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実は奥が深い、クリート位置について

このブログを読んでいる方のほとんどはビンディングペダルと専用シューズを使用しているかと思います。しかしクリートの取付位置を調整した事のある方はそこまで多くはないのでしょうか?今回はこのクリート位置に焦点を当てたいと思います。

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そもそもクリート位置に決まりがあるのか?

一般的によく言われるのは「拇指球(ぼしきゅう)」とペダル軸が重なるような位置が好ましいとされています。ただし、これはあくまで指標となる考え方であって、ひざの痛みや足裏に痛みがある方は取付位置を調整する事をおすすめします。

プレシジョンフィットをおこなえば痛みを緩和、解消して、なおかつしっかりとパワーの出せるクリート位置を導き出すことができます。

プレシジョンフィットでのクリート適正位置は?

ペダル軸と重なる位置からほんの少し後ろに位置をずらします。

これは拇指球とペダル軸が重なる部分の足裏に細かい神経群が集中しているからです。ペダルを踏み込むことで神経を圧迫してしまい、長距離ライドになると足裏に痛みやしびれた感覚がでることを防ぐ効果があるうえに踏み込んだ力もしっかりと伝えることができる位置なんです。

本当に踏み込んだ力がしっかりと伝わる位置なのか?(試してみよう)

拇指球の位置は写真のように足裏の親指の下にある少し膨らんだ部分と足の親指の付け根あたりのでっぱっている部分のライン上にあります。(黄色い枠でかこんだ部分)

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この部分を階段など段差の「へり」にあわせるようにして段差を登るのと、少し後ろ側をあわせて登るのと、どちらがしっかり力が入りますか?実際に試してみて下さい。

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(「へり」に拇指球をあわせた状態)

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(拇指球よりやや後ろ側をあわせた状態)

個人差はあると思いますが、大半の方が後ろ側をあわせた方が力がしっかりと入りましたよね。

この「へり」部分がペダル軸だと考えれば、クリート位置も同じことが言えるのです。もちろんこのクリート位置は前後調整以外にもポイントとなる箇所がいくつもありますが、それ以外のポイントは次回以降に説明しますのでお楽しみに。

ここまで読んでプレシジョンフィットに興味が出た方、プレシジョンフィットについての詳しい内容は下記URLからもご覧いただけます。

https://chibacycle.com/special/index.php?p=1030