側に55%、後ろ側に45%と1%の誤差もありませんでした。このことからもXXX CarbonはMontroseシリーズとほぼ同等の使用感が得られることが分かりました。このようにサドル購入前にサドルプレッシャーマッピングをうけることで、サドルが自分にフィットするかどうかまで計測することが可能です。Precision Fit(プレシジョンフィット)と同時に受けることも可能ですし、サドルプレッシャーマッピングのみを受けることも可能です。どちらも事前予約制なので気になる方はご連絡ください。

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